IoT製品はさらに4モデルを発売へ
ソースネクスト、AI通訳機「POCKETALK」を世界20ヶ国展開へ。JapanTaxiと提携しタクシーにも搭載
■POCKETALK 累計販売台数30万台を突破
ソースネクストは3月28日、「ソースネクスト事業戦略発表会」を開催。2017年10月に発売したIoT製品第1弾となるAI通訳機「POCKETALK(ポケトーク)」シリーズの概況について説明するとともに、今後の取り組み、さらに、IoT製品第2弾となる「FamilyDot(ファミリードット)」について説明を行った。
“言葉の壁をなくす” ミッションを引っ提げ登場した「POCKETALK」シリーズは、本年2月末現在で累計販売台数が30万台を突破。昨年10月には米国でも販売が開始され、本年1月にはオランダに子会社を設立した。今後、アジアや欧米での拡販を推し進め、海外展開を強化。2019年中には世界20ヶ国以上での展開を計画し、2020年末までに累計販売台数100万台を目指す。
国内での音声翻訳機の販売台数シェア96.7%(本年2月)を獲得。当初は機械的な音声合成だった日本語はより自然に、内蔵グローバルSIMの対応国・地域は105から126へ、翻訳スピードや学習機能も向上するなど着実に進化を遂げるPOCKETALK。交通機関、ホテル・民宿、家電量販店をはじめとする商業施設、教育など幅広い企業へ導入が進む。
また、語学学習に活用される例が多いことに着目し、POCKETALKと連携する無料の語学学習アプリ「POCKETALK Link」の提供もスタート。POCKETALKの翻訳履歴をレッスン教材として用い、画面上の文章をタッチするだけで音声を再生するリスニングや同社が国内販売権を所有する世界的な語学プログラム「ロゼッタストーン」の発音判定機能を用いて発音の良し悪しを瞬時に認定してくれる発音練習が行える。
■タクシー搭載タブレットにPOCKETALK機能装備へ
今後の取り組みとして、登壇した同社代表取締役社長・松田憲幸氏は、訪日外国人客のさらなる伸長に着目、「国内インバウンド需要の拡大に対応していく」と活躍の場をさらに拡げ、言語面をサポートするツールとしての役割を、あらゆるインフラにおいてPOCKETALKが担っていく意気込みだ。
JapanTaxi株式会社との新たな業務提携も発表された。6月より、同社が全国1万台のタクシーに提供するタクシー車載タブレットに、POCKETALKを標準の通訳機能として実装できるSDK(Software Development Kit)を提供する。
タクシーを呼べるNo1アプリ「JapanTaxi」は、全国のタクシーの3台に1台を呼ぶことができる。同社代表取締役社長 執行役員CEO・川鍋一朗氏は、さらなる利便性の向上には「さまざまなQR決済に対応できることが一番重要」と考え、現在、決済機能を備え、コンテンツ配信にも対応するデジタルサイネージ端末(タクシー車載用タブレット)の導入を進めている。2020年までに全国5万台(タクシー4台に1台)の目標を掲げ、タクシーでの決済が現金のみという課題を解消。さらにそこへPOCKETALKの機能を搭載することで、言葉の壁を解消する。「日本のタクシーがますます進化していきます」と大きな期待を寄せる。
■IoT製品第2弾は位置みまもり機「FamilyDot」
IoT製品のラインナップ拡充を明言するソースネクストでは、差別化する上で重要となるソフトウェア開発力や販売力を背景に、POCKETALKに続く第2弾となる位置みまもり機「FamilyDot」(14,880円)を発表した。5月29日より発売を開始する。
子供が一人で外出することに対する親の不安解消を目指したもので、子供の居場所をいつでもスマホで確認できる、世界中で使える小型のGPSデバイスだ。
小学生の子どもを持つ母親を対象にした意識調査によると、外出中の子供の居場所を知りたい母親は85.6%にのぼる。しかし、利用料金の高さや出会い系サイト・有料コンテンツ利用に対する心配、また、学校から禁止されているなど、子供に携帯電話を持たせている家庭は約3割とまだまだ少ない。
松田社長は「FamilyDotは面倒な契約も不要、月額料金なしで2年間使い放題というPOCKETALKと同じビジネスモデルになります」と導入へのハードルの低さをアピール。また、自転車等の貴重品に着けて盗難防止に役立てるなど、さまざまな利用シーンが想定される。
さらに、IoT製品第3弾として、高齢化社会突入で直面する “聞こえ” の問題も解消する、会話をリアルタイムでテキスト化する「CatchVoice」の発売を予告。「年内にさらにあと2つ、合計で5つのIoT製品が揃います。世界中にイノベイティブな製品を提供するグローバルIoTメーカーとして、世界を笑顔に、次の常識を創っていきたい」とIoT製品開発を加速していく構えだ。
