探し物トラッカー「Tile」搭載のVisaカード登場。紛失してもスマホから探せる

SB C＆S（株）と三井住友カード（株）は、探し物トラッカー「Tile（タイル）」機能を搭載したVisaカード「三井住友カード Tile」を共同開発、本日2021年12月16日より予約受付を開始した。

初回予約数は1,500枚で、申し込み多数の場合は抽選を実施。発行は2022年1月中旬以降順次開始となる。初回予約時の発行手数料は5,500円（税込）で、年会費は初年度無料、2年目以降1,375円（税込）。

SB C＆Sが日本総代理店を務める「Tile」の機能を搭載した世界初のVisaカード。新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、コンビニ／スーパーなど日常利用業種をはじめとしてクレジットカードの利用が大きく伸長する一方、長年クレジットカード利用における大きな懸念材料となっていた紛失や盗難といった不安を払拭するため、開発に至ったのだという。

一般的なクレジットカードと同じサイズながら、物理スイッチとスピーカー、超薄型バッテリーを内蔵。Bluetooth接続でスマートフォンアプリと連動し、本カードを紛失した際にスマートフォンと本カードの接続が切れた場所をアプリから確認することができる。

また、スマートフォンから操作することでカードのスピーカーから、カードのスイッチを押すことでスマートフォンのスピーカーから、それぞれ音を鳴らすことが可能。スマートフォン／カードのどちらか一方を紛失した場合に見つけやすくなっている。

超薄型バッテリーは1,000回以上の屈曲テストをクリアしたもので、付属の専用充電器からの満充電により最長6か月の利用が可能。バッテリーはTile機能のみに使用され、万一充電が切れた場合もクレジットカード機能には影響しない。