Apple Watch向け「watchOS 2」今秋提供。サードパーティにネイティブアプリ開放

Appleは、Apple Watch向けのOS「watchOS 2」を発表した。この秋無料でアップデート提供を開始し、全てのApple Watchで動作する。

watchOS 2の最大の特徴は、サードパーティーがApple Watch単体で動作するネイティブアプリを開発できるようになること。

さらにアプリ開発者は、Apple Watch向けのSDK「WatchKit」により、Apple Watchのマイクやスピーカー、動画、加速度センサー、タプティックエンジン、デジタルクラウンなどへアクセスできるようになり、それぞれの機能をアプリに取り入れることが可能になる。

またHomeKit機能では、Apple Watchからダイレクトに照明やほかの家庭用電気機器を操作することができるようになる。

時計としての基本機能も強化。ウォッチフェース画面に、サードパーティ製アプリの情報を表示可能になった。また新たなウォッチフェースとして「Time-Lapse」を追加。世界中の有名な場所のタイムラプス動画を表示する。また細かなところでは、自分の写真アルバムから、壁紙を設定可能になる。

さらに「Time Travel」機能も追加。デジタルクラウンを回すことで、過去と未来のイベントや天気などを表示することができる。

また、時計を横置きにして充電中の時には、自動的に時刻を表示して時計状態になる「ナイトスタンド」モードも追加される。

フレンドリストへの登録も、Apple Watch単体で行うことが可能に。また、これまでより多くのフレンドを登録することもできるようになる。