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カレンダー機能などを追加

PS Vita/PS Vita TV、機能強化アップデート − ver3.10公開

公開日 2014/03/25 19:25 ファイル・ウェブ編集部
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ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)は、PlayStation Vita(PS Vita)およびPlayStation Vita TV(PS Vita TV)のシステムソフトウェア バージョン3.10の提供を開始した。今回のアップデートで更新される主な機能は以下の通り。

■カレンダー(PS Vita/PS Vita TV)

カレンダーを作成して予定を管理するアプリ「カレンダー」が、ホーム画面に追加された。ゲームなどのアプリに関する情報やフレンドと一緒にゲームを遊ぶ予定を追加し、その予定を「メッセージ」や「Eメール」を使って共有することも可能。Googleカレンダーと同期に対応するほか、PlayStationに関連する情報をカレンダー上に表示することもできる。日本国内においては、本アップデート配信と同日に『ソウル・サクリファイスデルタ』公式カレンダーの運用が開始され、ゲームの追加コンテンツ配信日時やイベント、ニコ生などの開催情報を確認できる。

「カレンダー」の画面

作成した予定に関連するアプリケーション情報やプレイヤー情報の追加ができ、オンラインプレイの約束なども簡単に作成できる


Googleカレンダーや、『ソウル・サクリファイス デルタ』公式カレンダーのようなPlayStationに関連するおすすめ情報のカレンダーを追加できる

「メッセージ」、「Eメール」、「Twitter」を通じて予定を共有することが可能
■システム(PS Vita/PS Vita TV)

PS VitaおよびPS Vita TVにおいて、ホーム画面にアプリのアイコンを最大500個表示できるようになった。また、PS Vita TVについては、ワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK4」からの操作が可能となった。なお、「DUALSHOCK3」で操作可能な部分は全て、DUALSHOCK4でも操作可能だ。

■コンテンツ管理(PS Vita/PS Vita TV)

「コンテンツ管理」に「メモリーカードのコンテンツを管理する」が追加された。これによりメモリーカードの利用状況を確認したり、アプリやセーブデータなどの削除が可能となった。これにより、PS Vitaのメモリーカードに保存されたコンテンツと、接続する機器のコンテンツの管理が本アプリでまとめて行えるようになる。このアップデートにより、「設定」>「アプリケーションデータ管理」については削除される。


メモリーカードの使用状況を種別ごとに確認できる。また、それぞれの項目を選択することで、関連するコンテンツやアプリケーションの一覧を確認したり、削除が行える
■PlayStation Mobile(PS Vita TV)

PS Vita TVでPlayStation Mobile規格のソフトウェアが使用可能となった。なお、使用できるのはPS Vita TV対応のタイトルで、ゲーム内の一部モードが使用できないタイトルもあるとのこと。

■メッセージ(PS Vita/PS Vita TV)

ボイスメッセージが送受信可能となった。PlayStation4ユーザーとのボイスメッセージの送受信も行える。また、「プレーヤーメッセージ」のメンバーが3人以上の場合、グループのタイトルを設定できるようになった。


PS Vita TVの場合はBluetoothヘッドセットの接続が必要となる。録音した後に試し聞きや削除も可能

受信メッセージにボイスメッセージがある場合、アイコンが表示される
■ペアレンタルコントロール(PS Vita / PS Vita TV)

「PS Store」の起動を制限できるようになった。また、トレンドマイクロが提供するウェブページのフィルタリングサービスの案内が追加された。

■フォト

PS Vitaの向きや傾きにより表示中の写真が自動回転する機能をオフに設定できるようになった。また、「パノラマカメラ」の撮影モードに「フリーフォーム」が追加された。さらに、PS Vitaで表示中の写真をPS Vita TVに転送してテレビで見ることができるようになった。

■ミュージック(PS Vita / PS Vita TV)

接続しているパソコンのコンテンツをキーワードで検索できるようになった。

■ビデオ(PS Vita / PS Vita TV)

コンテンツリストの並べ替えに「サイズ」を追加した。

■設定

PS VitaおよびPS Vita TVにおいて、「日付&時刻」>「サマータイム」を削除し、「自動でサマータイムに設定する」が追加された。この機能を有効にすると、サマータイムを時刻表示に自動で反映できる。また、PS Vitaでは「省電力設定」>「自動でスタンバイモードに入る」に「30分」が追加された。

■システム(PS Vita)

Bluetoothキーボードが使用可能となった。入力できる言語は「日本語」と「英語」となる。

■PocketStation(PS Vita / PS Vita TV)

PocketStationの本体IDが確認できるようになり、PocketStation対応のPlayStation規格ソフトウェアを遊びながらPocketStationの画面を確認できるようになった。PocketStationを遊んでいる時の背景を、「フォト」のコンテンツリストの中から設定することも可能。背景に設定できる画像は960×544ピクセルのPNGファイルのみとなる。

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