ガジェットAIのコストは高いけど、その分人を減ら…あーいや、その
「Microsoft 365」の追加AI機能Copilot、利用料は1ユーザーあたり月額30ドルに
マイクロソフトは、サブスク制Officeアプリ「Microsoft 365」にChatGPTベースのAIプロンプトを追加提供する「Copilot」の使用料を月額30ドルと発表した。これは1ユーザーあたりの追加料金となる。
Copilotの提供対象となるのは「Microsoft 365 E3」、「同 E5」、「同 Business Standard」、「同 Business Premium」。
米国では「Microsoft 365 Business Standard」が1ユーザーあたり月額12.5ドル、「Microsoft 365 E3」なら1ユーザーあたり月額36ドルで提供されており、それらに単純にChatGPTベースのAIプロンプトを提供するCopilot機能を導入すれば、全体の月額使用料はだいたい1.8〜3.4倍にも膨れ上がることになる。他のプランでも、1ユーザーあたりの月額が30ドル増加するとなると、企業のIT部門は予算確保に周到な準備が必要になるかもしれない。
ただ、多くの企業がCopilotを導入するとみたのか、マイクロソフトの株価はこの発表の直後から急上昇し、火曜日の取引においてマイクロソフト株は過去最高値を記録した。これまでの記録は6月15日の株価終値348.10ドルだったが、この日の終値は359.49ドルに達している。また年間の株価上昇率は約50%になっている。
Microsoft Copilotは3月に発表され、たとえばPowerPointのプレゼンテーションをデザインから、文書の下書き、議事録の要約、受信メールの重み付け振り分けなどをユーザーに代わり実行できる。すでにタイヤメーカーのグッドイヤーや自動車メーカーのGMなど、600社にのぼる企業がこの機能をテストしたとマイクロソフトは述べていた。
なお、企業むけの月額料金は公表されたものの、マイクロソフトはまだCopilotの一般ユーザー向けの提供スケジュールは明らかにしていない。
Source: CNBC, The Verge
Copilotの提供対象となるのは「Microsoft 365 E3」、「同 E5」、「同 Business Standard」、「同 Business Premium」。
米国では「Microsoft 365 Business Standard」が1ユーザーあたり月額12.5ドル、「Microsoft 365 E3」なら1ユーザーあたり月額36ドルで提供されており、それらに単純にChatGPTベースのAIプロンプトを提供するCopilot機能を導入すれば、全体の月額使用料はだいたい1.8〜3.4倍にも膨れ上がることになる。他のプランでも、1ユーザーあたりの月額が30ドル増加するとなると、企業のIT部門は予算確保に周到な準備が必要になるかもしれない。
ただ、多くの企業がCopilotを導入するとみたのか、マイクロソフトの株価はこの発表の直後から急上昇し、火曜日の取引においてマイクロソフト株は過去最高値を記録した。これまでの記録は6月15日の株価終値348.10ドルだったが、この日の終値は359.49ドルに達している。また年間の株価上昇率は約50%になっている。
Microsoft Copilotは3月に発表され、たとえばPowerPointのプレゼンテーションをデザインから、文書の下書き、議事録の要約、受信メールの重み付け振り分けなどをユーザーに代わり実行できる。すでにタイヤメーカーのグッドイヤーや自動車メーカーのGMなど、600社にのぼる企業がこの機能をテストしたとマイクロソフトは述べていた。
なお、企業むけの月額料金は公表されたものの、マイクロソフトはまだCopilotの一般ユーザー向けの提供スケジュールは明らかにしていない。
Source: CNBC, The Verge