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ガジェット処理性能向上、冷却も強化

サムスン、“シリーズ史上最もスリム”な折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6」

Gadget Gate
公開日 2024/07/10 22:32 編集部:平山洸太
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サムスン電子ジャパンは、折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Z Fold6」を7月31日に発売する。SIMフリーモデルのラインナップおよび価格は以下の通り。

・256GB/249,800円(税込)
・512GB/267,800円(税込)
・1TB/303,800円(税込)

コミュニケーション、創造性、ゲーミングの全てで、Galaxy AIによってレベルアップしたというスマートフォン新モデル。AIに最適化された大画面、パワフルなパフォーマンス、Sペン機能によって生産性を高められるように設計したとしている。

カラーバリエーションは512GBと1TBはシルバー シャドウのみの1色展開。256GBについては、シルバー シャドウとネイビーの2色をラインナップし、Samsungオンラインショップ限定でクラフテッドブラックとホワイトも用意する。

外観では、新しいストレートエッジにより、シンメトリーデザインを追求。Z Foldシリーズ史上最もスリムで軽量なモデルとなっている。閉じた際の厚みも約1.2cmとなり、Z Fold5比で-1.3mm、Z Fold4比で-2.1mm。質量についても、Z Fold5比で-14g、Z Fold4比で-24gとなる。

ディスプレイは、外側のサブディスプレイが6.3インチ、内側のメインディスプレイが7.6インチ。輝度はどちらも2600nit、リフレッシュレートは1〜120Hz。

SoCには、Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxyを採用。前モデルのZ Fold5と比較して、NPUは+41%、GPUは+25%、CPUは+14%性能向上している。メモリは12GB、ストレージは上記の通り256GB/512GB/1TBをラインナップ。Z Fold5からベイパーチャンバーを1.6倍に大型化することで、冷却性能も高めた。

各種AI機能も大きな特徴。たとえばノートアシスト機能がさらに進化し、メモと録音を組み合わせることが可能に。付属のSペンで手書きのメモを利用しつつ、同時に録音を行い、さらに文字起こしも行える。メモした部分をタップすることで、書いた時点の音声を聞き返すこともできる。

またPDFにも対応する翻訳機能、LINEやInstagramの通話で利用できるリアルタイム通訳、同時翻訳できるリスニングモードといった、各種翻訳機能を搭載。また会話モードでは、翻訳した内容をサブディスプレイに表示できるようになり、対面にいる相手により見やすくなった。

ほかAI機能では、簡単なスケッチをするだけで画像生成できるAIスケッチ、写真内のオブジェクトを消したり再配置したりできるフォトアシスト、自分そっくりなアバターを作れるポートレートスタジオに対応。さらにメール文面を簡単に生成できる、チャットアシスト機能も備える。

背面カメラは50MP、12MP、10MP、インカメラは10MP。IPX8の防水とIP4Xの防塵に対応する。バッテリー容量は4400mAh。OSはAndroid 14で、7世代のOSアップグレードを保証している。展開時の外形寸法は約132.6×153.5×5.6mm、折りたたみ時の外形寸法は約68.1×153.5×12.1mm。質量は約239gとなる。

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