ガジェットリズム用ループ録音・再生機能付き
コモドール64で作った8bit音アコーディオン「The Commodordion」。蛇腹はフロッピーディスク
スウェーデンの技術者Linus Åkesson氏が、2台のレトロコンピューター「コモドール64」と、90年代初頭まで広く使用された5.25インチフロッピーディスクを使い、なぜかアコーディオンを製作した。
「The Commodordion」は右手側のコモドール64をメロディ演奏用とし、左手側のコモドール64にはカスタム基板を内蔵して、リズムおよびベースラインのループを切り替えコントロールする機能を備えている。このループ音はスイッチを使って事前に録音できるようになっている。
一方、メロディ用の音はコモドール64のSID音源が出力する8bitサウンドだ。これはファミコンや当時の8bitマシンに搭載されていた電子音として、リズムおよびベース音と友に外部端子から出力するが、それではアコーディオンの意味がない。The Commodordionは、エラーで使えなくなった5.25インチフロッピーをつなぎ合わせたベローズ(蛇腹)を動かした際に発生する空気の流れをマイクで拾い、その強弱によって音声出力に変化を付けるようになっている。つまり、出力は電子音だが、音のコントロールは本物のアコーディオンと同様になっているということだ。
ちなみに、The Commodordionを使うときは、コモドール64のOSに登録したキーボードショートカットから、カセットテープのプログラムをロードするコマンドを使ってソフトウェアを読み込み、動作させる。ただ実際の処理は、データレコーダーをエミュレートしたカスタム基板からプログラムをローディングしている。
Åkesson氏はミュージシャンとしての腕前もあり、動画ではこの扱いにくそうなアコーディオンでスコット・ジョプリン作曲のラグタイム曲「メープル・リーフ・ラグ」を見事に演奏している。
Source: linusakesson.net
via: IEEE Spectrum
「The Commodordion」は右手側のコモドール64をメロディ演奏用とし、左手側のコモドール64にはカスタム基板を内蔵して、リズムおよびベースラインのループを切り替えコントロールする機能を備えている。このループ音はスイッチを使って事前に録音できるようになっている。
一方、メロディ用の音はコモドール64のSID音源が出力する8bitサウンドだ。これはファミコンや当時の8bitマシンに搭載されていた電子音として、リズムおよびベース音と友に外部端子から出力するが、それではアコーディオンの意味がない。The Commodordionは、エラーで使えなくなった5.25インチフロッピーをつなぎ合わせたベローズ(蛇腹)を動かした際に発生する空気の流れをマイクで拾い、その強弱によって音声出力に変化を付けるようになっている。つまり、出力は電子音だが、音のコントロールは本物のアコーディオンと同様になっているということだ。
ちなみに、The Commodordionを使うときは、コモドール64のOSに登録したキーボードショートカットから、カセットテープのプログラムをロードするコマンドを使ってソフトウェアを読み込み、動作させる。ただ実際の処理は、データレコーダーをエミュレートしたカスタム基板からプログラムをローディングしている。
Åkesson氏はミュージシャンとしての腕前もあり、動画ではこの扱いにくそうなアコーディオンでスコット・ジョプリン作曲のラグタイム曲「メープル・リーフ・ラグ」を見事に演奏している。
Source: linusakesson.net
via: IEEE Spectrum