KDDIから発売
サムスン、折りたたみスマホ「Galaxy Fold」日本初披露。「Galaxy Note10+」も
サムスンは本日10日、東京・原宿の「Galaxy Harajuku」において、スマートフォン新製品の発表会を開催した。
発表会では、折りたたみスマートフォン「Galaxy Fold」、タッチペン対応のスマートフォン「Galaxy Note10+」を披露。説明の後にはハンズオンが行われ、日本で実機を触ることのできる初の機会となった。なおこれらモデルはKDDIから発売され、明日11日より予約開始される。価格は現時点では未定。
Galaxy Foldは、折りたたみ可能な有機ELディスプレイ「Infinity Flex Display」を搭載したスマートフォン。メインディスプレイは開いた状態で7.3インチ、閉じた状態では4.6インチの「Cover Display」が利用できる。閉じた状態での幅は約63mmと、片手に収まるサイズになる。
またGalaxy Note10+は、専用ペン「S Pen」を付属した「Galaxy Note」シリーズの最新モデル。画面占有率94%以上のベゼルレスデザインを採用した約6.8インチ有機ELディスプレイ「Cinematic Infinity-O Display」を搭載、解像度はQuad HD+で、HDR10+にも対応する。
■Sシリーズ発売から10年
発表会では、サムスン電子ジャパン株式会社 プロダクトグループ 次長 猪脇裕行氏が登壇。Galaxy Noteシリーズを「デジタルとアナログが融合した革新的な製品」と説明する。
Note 10+での新機能として、手書きでメモを取るだけでなく、書いたものをタップするだけでwordやPDF上のテキストに変換できるとのこと。
クリエイティブ用途の機能も向上。S Penのジェスチャー操作により、カメラの起動やシャッターのほか、インカメラやアウトカメラの切り替えもできるようになった。
搭載するカメラは約1,600万画素の超広角、約1,200万画素の広角、約1,200万画素の望遠カメラと深度測位カメラ (ToF)の4基構成。超広角カメラでは「人間の視野に匹敵する広い画角の写真」、広角では「環境に合わせてF2.4とF1.5の絞りを自動切り替えした写真」、望遠は「離れた場所からでも寄った写真」が撮れると説明する。
またToFは「被写体との距離を正確に測ることで、背景をぼかした写真だったり、背景にエフェクトをかけたビデオを撮ることができる」とのこと。会場では「AR手書き」機能を使って、撮影したビデオに手書きの文字などを組み合わせたデモ動画が披露された。
さらにバッテリーは4,300mAhのものを搭載することで、「一日中使っていてもバッテリー切れの心配はありません」とアピールする。
性能面については、SoCがSnapdragon 855、RAMが12GB、ストレージが256GB。猪脇氏はこの性能について、「ノートパソコンと比べると、いかにモンスタースペックを採用しているかわかるのでは」と自信を見せた。
■折りたたみスマホ「Galaxy Fold」
続いて、Galaxy Foldをサムスン電子ジャパン株式会社 プロダクトグループ課長代理 牧 拓末氏が披露。「従来の形状はベストなのか、5年前から検討していた。技術、耐久性、実用性などの課題を達成し、ようやく発売できた。今までのものとはまったく異なるスマートフォンだ」とアピールした。
同モデルは先述したように、閉じた状態では4.6インチのディスプレイ、開くと7.3インチのディスプレイが現れる。折りたたんだ状態では片手でも操作できる大きさになっており、開くとタブレットのサイズで使用できる。
アプリはシームレスに切り替え可能としており、閉じた状態で見ていたマップを広げて大画面で見るなど、それぞれの状態を行き来できる。また、開いた状態では3つのアプリを同時に表示させることもでき、「PCのような体験を実現した」とアピールする。
7.3インチのディスプレイには有機EL「Dynamic AMOLED」を搭載。スピーカーにAKGチューニングのものを搭載することで、「没入感のあるマルチメディアエクスペリエンスを楽しめる」とのこと。開いた状態のアスペクト比は4.2:3のため、電子書籍などのコンテンツ閲覧にも適しているという。
カメラは合計6つで、背面に3基(超広角・1,600万画素/広角・1,200万画素/望遠・1,200万画素)、閉じた状態の前面に1基(1,000万画素)、開いた状態の前面に2基(セルフィー・1,000万画素/RGB深度カメラ・800万画素)搭載する。
また「シーン判別機能」を搭載し、「面倒な設定をせず、誰でもプロのような撮影」ができるとのこと。カメラを向けるだけでシーンを判別し、最適な撮影モードで撮影してくれるという。
性能面については、SoCがSnapdragon 855、RAMが12GB、ストレージが512GB。「新しいスマートフォンというだけではなく、Galaxyの基盤をしっかりと受け継いでいる。まるでPCのようなスペックのスマートフォンだ」(牧氏)と、こちらもNote 10+と同様に、機能だけでなく高いスペックも備えるとアピールした。
加えて、他の機器にワイヤレス給電できる「ワイヤレスパワーシェア」についても言及。この機能を使用してワイヤレス充電が可能な完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」が付属することもアピールポイントとのことだ。
