「Xperia 5」など計8機種
ドコモ、'19-'20冬春新モデル発表。d払いでの加盟店サービス一括操作など対応拡充も
NTTドコモは、2019 - 2020年冬春の新製品として、ソニーモバイルの21対9画面スマホ「Xperia 5」やサムスン「Galaxy Note10+」などのスマートフォン5機種/キッズケータイ1機種/らくらくホン1機種と、テレビターミナル1機種の全8モデルを発表。10月18日から順次発売する。
スマートフォンは、ハイエンド3機種とスタンダード2機種をラインナップ。ソニーモバイル「Xperia 5」(11月1日発売)、サムスン「Galaxy Note10+」(10月18日発売)、シャープ「AQUOS zero2」(今冬発売)の3機種は、36回分割払い利用時に加入できる「スマホおかえしプログラム」の対象で、プログラム加入の場合は最大12回分の分割支払金の支払いが不要となる。いずれも大画面かつ高い処理能力を備え、ゲームコンテンツもサクサクと楽しめるハイスペックさを特徴とするハイエンドモデルだ。
Xperia 5は幅68mmのコンパクトサイズながら、21対9シネマワイドディスプレイを採用。またトリプルレンズカメラ、ゲームエンハンサー機能なども搭載する機能満載の新モデル。
Galaxy Note10+は専用のSペンを付属したシリーズ最新機で、動画に3D落書きも可能。ドコモではオリジナル手帳アプリも用意しており、本機ではさらに機能充実を図ったという。またRAM12GB搭載で大容量コンテンツの処理も容易に行える。価格は総額121,176円、スマホおかえしプログラムの適用で80,784円で購入できる。
AQUOS zero2は約140gと軽量ながら、高速駆動に対応する有機ELディスプレイを搭載し、かつタップ抜けを限りなく抑えたことで、動きの激しい映像やリズムゲームなどにも十分対応できるとしている。またOSには最新のAndroid 10を採用した。
スタンダード機には、価格を抑えながら長時間駆動や防水・防塵など高い性能も備え、初めてのスマートフォンにも最適な使いやすいモデルとして、FMラジオ搭載で災害時にも安心して使える「Galaxy A20」(11月1日発売)と、バッテリー容量4000mAhで1週間の電池持ちも実現する、高画質IGZOディスプレイ搭載の「AQUOS sense3」(11月上旬発売)を追加。夏モデルと合わせ計6機種を取り揃えた。
さらに幅広い世代に向けた製品として、「キッズケータイ」と「らくらくホン」の新モデルを投入。キッズケータイは初の4G LTE対応となり、VoLTEによるクリアな音声通話が可能に。コンパクトな本体に3.4インチのタッチパネルディスプレイを搭載。スマホの操作範囲も設定可能なため、子供の成長に合わせて設定し直すことができる。発売は今冬を予定する。
らくらくホンでは使い心地やボタン配置はそのままに、VoLTEの通話品質を向上。また画面の明るさもアップして見やすさ向上も図っている。迷惑メール・電話対策機能なども備えるほか、待受画面で歩数がすぐわかる連動ライブ壁紙なども搭載する。本機は11月下旬発売。
また、ドコモの映像サービスやDisney DELUXEなどをテレビの大画面でも楽しめる「ドコモテレビターミナル02」も発表。本機は来春発売予定で、ひかり回線に繋ぐことで、新たにアンテナチューナー不要でBS4Kデジタル放送の受信にも対応した。HDR 10/HLG/ドルビービジョン対応で、OSにはAndroid TV 9を搭載する。
同社社長の吉澤和弘氏は今回のラインナップについて、「5G時代を見据えた、4G LTEの集大成」と説明。「3G端末を利用しているユーザーにも4G LTEへの移行を進め、幅広い世代の方に豊かな生活を送ってもらえるよう充実を図る」とコメントした。
また新たに、dアカウントログイン時のID/パスワードを使った不正ログインを未然に防ぐ「dアカウント パスワードレス認証」の導入も発表された。これまで生体認証とID/パスワードの二通りでログインできていたが、2月導入時からは生体認証のみとする。対象モデルは本日発表の「Galaxy Note10+」「Xperia 5」「AQUOS zero2」「AQUOS sense3」4機種のほか、2015年夏モデル以降のAndroid端末64機種、iOS端末25機種と生体認証対応の全93機種となる。
■FinTechサービスを拡充。d払い内で加盟店サービスも操作可能な「ミニアプリ」
