第10世代Kindleがベース
Amazon、読み放題1年/保証2年付き「Kindle キッズモデル」。読書のモチベを高める“実績” 機能も搭載
Amazonは、電子書籍リーダー「Kindle」初となる子ども向けの「Kindle キッズモデル」を、10月7日より受注開始する。価格は10,980円(税込)。発送開始は10月30日を予定する。
これまで同社は、Androidベースの「Fire OS」を搭載するタブレット端末「Fire HD」シリーズにおいて、子ども向けの保護ケースやサービスなどをセットにした“キッズモデル” を展開してきたが、この度Kindleのラインナップにも全世界同時にキッズモデルを追加するかたちとなる。
製品発表に先立ち行われたプレス向け発表会にて製品紹介を担当した、アマゾンジャパン Amazonデバイス事業本部 清水文弥氏は、Kindleでもキッズモデルを追加した理由について、同社が実施したアンケートのデータを引用。「1日あたりの読書量が15分以下というお子さんが大多数を占める現在、電子書籍でもいいので子どもに読書をしてもらいたい、という親御さんは年々増加している。一方、タブレット端末を与えてしまうとゲームやネットの方にのめり込んでしまうのでは、という心配の声も根強い」と、読書だけに機能をしぼった子ども用端末へのニーズに応えた製品であると説明した。
Kindle キッズモデルは、今年3月発売の“第10世代” Kindleがベース。ハードウェアの仕様はベースモデルと同等で、ディスプレイは解像度167ppi、16階調グレースケールの6型 電子ペーパーを採用。明るさ調節可能なフロントライトも内蔵し、照り返しの強い日中の屋外、薄暗い屋内を問わず高い視認性を確保できる。内蔵ストレージは8GBで、一般的な書籍であれば数千冊分を保存可能。バッテリー持ちは最長4週間(フロントライト明るさ13/Wi-Fiオフ/1日の利用時間30分で計算)で、充電時間は付属の5W充電アダプタを使用する場合約4時間。
キッズモデル独自の仕様として、ブルーまたはピンクの保護ケースが付属。2年の間、本体が一定の条件下で破損/故障した場合、Amazonに返品することで無償交換を受けることができる。
そして、子ども向けの定額読み放題サービス「Amazon FreeTime Unlimited」の1年利用権が付属する。岩波少年文庫/講談社青い鳥文庫といった児童書、伝記、学習まんが、科学本など1,000冊以上の子ども向け書籍がラインナップされ、1年間追加料金無しで楽しむことができる。2年目以降はプライム会員なら月480円/年5,760円、一般会員なら月980円/年11,760円で継続して利用できる。
Kindle キッズモデルは、子どもの読書意欲を引き出すための機能も複数搭載している。そのひとつが、「1日に何ページ/何分読んだか」「何日続けて本を読んだか」というような読書履歴に応じ、様々な「バッジ」を獲得できるコレクション要素「バッジ機能」。ビデオゲームで言うところの「実績」「トロフィー」に似たシステムで、読書の習慣づけをねらいとしている。
また、読書履歴を元に子どもが興味を持ちそうな関連作品をリコメンドする機能「おすすめの本」や、学習に便利な国語辞書/英語辞書/単語帳も搭載されている。
保護者向けのペアレンタルコントロール機能も豊富に搭載している。年齢フィルター/端末の利用可能時間/日々の学習目標などを、Kindle本体またはウェブサービス「ペアレント・ダッシュボード」上から細かに設定することができる。またペアレント・ダッシュボード上では、子どもの読書履歴の確認や、「Amazon FreeTime Unlimited」対象外作品を購入し、子どものライブラリに追加することなども可能となっている。
なお、メニュー画面より「Amazon FreeTimeを終了」を選択することで、子ども用のプロファイルを終了し通常のKindleとして使用することもできる。この場合、Amazon FreeTime Unlimitedを読むことはできないが、例えば保護者のアカウントが加入している「Amazon Unlimited」「Prime Reading」対象タイトルや、個別購入した書籍の閲覧などが可能となる。
これまで同社は、Androidベースの「Fire OS」を搭載するタブレット端末「Fire HD」シリーズにおいて、子ども向けの保護ケースやサービスなどをセットにした“キッズモデル” を展開してきたが、この度Kindleのラインナップにも全世界同時にキッズモデルを追加するかたちとなる。
製品発表に先立ち行われたプレス向け発表会にて製品紹介を担当した、アマゾンジャパン Amazonデバイス事業本部 清水文弥氏は、Kindleでもキッズモデルを追加した理由について、同社が実施したアンケートのデータを引用。「1日あたりの読書量が15分以下というお子さんが大多数を占める現在、電子書籍でもいいので子どもに読書をしてもらいたい、という親御さんは年々増加している。一方、タブレット端末を与えてしまうとゲームやネットの方にのめり込んでしまうのでは、という心配の声も根強い」と、読書だけに機能をしぼった子ども用端末へのニーズに応えた製品であると説明した。
Kindle キッズモデルは、今年3月発売の“第10世代” Kindleがベース。ハードウェアの仕様はベースモデルと同等で、ディスプレイは解像度167ppi、16階調グレースケールの6型 電子ペーパーを採用。明るさ調節可能なフロントライトも内蔵し、照り返しの強い日中の屋外、薄暗い屋内を問わず高い視認性を確保できる。内蔵ストレージは8GBで、一般的な書籍であれば数千冊分を保存可能。バッテリー持ちは最長4週間(フロントライト明るさ13/Wi-Fiオフ/1日の利用時間30分で計算)で、充電時間は付属の5W充電アダプタを使用する場合約4時間。
キッズモデル独自の仕様として、ブルーまたはピンクの保護ケースが付属。2年の間、本体が一定の条件下で破損/故障した場合、Amazonに返品することで無償交換を受けることができる。
そして、子ども向けの定額読み放題サービス「Amazon FreeTime Unlimited」の1年利用権が付属する。岩波少年文庫/講談社青い鳥文庫といった児童書、伝記、学習まんが、科学本など1,000冊以上の子ども向け書籍がラインナップされ、1年間追加料金無しで楽しむことができる。2年目以降はプライム会員なら月480円/年5,760円、一般会員なら月980円/年11,760円で継続して利用できる。
Kindle キッズモデルは、子どもの読書意欲を引き出すための機能も複数搭載している。そのひとつが、「1日に何ページ/何分読んだか」「何日続けて本を読んだか」というような読書履歴に応じ、様々な「バッジ」を獲得できるコレクション要素「バッジ機能」。ビデオゲームで言うところの「実績」「トロフィー」に似たシステムで、読書の習慣づけをねらいとしている。
また、読書履歴を元に子どもが興味を持ちそうな関連作品をリコメンドする機能「おすすめの本」や、学習に便利な国語辞書/英語辞書/単語帳も搭載されている。
保護者向けのペアレンタルコントロール機能も豊富に搭載している。年齢フィルター/端末の利用可能時間/日々の学習目標などを、Kindle本体またはウェブサービス「ペアレント・ダッシュボード」上から細かに設定することができる。またペアレント・ダッシュボード上では、子どもの読書履歴の確認や、「Amazon FreeTime Unlimited」対象外作品を購入し、子どものライブラリに追加することなども可能となっている。
なお、メニュー画面より「Amazon FreeTimeを終了」を選択することで、子ども用のプロファイルを終了し通常のKindleとして使用することもできる。この場合、Amazon FreeTime Unlimitedを読むことはできないが、例えば保護者のアカウントが加入している「Amazon Unlimited」「Prime Reading」対象タイトルや、個別購入した書籍の閲覧などが可能となる。