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原作から16年の時を経て登場

新海誠の短編を豪華スタッフがアニメ化。『彼女と彼女の猫 −Everything Flows−』5月18日にBD発売

公開日 2016/03/04 23:30 本山由樹子
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東宝は、新海誠監督の短編を装いも新たにTVアニメ化した『彼女と彼女の猫 −Everything Flows− 完全版』を5月18日にBlu-ray、DVDで発売する。税抜価格は、BDが5,500円(品番TBR26096D)、DVDが3,500円(品番TDV26097D)。

『彼女と彼女の猫 −Everything Flows− 完全版』 (C) Makoto Shinkai/CWF・彼女と彼女の猫EF製作委員会

本編は、TV放映版4話に新規カットを加え一本化した編集版と、オープニング映像、エンディング映像をプラスして、30分強を収録予定。日本語音声はBD、DVD共にリニアPCM2.0ch。

映像特典として、TV放映版(第1話〜第4話/計28分)とPV映像を収録。BDには、クリエイターインタビューなどを載録した20ページの特製ブックレットを封入。

〜〜あらすじ〜〜


ある夏の暑い日、彼女と、彼女の飼い猫である“僕”の暮らしが始まった。彼女は短大の卒業を控え、就職活動に追われる日々。彼女が大好きな“僕”、いつも頑張っている彼女。癒し癒されのベストパートナーだった。

(C) Makoto Shinkai/CWF・彼女と彼女の猫EF製作委員会

しかし、家族のことや、友達のこと、将来のこと…いろいろなことがうまくいかず、彼女の心が折れそうに。それでも背筋を伸ばし、今日も扉を開けて外の世界へと踏み出していく。そんなステキな彼女のことを、“僕”はいつまでも見守っていたいと思っていた。

〜〜〜〜〜〜


原作の『彼女と彼女の猫』は、『秒速5センチメートル』や『言の葉の庭』など国内外で注目を集める新海誠監督が2000年に発表し、第12回DoGA CGアニメコンテストでグランプリを受賞した自主制作短編アニメ。一人暮らしの女性の日常を、飼い猫の視点で綴った5分弱の作品だ。

『彼女と彼女の猫』は2013年に小説版が出版され、このたび原作発表から16年の時を経て、『彼女と彼女の猫 −Everything Flows−』としてTVアニメ化したかたち。新海誠監督がメガホンをとるのではなく、新たなスタッフが手掛ける。

監督は『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズの坂本一也。アニメーション制作は『テラフォーマーズ』『アルスラーン戦記』などのライデンフィルムが創設した「ライデンフィルム京都スタジオ」。

脚本・シリーズ構成は小説版『彼女と彼女の猫』を手掛けた永川成基、キャラクターデザイン・総作画監督はOVA『彗星のガルガンティア』の海島千本。

声のキャストは、『言の葉の庭』でも主演だった花澤香菜、物語の語り手となる黒猫の“僕”役を『東京喰種トーキョーグール』の浅沼晋太郎が務める。

TOKYO MXおよびBS11のアニメ枠「ULTRA SUPER ANIME TIME」(ウルトラスーパーアニメタイム)で放送される。TOKYO MXでは3月4日より毎週金曜日23時〜23時30分、BS11では3月6日より毎週日曜日25時〜25時30分。全4話。

(C) Makoto Shinkai/CWF・彼女と彼女の猫EF製作委員会

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