ポレポレ東中野、原発映画特集「25年目のチェルノブイリ」を明日から開催
1986年4月26日、ソビエト連邦(現ウクライナ)のチェルノブイリで原子力発電所事故が起こった。東京東中野のポレポレ東中野では例年、事故が起こった4月に原発に関する映画作品上映をおこなっている。
事故25年目にあたる今年は、明日23日(土)から5月4日(水・祝)までの約2週間、一日3回上映で、計17本の作品と写真スライドの上映をおこなう。
「単純な賛否ではなく、そもそも原子力発電とは何なのか、なぜ原発を必要とするのか、その背景を見据えることから始めよう」とポレポレ東中野では特集上映について意図を説明している。福島原発事故の収束に苦慮する現在、原発について考えるうえで、見逃せない上映だ。
上映は連日3回。チケットは当日1回券1400円以外に、割引となる前売り3回/5回券も発売。上映後に監督のティーチインイベントも行われる(詳細は下記参照)。
■上映作品紹介
海外の原発については、チェルノブイリ事故を予見したともいわれる、近未来社会を描く、巨匠アンドレイ・タルコフスキー監督作品「ストーカー」(1979)や、チェルノブイリ事故に取材した本橋成一監督の「ナージャの村」(1997)「アレクセイと泉」(2002)、フランスのラ・アーグ再処理施設、イギリスのセラフィールド再処理施設を旅する「夏休みの宿題は終わらない」(1990)、ヴァッカースドルフ核燃料再処理工場などヨーロッパの核サイクル関係施設をリポートするドイツのドキュメンタリー「第八の戒律」(1991)なども見どころだ。
日本の原発については、日本初の原子力発電所の建設を記録し、原子炉内部の映像もある貴重なドキュメンタリー「原子力発電の夜明け」(1966)のほか、東北に取材した「海盗り−下北半島・浜関根」(1984)、「六ヶ所人間記」(1984)、森弘太監督と鎌田彗、高木仁三郎がドキュメントする「下北核半島からの報告 核燃料サイクル」(1988)、核廃棄物処理施設建設中の六ヶ所村の暮らしを追った「田神有楽」(2002)、日本中の原発をドキュメントする「ドキュメント'89 脱原発元年」(1989)、日本、イラク、アメリカの被曝被害を追い、低線量被曝に警鐘を鳴らす「ヒバクシャ 世界の終わりに」(2003)、山口県上関原発建設予定地と向き合って生きる島の人々を追う「祝(ほうり)の島」(2010)などがラインアップされている。
上映作品の詳細はこちらに、タイムテーブルなどはこちらに掲載されている。
■ティーチ・イン+イベント情報
4月23日(土) 14:20の回『アレクセイと泉』上映後
ゲスト:本橋成一(本作監督) ティーチイン
4月23日(土) 19:00の回『祝の島』上映後
ゲスト:纐纈あや(本作監督) ティーチイン
4月24日(日) 14:20の回『下北核半島からの報告 核燃料サイクル』上映後
ゲスト:島田恵(写真家) トークイベント
※予定していた鎌田慧さんの来場は中止になった
4月24日(日) 19:00の回『ナージャの村』上映後
ゲスト:本橋成一(本作監督) ティーチイン
4月26日(火) 16:40の回『アレクセイと泉』上映後
ゲスト:本橋成一(本作監督) ティーチイン
4月26日(火) 19:00の回『ヒバクシャ 世界の終わりに』上映後
ゲスト:鎌仲ひとみ(本作監督) ティーチイン
4月27日(水) 16:00の回『祝の島』上映後
ゲスト:纐纈あや(本作監督) ティーチイン
4月29日(金・祝) 14:20の回『六ヶ所人間記』上映後
ゲスト:倉岡明子(本作制作・インタビュー)来場
※ロビーなどで交流して頂けます
4月30日(土) 16:40の回『祝の島』上映後
ゲスト:纐纈あや(本作監督) ティーチイン
5月3日(火・祝) 14:20の回『夏休みの宿題は終わらない』上映後
ゲスト:倉岡明子(本作制作・インタビュー) ティーチイン
5月4日(水・祝) 14:20の回『ナージャの村』上映後
ゲスト:本橋成一(本作監督) ティーチイン
5月4日(水・祝) 16:40の回『ドキュメント'89 脱原発元年』上映後
ゲスト:小池征人(本作監督) ティーチイン
■特集上映<25年目のチェルノブイリ>開催記念特別イベント
4月30日(土)14:20の回
本橋成一スライド上映&スペシャルトーク
◆『ひろしまを見た人―原爆の図丸木美術館―』
構成:土本典昭/写真:本橋成一/音楽:佐藤允彦/ナレーター:小室等
◆『チェルノブイリいのちの大地』
構成:西山正啓/写真:本橋成一/音楽・ナレーター:小室等
