宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』本日公開。“前情報ナシ”異例のプロモーション

スタジオジブリ・宮崎駿監督の10年ぶりとなる新作長編アニメーション映画『君たちはどう生きるか』が、本日7月14日より全国の映画館で公開される。

『君たちはどう生きるか』は、日本のアニメーション界を代表する宮崎駿監督が手掛けるスタジオジブリ最新作。同監督のアニメーション作品としては三鷹の森ジブリ美術館にて2018年に公開された短編アニメーション『毛虫のボロ』以来5年ぶり、長編アニメーション映画としては2013年公開『風立ちぬ』以来10年ぶりとなる。

本作に関する情報は、公開当日となる本日に至るまでポスタービジュアル1枚が公開されているのみ。映画の中身や声優陣、主題歌に至るまで一切情報を明かさないプロモーションが取られており、メディア向けの先行試写会も実際されなかったほか、劇場パンフレットについても公開日当日には販売されないことが明らかとなっている。

現時点で明らかになっている情報として、作画監督は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズなどで知られる本田 雄氏、音楽は宮崎駿作品の常連でもある久石譲が担当する。作品タイトルは、吉野源三郎の小説『君たちはどう生きるか』から取られたことなどがある。

そのほか、本作はドルビーシネマ・ドルビーアトモス、およびジブリ作品では初となるIMAXでも上映される。加えて、イオンシネマ徳島、TOHOシネマズ 熊本サクラマチ、シネマサンシャインららぽーと沼津の3つの全国3つの劇場にて、DTSの最新立体音響技術「DTS:X」で上映されることも決定している。

映画の中身が一切明かされぬまま劇場公開されるという異例の本作。一切の前情報無しに本作を観たいと思っている方は、ぜひネットやSNSでのネタバレには用心していただきたい。