発表会では、折りたたみスマートフォン「Galaxy Fold」、タッチペン対応のスマートフォン「Galaxy Note10+」を披露。説明の後にはハンズオンが行われ、日本で実機を触ることのできる初の機会となった。なおこれらモデルはKDDIから発売され、明日11日より予約開始される。価格は現時点では未定。
Galaxy Foldは、折りたたみ可能な有機ELディスプレイ「Infinity Flex Display」を搭載したスマートフォン。メインディスプレイは開いた状態で7.3インチ、閉じた状態では4.6インチの「Cover Display」が利用できる。閉じた状態での幅は約63mmと、片手に収まるサイズになる。
またGalaxy Note10+は、専用ペン「S Pen」を付属した「Galaxy Note」シリーズの最新モデル。画面占有率94%以上のベゼルレスデザインを採用した約6.8インチ有機ELディスプレイ「Cinematic Infinity-O Display」を搭載、解像度はQuad HD+で、HDR10+にも対応する。
■Sシリーズ発売から10年
発表会では、サムスン電子ジャパン株式会社 プロダクトグループ 次長 猪脇裕行氏が登壇。Galaxy Noteシリーズを「デジタルとアナログが融合した革新的な製品」と説明する。
Note 10+での新機能として、手書きでメモを取るだけでなく、書いたものをタップするだけでwordやPDF上のテキストに変換できるとのこと。
クリエイティブ用途の機能も向上。S Penのジェスチャー操作により、カメラの起動やシャッターのほか、インカメラやアウトカメラの切り替えもできるようになった。
搭載するカメラは約1,600万画素の超広角、約1,200万画素の広角、約1,200万画素の望遠カメラと深度測位カメラ (ToF)の4基構成。超広角カメラでは「人間の視野に匹敵する広い画角の写真」、広角では「環境に合わせてF2.4とF1.5の絞りを自動切り替えした写真」、望遠は「離れた場所からでも寄った写真」が撮れると説明する。
またToFは「被写体との距離を正確に測ることで、背景をぼかした写真だったり、背景にエフェクトをかけたビデオを撮ることができる」とのこと。会場では「AR手書き」機能を使って、撮影したビデオに手書きの文字などを組み合わせたデモ動画が披露された。
さらにバッテリーは4,300mAhのものを搭載することで、「一日中使っていてもバッテリー切れの心配はありません」とアピールする。
性能面については、SoCがSnapdragon 855、RAMが12GB、ストレージが256GB。猪脇氏はこの性能について、「ノートパソコンと比べると、いかにモンスタースペックを採用しているかわかるのでは」と自信を見せた。
■折りたたみスマホ「Galaxy Fold」
続いて、Galaxy Foldをサムスン電子ジャパン株式会社 プロダクトグループ課長代理 牧 拓末氏が披露。「従来の形状はベストなのか、5年前から検討していた。技術、耐久性、実用性などの課題を達成し、ようやく発売できた。今までのものとはまったく異なるスマートフォンだ」とアピールした。
同モデルは先述したように、閉じた状態では4.6インチのディスプレイ、開くと7.3インチのディスプレイが現れる。折りたたんだ状態では片手でも操作できる大きさになっており、開くとタブレットのサイズで使用できる。
アプリはシームレスに切り替え可能としており、閉じた状態で見ていたマップを広げて大画面で見るなど、それぞれの状態を行き来できる。また、開いた状態では3つのアプリを同時に表示させることもでき、「PCのような体験を実現した」とアピールする。
7.3インチのディスプレイには有機EL「Dynamic AMOLED」を搭載。スピーカーにAKGチューニングのものを搭載することで、「没入感のあるマルチメディアエクスペリエンスを楽しめる」とのこと。開いた状態のアスペクト比は4.2:3のため、電子書籍などのコンテンツ閲覧にも適しているという。
カメラは合計6つで、背面に3基(超広角・1,600万画素/広角・1,200万画素/望遠・1,200万画素)、閉じた状態の前面に1基(1,000万画素)、開いた状態の前面に2基(セルフィー・1,000万画素/RGB深度カメラ・800万画素)搭載する。
また「シーン判別機能」を搭載し、「面倒な設定をせず、誰でもプロのような撮影」ができるとのこと。カメラを向けるだけでシーンを判別し、最適な撮影モードで撮影してくれるという。
性能面については、SoCがSnapdragon 855、RAMが12GB、ストレージが512GB。「新しいスマートフォンというだけではなく、Galaxyの基盤をしっかりと受け継いでいる。まるでPCのようなスペックのスマートフォンだ」(牧氏)と、こちらもNote 10+と同様に、機能だけでなく高いスペックも備えるとアピールした。
加えて、他の機器にワイヤレス給電できる「ワイヤレスパワーシェア」についても言及。この機能を使用してワイヤレス充電が可能な完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」が付属することもアピールポイントとのことだ。