映画人によって写真と音で構成されたスライド作品を映画館でスライドで上映。上映後には<大石芳野(写真家)×本橋成一(写真家・映画監督・本作写真)トークイベント>を開催。
事故25年目にあたる今年は、明日23日(土)から5月4日(水・祝)までの約2週間、一日3回上映で、計17本の作品と写真スライドの上映をおこなう。
「単純な賛否ではなく、そもそも原子力発電とは何なのか、なぜ原発を必要とするのか、その背景を見据えることから始めよう」とポレポレ東中野では特集上映について意図を説明している。福島原発事故の収束に苦慮する現在、原発について考えるうえで、見逃せない上映だ。
上映は連日3回。チケットは当日1回券1400円以外に、割引となる前売り3回/5回券も発売。上映後に監督のティーチインイベントも行われる(詳細は下記参照)。
■上映作品紹介
海外の原発については、チェルノブイリ事故を予見したともいわれる、近未来社会を描く、巨匠アンドレイ・タルコフスキー監督作品「ストーカー」(1979)や、チェルノブイリ事故に取材した本橋成一監督の「ナージャの村」(1997)「アレクセイと泉」(2002)、フランスのラ・アーグ再処理施設、イギリスのセラフィールド再処理施設を旅する「夏休みの宿題は終わらない」(1990)、ヴァッカースドルフ核燃料再処理工場などヨーロッパの核サイクル関係施設をリポートするドイツのドキュメンタリー「第八の戒律」(1991)なども見どころだ。
日本の原発については、日本初の原子力発電所の建設を記録し、原子炉内部の映像もある貴重なドキュメンタリー「原子力発電の夜明け」(1966)のほか、東北に取材した「海盗り−下北半島・浜関根」(1984)、「六ヶ所人間記」(1984)、森弘太監督と鎌田彗、高木仁三郎がドキュメントする「下北核半島からの報告 核燃料サイクル」(1988)、核廃棄物処理施設建設中の六ヶ所村の暮らしを追った「田神有楽」(2002)、日本中の原発をドキュメントする「ドキュメント'89 脱原発元年」(1989)、日本、イラク、アメリカの被曝被害を追い、低線量被曝に警鐘を鳴らす「ヒバクシャ 世界の終わりに」(2003)、山口県上関原発建設予定地と向き合って生きる島の人々を追う「祝(ほうり)の島」(2010)などがラインアップされている。
上映作品の詳細はこちらに、タイムテーブルなどはこちらに掲載されている。
■ティーチ・イン+イベント情報
4月23日(土) 14:20の回『アレクセイと泉』上映後
ゲスト:本橋成一(本作監督) ティーチイン
4月23日(土) 19:00の回『祝の島』上映後
ゲスト:纐纈あや(本作監督) ティーチイン
4月24日(日) 14:20の回『下北核半島からの報告 核燃料サイクル』上映後
ゲスト:島田恵(写真家) トークイベント
※予定していた鎌田慧さんの来場は中止になった
4月24日(日) 19:00の回『ナージャの村』上映後
ゲスト:本橋成一(本作監督) ティーチイン
4月26日(火) 16:40の回『アレクセイと泉』上映後
ゲスト:本橋成一(本作監督) ティーチイン
4月26日(火) 19:00の回『ヒバクシャ 世界の終わりに』上映後
ゲスト:鎌仲ひとみ(本作監督) ティーチイン
4月27日(水) 16:00の回『祝の島』上映後
ゲスト:纐纈あや(本作監督) ティーチイン
4月29日(金・祝) 14:20の回『六ヶ所人間記』上映後
ゲスト:倉岡明子(本作制作・インタビュー)来場
※ロビーなどで交流して頂けます
4月30日(土) 16:40の回『祝の島』上映後
ゲスト:纐纈あや(本作監督) ティーチイン
5月3日(火・祝) 14:20の回『夏休みの宿題は終わらない』上映後
ゲスト:倉岡明子(本作制作・インタビュー) ティーチイン
5月4日(水・祝) 14:20の回『ナージャの村』上映後
ゲスト:本橋成一(本作監督) ティーチイン
5月4日(水・祝) 16:40の回『ドキュメント'89 脱原発元年』上映後
ゲスト:小池征人(本作監督) ティーチイン
■特集上映<25年目のチェルノブイリ>開催記念特別イベント
4月30日(土)14:20の回
本橋成一スライド上映&スペシャルトーク
◆『ひろしまを見た人―原爆の図丸木美術館―』
構成:土本典昭/写真:本橋成一/音楽:佐藤允彦/ナレーター:小室等
◆『チェルノブイリいのちの大地』
構成:西山正啓/写真:本橋成一/音楽・ナレーター:小室等
映画人によって写真と音で構成されたスライド作品を映画館でスライドで上映。上映後には<大石芳野(写真家)×本橋成一(写真家・映画監督・本作写真)トークイベント>を開催。