ガジェットデータ収集のオプトアウトも可能
ChatGPT、アカウントなしで誰でも利用可能に
OpenAIは人気のAIチャットボット「ChatGPT」を、アカウントなしで利用可能にすると発表した。サインアップすることなく、すぐにChatGPTを使うことができる。
手元の環境では、少し前にはログインやサインアップが求められたが、記事執筆時点ではログインなしに利用できるようになった。OpenAIは「AIに興味がある人なら誰でも利用できるようにするため、徐々に展開する」と述べており、地域やユーザーにより時差があるようだ。
アカウントなしの場合、チャット履歴の保存や確認、チャットの共有、音声会話やカスタム指示などの追加機能は利用できない。また「より広範なカテゴリでプロンプトや世代をブロックするなど、追加のコンテンツ・セーフガードを導入した」と述べていることから、受付けられるプロンプトや得られる回答が制限されている可能性もある。
特筆すべきは、アカウントを持たないユーザーも会話を訓練データとして使うのをオプトアウト(拒否)できることだ。これでは試用ユーザーを集める意味が半減するとも思われるが、OpenAIはわざわざオプトアウトの方法を教える(右下の「?」をクリック>設定から)アニメーションGIFを提供している。
今や日常的にニュースにも取り上げられるLLM(大規模言語モデル)の代表格が、サインアップの手間なく利用できるとなれば、より多くの新規ユーザーが押し寄せることにもなりそうだ。その際にデータ収集を拒否する比率も少ないかもしれず、ChatGPTの品質をいっそう高めると期待したいところだ。
Source: OpenAI
via: TechCrunch
手元の環境では、少し前にはログインやサインアップが求められたが、記事執筆時点ではログインなしに利用できるようになった。OpenAIは「AIに興味がある人なら誰でも利用できるようにするため、徐々に展開する」と述べており、地域やユーザーにより時差があるようだ。
アカウントなしの場合、チャット履歴の保存や確認、チャットの共有、音声会話やカスタム指示などの追加機能は利用できない。また「より広範なカテゴリでプロンプトや世代をブロックするなど、追加のコンテンツ・セーフガードを導入した」と述べていることから、受付けられるプロンプトや得られる回答が制限されている可能性もある。
特筆すべきは、アカウントを持たないユーザーも会話を訓練データとして使うのをオプトアウト(拒否)できることだ。これでは試用ユーザーを集める意味が半減するとも思われるが、OpenAIはわざわざオプトアウトの方法を教える(右下の「?」をクリック>設定から)アニメーションGIFを提供している。
今や日常的にニュースにも取り上げられるLLM(大規模言語モデル)の代表格が、サインアップの手間なく利用できるとなれば、より多くの新規ユーザーが押し寄せることにもなりそうだ。その際にデータ収集を拒否する比率も少ないかもしれず、ChatGPTの品質をいっそう高めると期待したいところだ。
Source: OpenAI
via: TechCrunch