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ヘルスケア機能や文字盤デザインの強化も

Apple Watch用「watchOS 6」今秋提供。アプリ直接DL対応、騒音検知で警告など

公開日 2019/06/04 05:36 編集部:小野佳希
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米Appleは、開発者向け会議「WWDC」を開催。Apple Watch用の新OS「watchOS 6」を今秋から提供すると発表した。

App Storeからアプリの直接インストールが可能に

watchOS 6では、App StoreからApple Watchにアプリを直接ダウンロードすることが可能に。サードパーティのアプリを簡単にインストールすることができるようになり、また、開発者は、iOSアプリがなくてもApple Watch上で独立して動作するように作成されたApple Watch専用アプリを構築可能になった。

周囲の騒音レベルを検知して警告する「ノイズ」アプリにも対応。聴覚を保護するために、コンサート会場など大音量な環境において大きすぎる音量を検知すると警告する。また、健康管理機能では、女性の月経周期管理機能にも対応する。

そのほか、WatchFace(文字盤デザイン)も追加し、カスタマイズオプションも導入。よりパーソナライズされ、好みのアプリや連絡先、情報にアクセスしやすくなるという。

また、音声メモアプリにも対応。Apple Booksで購入したAudiobookをAudiobooksアプリから直接聴くことができるようにもなるほか、電卓アプリも新しくなる。

Siriを利用した検索では、ウェブページの検索結果をApple Watchでフル表示することが可能に。

開発者向けには、音楽、ラジオ、PodcastをストリーミングするためのオーディオAPI、理学療法や瞑想などのセッションベースのタスクに拡張されたランタイムを提供するためのAPIを新たに提供。処理の高速化が可能だとしている。

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