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オリジナルアニメの続報も発表

Netflix、2019年アニメラインナップを発表。『エヴァ』 “旧劇”や『7SEEDS』など5作品

公開日 2018/11/27 12:18 編集部:成藤 正宣
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Netflixは本日11月27日、2019年4月から配信を予定する新作アニメラインナップの発表会を開催。以前より予告していたオリジナルアニメ『リラックマとカオルさん』『聖闘士星矢:Knights of the Zodiac』『ULTRAMAN』3タイトルの続報に加え、SVOD初となる『新世紀エヴァンゲリオン』TVシリーズ全26話と劇場版2タイトルの配信、さらに田村由美の漫画が原作のオリジナルアニメ『7SEEDS』の制作が発表され、担当声優の情報も公開された。

2019年春からのアニメラインナップを発表

発表会には同社コンテンツ・ディレクターのジョン・ダーデリアン氏が登壇し、「2018年は『DEVILMAN crybaby』、『アグレッシブ烈子』、『バキ』など多数のオリジナルアニメ作品を世界中に公開した、Netflixのアニメ配信のマイルストーンとなる年だった」と振り返ると共に、2019年はさらにアニメコンテンツ拡大に注力していくとした。

Netflix ダーデリアン氏

本日発表された新配信タイトルのうち、『新世紀エヴァンゲリオン』は2019年春から配信開始予定で、SVOD(月額制定額配信サービス)では初めての全世界独占配信という。1995年から地上波で放映されたTVシリーズ全26話に加え、TVシリーズ1話〜24話を再構成した総集編『EVANGELION: DEATH(TRUE)2』、主人公の内面世界を中心に進行したTVシリーズ25、26話を別視点から描いた完結編『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』の劇場版2タイトルまでラインナップする。

(C)カラー/Project Eva.

『7SEEDS』は2019年4月から全世界独占配信予定のNetflixオリジナルアニメタイトルで、2001年〜2017年に連載された田村由美の漫画を原作とする“近未来サバイバルSF” 。監督は高橋幸雄、アニメ制作はGONZOが担当。会場では、主人公のひとり岩清水ナツの声を東山奈央が演じる他、福山潤、小西克幸、沢見陽子、阿澄佳奈、悠木碧、井上和彦ら人気声優を起用することも発表された。

(C)2019 田村由美・小学館/7SEEDS Project

人気声優を多数起用する

続報が発表された3タイトルのうち、『リラックマとカオルさん』は2019年4月19日より全世界独占配信予定。リラックマ作品初のストップモーションアニメシリーズとして制作中で、脚本は『かもめ食堂』の萩上直子が担当。本日新しいキーアートと共に、制作が4K解像度で行われること、リラックマと共に暮らすカオルさんの声を女優の多部未華子が演じることが発表された。

「カオルさん」のCVを多部未華子が担当

会場にはNetflix Tシャツを着たリラックマが登場。制作が4Kで行われていることもアピールされた

『聖闘士星矢:Knights of the Zodiac』は2019年夏から全世界独占配信予定。制作は東映アニメーションで、『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』の監督を務めた芦野芳晴をシリーズディレクターに、ハリウッドのライター陣を集めフル3DCGで制作され、原作漫画のストーリーのうち「銀河戦争篇」〜「白銀聖闘士篇」までを扱うという。

(C)Masami Kurumada/Toei Animation

『ULTRAMAN』は2019年4月1日より全世界独占配信予定。月刊ヒーローズで連載中の漫画を原作としたフル3DCGアニメで、特撮ドラマ『ウルトラマン』でウルトラマンが地球を去った後、その息子が等身大の強化スーツを着て活躍する物語を描く。制作はProduction I.GとSOLA DIGITAL ARTSが担当し、監督は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の神山健治、『APPLESEED』の荒牧伸志が共同で務める。

(C)円谷プロ、(C)Eiich Shimizu, Tomohiro Shimoguchi、(C)ULTRAMAN製作委員会

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