ガジェットコーヒーもインフレで値上がっているので問題なし?
iPhone 16ではPro Maxより高価な「Ultra」登場の可能性
アップルが早ければ2024年、つまり「iPhone 16」世代において、現在の最上位モデル「Pro Max」よりも高価な「Ultra」モデルの追加を検討しているとの噂が報じられている。
これは、同社の内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、自らのニュースレター「Power On」最新号で述べていることだ。アップルのティム・クックCEOは今月初めの第1四半期(2022年10月〜12月)決算説明会で、iPhoneが人々の生活に「不可欠」になっていると指摘したという。「人々はそのカテゴリーで買える最高のものを手に入れるため、本当に努力を惜しまないと思う」として、さらなる高級化をほのめかしたとのことだ。
2017年に999ドル〜のiPhone Xを投入したことを皮切りに、iPhoneは最上級モデルの価格を着実に引き上げてきた。そして2018年以降は最大サイズの「Max」をラインナップに加え、広い画面と長いバッテリー持ちを提供しつつ1,099ドル〜へと押し上げていた。現在の最高額は、iPhone 14 Pro Max(1TB)の1,599ドルである。
発売当時のiPhone Xでさえ、高額すぎると話題になっていた。これに対してクック氏は「通信キャリア経由であれば、月額33ドルで買える。高級店で1日1杯のコーヒーを飲むより安い」と主張。最高の価格を付けようとしているのではなく、自分たちが提供しているものに相応しい価格を設定しているだけだ、とコメントしていた。
今年の「iPhone 15」世代でも、Pro MaxをUltraに置き換えると噂されている。だが、Gurman氏いわく、アップル社内ではPro Maxを改名する代わりに、さらに上位モデルの追加について議論されているという。それが早ければ、2024年になるかもしれないとのことだ。
この新たなUltraが、他のProモデルとどう差別化するのかは不明だが、おそらくカメラの改良やより高速なチップ、さらに大きなディスプレイが考えられると推測されている。iPhone 15世代でもPro Maxモデルのみペリスコープ望遠レンズ搭載が予想されているが、Ultraモデルは「より大きく内部に余裕ある筐体に、新たなパーツ追加」となるのかもしれない。
その一方でGurman氏は、最上位モデルの差別化要因として「折りたたみ」が来ることは当分あり得ないと述べている。それはサムスンが採っている戦略であるが、同社のGalaxy Z Fold4は2,160ドルもする(高すぎる)と指摘されている。いずれ折りたたみiPhoneが実現するにせよ、「近い将来」ではないというわけだ。
すでにアップルは、Apple WatchとM1プロセッサーの最上位モデルに「Ultra」というネーミングを使っている。それらは下位モデルよりはるかに高額となっているが、それでもユーザーから好評を博していることが、iPhoneのさらなる高級化を後押しする展開となりそうだ。
Source: Bloomberg
via: 9to5Mac
これは、同社の内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、自らのニュースレター「Power On」最新号で述べていることだ。アップルのティム・クックCEOは今月初めの第1四半期(2022年10月〜12月)決算説明会で、iPhoneが人々の生活に「不可欠」になっていると指摘したという。「人々はそのカテゴリーで買える最高のものを手に入れるため、本当に努力を惜しまないと思う」として、さらなる高級化をほのめかしたとのことだ。
2017年に999ドル〜のiPhone Xを投入したことを皮切りに、iPhoneは最上級モデルの価格を着実に引き上げてきた。そして2018年以降は最大サイズの「Max」をラインナップに加え、広い画面と長いバッテリー持ちを提供しつつ1,099ドル〜へと押し上げていた。現在の最高額は、iPhone 14 Pro Max(1TB)の1,599ドルである。
発売当時のiPhone Xでさえ、高額すぎると話題になっていた。これに対してクック氏は「通信キャリア経由であれば、月額33ドルで買える。高級店で1日1杯のコーヒーを飲むより安い」と主張。最高の価格を付けようとしているのではなく、自分たちが提供しているものに相応しい価格を設定しているだけだ、とコメントしていた。
今年の「iPhone 15」世代でも、Pro MaxをUltraに置き換えると噂されている。だが、Gurman氏いわく、アップル社内ではPro Maxを改名する代わりに、さらに上位モデルの追加について議論されているという。それが早ければ、2024年になるかもしれないとのことだ。
この新たなUltraが、他のProモデルとどう差別化するのかは不明だが、おそらくカメラの改良やより高速なチップ、さらに大きなディスプレイが考えられると推測されている。iPhone 15世代でもPro Maxモデルのみペリスコープ望遠レンズ搭載が予想されているが、Ultraモデルは「より大きく内部に余裕ある筐体に、新たなパーツ追加」となるのかもしれない。
その一方でGurman氏は、最上位モデルの差別化要因として「折りたたみ」が来ることは当分あり得ないと述べている。それはサムスンが採っている戦略であるが、同社のGalaxy Z Fold4は2,160ドルもする(高すぎる)と指摘されている。いずれ折りたたみiPhoneが実現するにせよ、「近い将来」ではないというわけだ。
すでにアップルは、Apple WatchとM1プロセッサーの最上位モデルに「Ultra」というネーミングを使っている。それらは下位モデルよりはるかに高額となっているが、それでもユーザーから好評を博していることが、iPhoneのさらなる高級化を後押しする展開となりそうだ。
Source: Bloomberg
via: 9to5Mac