ガジェット命令フレーズが長めで認識されにくいおそれも
iOS 16.5 beta 1で「ヘイSiri、画面を録画して」が可能に
昨日iOS 16.4が正式配信されたばかりだが、その直後にiOS 16.5 beta 1が開発者向けにリリースされている。まだ多くの新機能は見つかっていないものの、音声アシスタントSiriに画面録画のスタートや停止を指示できることが明らかとなった。
以前のiOSでもSiriに静止画のスクリーンショットを撮るよう依頼できたが、画面録画をするには手動で操作する必要があった。具体的には、[設定]>「コントロールセンター」内で「画面収録」を追加(+をタップ)しておき、コントロールセンターを開いてからグレイの録画ボタンを押すという手順だ。
しかし、iOS 16.5 beta 1では「Hey Siri, start screen recording(画面録画を開始して)」と言うだけで、画面レコーディングが開始されるとのことだ。
ただし、ショートカットアプリ(よく使う操作を自動化)に画面録画アクションはまだ用意されていないようだ。いずれ追加が予想されるが、それまではコントロールセンターから手動で画面録画を始めるか、Siriに頼む必要がある。
画面録画を終える方法は2つあり、1つはSiriに「Stop the screen recording(画面録画を停止して)」と頼むこと。もう1つは始めたときと同じく、コントロールセンターを呼び出して停止ボタンを押すことだ。以上、実際にどう動くのかはYouTubeで公開されている。
これらのフレーズは開始と停止ともに、Siriとしてはかなり長く、正しく認識させるのは簡単ではないかもしれない。Siriは経験上、あるタスクを確実に始めさせるためには大きな声でいう必要があり、周囲のノイズが大きいと聞き取れない可能性が高いようだ。
ちなみに、以前のiOSでSiriに画面レコーディングを始めよう命じると、Web検索を行うか、そのようなアプリはインストールされていないと答えるかのどちらかだった。
アップルは音声アシスタントの分野では競合他社に後れをとっていると見られており、そのため同社もSiriの改善に取り組んでいると報じられていた。なぜ改良を進めにくいのかの裏事情が語られたこともあったが、すでにApple TV上で新たな自然言語生成機能をテスト中との噂もあり、続報を待ちたいところだ。
Source: 9to5Mac
以前のiOSでもSiriに静止画のスクリーンショットを撮るよう依頼できたが、画面録画をするには手動で操作する必要があった。具体的には、[設定]>「コントロールセンター」内で「画面収録」を追加(+をタップ)しておき、コントロールセンターを開いてからグレイの録画ボタンを押すという手順だ。
しかし、iOS 16.5 beta 1では「Hey Siri, start screen recording(画面録画を開始して)」と言うだけで、画面レコーディングが開始されるとのことだ。
ただし、ショートカットアプリ(よく使う操作を自動化)に画面録画アクションはまだ用意されていないようだ。いずれ追加が予想されるが、それまではコントロールセンターから手動で画面録画を始めるか、Siriに頼む必要がある。
画面録画を終える方法は2つあり、1つはSiriに「Stop the screen recording(画面録画を停止して)」と頼むこと。もう1つは始めたときと同じく、コントロールセンターを呼び出して停止ボタンを押すことだ。以上、実際にどう動くのかはYouTubeで公開されている。
これらのフレーズは開始と停止ともに、Siriとしてはかなり長く、正しく認識させるのは簡単ではないかもしれない。Siriは経験上、あるタスクを確実に始めさせるためには大きな声でいう必要があり、周囲のノイズが大きいと聞き取れない可能性が高いようだ。
ちなみに、以前のiOSでSiriに画面レコーディングを始めよう命じると、Web検索を行うか、そのようなアプリはインストールされていないと答えるかのどちらかだった。
アップルは音声アシスタントの分野では競合他社に後れをとっていると見られており、そのため同社もSiriの改善に取り組んでいると報じられていた。なぜ改良を進めにくいのかの裏事情が語られたこともあったが、すでにApple TV上で新たな自然言語生成機能をテスト中との噂もあり、続報を待ちたいところだ。
Source: 9to5Mac