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ガジェット単相3線のAC200V出力対応

EcoFlow、“11年使える”4kWhの家庭用蓄電池「DELTA Pro 3」。電気料金の節約もアピール

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公開日 2024/06/25 21:22 編集部:平山洸太
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EcoFlow Technology Japanは、家庭用蓄電池「EcoFlow DELTA Pro 3」を6月25日に発売する。価格は539,000円(税込)。専用エクストラバッテリーと切替分電盤とのセットを1,045,000円(税込)、400Wソーラーパネルとのセットを665,500円(税込)でラインナップする。


「誰もが手軽に節電を実現できる家庭用蓄電池」がコンセプトのモデル。容量は4kWh、出力は最大3,600W。専用エクストラバッテリー(1台4kWh)を2台まで連結することで、合計12kWhまで容量を拡張できる。前モデル「DELTA Pro」からデザインを変更することで、エクストラバッテリーを本体上部に重ねられるようになった。

バッテリーには、電気自動車と同じグレードのLFPバッテリーを内蔵。バッテリーの充放電を4000回繰り返しても初期容量の80%を維持でき、1日1回の使用で約11年間使えるとしている。また、バッテリーパックはIP65準拠の防水性も装備。バッテリーパックと筐体を一緒にパッケージするCTC(セル・トゥ・シャシ)構造により、頑丈さも高めている。

充電入力については、EV充電ステーションを使うことで最大3,600Wに対応。94分で0%から100%まで充電できる。また、最大2,600Wのデュアルソーラーパネル入力に対応し、最短130分でフル充電が行える。ほか、AC100Vの1,500W充電入力もサポートする。充電時の動作音は30dB。

従来の家庭用蓄電池システムと比べて、低コストで導入できるというところも大きなアピールポイント。単相3線の100V/200V出力を搭載し、切替分電盤(※設置工事が必要)を介して家庭の電気回路に接続することで、家庭で家電が利用できる。太陽光パネルを設置しておりパワーコンディショナーがある住宅にも導入可能。

太陽光発電で蓄電池に電気を蓄え、蓄えた電力を夜間に家電製品へ供給することで、3人家族であれば毎月約30%も電気代を削減できるとアピール。夜に電気料金が安いプランを契約しているユーザーは、夜に蓄電して昼間に使う、といった使い方も可能だ。また10msのUPS機能を備えており、停電時にバッテリー電力への瞬時切り替えにも対応する。

バッテリー本体の外形寸法は693×341×410mmで、質量は51.5kg。また専用エクストラバッテリーは、外形寸法694×295×215mm、質量33kgとなる。専用アプリではバッテリーの使用状況を確認できるほか、夜間だけ充電するなどの時間制限も設定できる。

インターフェースとしてDC出力では、DC5521、アンダーソン、USB Type-C×2、USB Type-A×2を搭載。AC出力については、100V設定の場合はNEMA L6-30コンセント×1と15A・20A兼用コンセント×4、200V設定の場合はNEMA L15-30コンセント(単相3線)と15A・20A兼用コンセント×1が利用できる。メーカー保証期間は5年間。

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