ソースネクストは3月28日、「ソースネクスト事業戦略発表会」を開催。2017年10月に発売したIoT製品第1弾となるAI通訳機「POCKETALK(ポケトーク)」シリーズの概況について説明するとともに、今後の取り組み、さらに、IoT製品第2弾となる「FamilyDot(ファミリードット)」について説明を行った。
“言葉の壁をなくす” ミッションを引っ提げ登場した「POCKETALK」シリーズは、本年2月末現在で累計販売台数が30万台を突破。昨年10月には米国でも販売が開始され、本年1月にはオランダに子会社を設立した。今後、アジアや欧米での拡販を推し進め、海外展開を強化。2019年中には世界20ヶ国以上での展開を計画し、2020年末までに累計販売台数100万台を目指す。
国内での音声翻訳機の販売台数シェア96.7%(本年2月)を獲得。当初は機械的な音声合成だった日本語はより自然に、内蔵グローバルSIMの対応国・地域は105から126へ、翻訳スピードや学習機能も向上するなど着実に進化を遂げるPOCKETALK。交通機関、ホテル・民宿、家電量販店をはじめとする商業施設、教育など幅広い企業へ導入が進む。
また、語学学習に活用される例が多いことに着目し、POCKETALKと連携する無料の語学学習アプリ「POCKETALK Link」の提供もスタート。POCKETALKの翻訳履歴をレッスン教材として用い、画面上の文章をタッチするだけで音声を再生するリスニングや同社が国内販売権を所有する世界的な語学プログラム「ロゼッタストーン」の発音判定機能を用いて発音の良し悪しを瞬時に認定してくれる発音練習が行える。
■タクシー搭載タブレットにPOCKETALK機能装備へ
今後の取り組みとして、登壇した同社代表取締役社長・松田憲幸氏は、訪日外国人客のさらなる伸長に着目、「国内インバウンド需要の拡大に対応していく」と活躍の場をさらに拡げ、言語面をサポートするツールとしての役割を、あらゆるインフラにおいてPOCKETALKが担っていく意気込みだ。
JapanTaxi株式会社との新たな業務提携も発表された。6月より、同社が全国1万台のタクシーに提供するタクシー車載タブレットに、POCKETALKを標準の通訳機能として実装できるSDK(Software Development Kit)を提供する。
タクシーを呼べるNo1アプリ「JapanTaxi」は、全国のタクシーの3台に1台を呼ぶことができる。同社代表取締役社長 執行役員CEO・川鍋一朗氏は、さらなる利便性の向上には「さまざまなQR決済に対応できることが一番重要」と考え、現在、決済機能を備え、コンテンツ配信にも対応するデジタルサイネージ端末(タクシー車載用タブレット)の導入を進めている。2020年までに全国5万台(タクシー4台に1台)の目標を掲げ、タクシーでの決済が現金のみという課題を解消。さらにそこへPOCKETALKの機能を搭載することで、言葉の壁を解消する。「日本のタクシーがますます進化していきます」と大きな期待を寄せる。
■IoT製品第2弾は位置みまもり機「FamilyDot」
IoT製品のラインナップ拡充を明言するソースネクストでは、差別化する上で重要となるソフトウェア開発力や販売力を背景に、POCKETALKに続く第2弾となる位置みまもり機「FamilyDot」(14,880円)を発表した。5月29日より発売を開始する。
子供が一人で外出することに対する親の不安解消を目指したもので、子供の居場所をいつでもスマホで確認できる、世界中で使える小型のGPSデバイスだ。
小学生の子どもを持つ母親を対象にした意識調査によると、外出中の子供の居場所を知りたい母親は85.6%にのぼる。しかし、利用料金の高さや出会い系サイト・有料コンテンツ利用に対する心配、また、学校から禁止されているなど、子供に携帯電話を持たせている家庭は約3割とまだまだ少ない。
松田社長は「FamilyDotは面倒な契約も不要、月額料金なしで2年間使い放題というPOCKETALKと同じビジネスモデルになります」と導入へのハードルの低さをアピール。また、自転車等の貴重品に着けて盗難防止に役立てるなど、さまざまな利用シーンが想定される。
さらに、IoT製品第3弾として、高齢化社会突入で直面する “聞こえ” の問題も解消する、会話をリアルタイムでテキスト化する「CatchVoice」の発売を予告。「年内にさらにあと2つ、合計で5つのIoT製品が揃います。世界中にイノベイティブな製品を提供するグローバルIoTメーカーとして、世界を笑顔に、次の常識を創っていきたい」とIoT製品開発を加速していく構えだ。