同社は新製品発表と合わせ、新たな金融関連サービスを4つ発表した。スマホ決済サービス「d払い」においては、加盟店サービスを組み込みシームレスな利用を実現する新プラットフォーム「d払い ミニアプリ」を発表。本サービスでは、加盟店が自社アプリなどで提供している事前注文・決済などの各種サービスやd払いで利用できるクーポンを、d払いアプリ内で利用できる。
これにより、加盟店ごとのアプリをダウンロードせずに、また一部店舗を除いて加盟店に対する会員登録なども行わずに、一つのアプリ内で操作が完了できる点が特徴。ユーザーにとって利便性が高まるだけでなく、加盟店に対しても販売促進を図ることができるとアピールされた。
提供開始時にはまず「Japan Taxi」に対応。タクシーの配車予約から事前決済まで行える。以降は、12月10日からドコモ・バイクシェアに対応、年度内には吉野家やローソンのサービスも対応していくとのこと。クーポン利用については、サービス開始後にまずローソンやスギ薬局、かっぱ寿司など9つの加盟店のクーポンが利用可能。こちらも今後順次店舗数を拡大していく。
吉澤氏は「金融商品の中でも、決済サービスは重要だと考えている」と強調。d払いは同社の予想よりも早いスピードで拡大、成長しているとのこと。一方でキャッシュレス化に踏み込めないユーザーに対して、セキュリティー強化や補償制度の充実、プライバシーポリシーの再編など、利用に対する不安解消にも努めていると説明した。
利用者拡大の施策として、ドラッグストアやコンビニで10%還元となるキャンペーンを11月、12月と引き続き実施する。また、加盟店向けにも「ドコモのキャッシュレス推進ボーナス」として、2019年10月から2020年6月まで、月々決済金額の10%を進呈するサービスを提供する。すでに加盟店となっている店舗も対象となるが、主に「キャッシュレス決済の導入にハードルを感じている小規模店舗を応援する施策」とし、新たな利用店舗拡大を図っていく。
d払いは2018年4月にスタート。プラットフォームビジネス推進部ウォレットビジネス推進室長の田原務氏は、「決済だけでなく、将来的には販促であったり、CRMに利用できるような仕組みの提供を考えている。今はその仕組みの構築に向け、ユーザーと加盟店をしっかり増やしていくフェーズにある」と説明。吉澤氏も「まだキャッシュレスが浸透していないのも事実。ドコモでは安心で安全な環境づくりに取り組むことで、ユーザーの不安を解消し、利便性を高めることで普及拡大に貢献する」と語った。
キャッシュレス決済の促進を図る一方で、サービスの拡大やSNSの発展などによるインターネット上でのトラブルが増加していることを受け、新たに「ネットトラブルあんしんサポート」の提供を月額500円(税抜)で12月から開始する。インターネット上のトラブル予防から総合的にサポートするもので、消費生活アドバイザーや法律専門家など専門スタッフに相談もでき、キャッシュレス決済の不正利用の補償(付帯保険)も行う。補償について他の決済サービスも対象で、決済事業者の補償範囲を超えて最大100万円まで補償される。
AIを活用してオススメの保険・サービスを提案する「AIほけん」では、簡単な質問に答えることで最大6つの保険サービスを提案するというもの。東京海上日動火災保険(株)との協業によるもので、ドコモ回線未契約でも、dアカウントの取得を行うことで利用できる。支払いは電話料金合算やクレジット払いが可能。
東京海上日動の広瀬伸一氏は、「ドコモの持つスマートフォンと最新テクノロジーと、我々の持つ保険のノウハウや、約5万店の保険代理店の活用といった、デジタルとリアルの融合により、日本の隅々にまで安心を届けられる新たなサービスである」と説明。分かりやすいUIを用いて、保険への理解も深められるとしており、「多様化、高度化するライフスタイルやニーズに対応し、より暮らしやすい生活へとサポートしていきたい」と語った。
また、2018年5月から提供しているAIエージェントサービス「my daiz」にも新機能を追加。my daizでは、位置情報をもとに近隣の情報を取得できる「おでかけ」機能の利用が多く、これをさらに進化させるべくナビゲーションを強化。移動中に見える建物や横断歩道などの目印に沿ってきめ細かく音声で案内するナビゲーション機能で、ゼンリングループの持つ全国約3,800万件の建物情報と連携して、徒歩もしくは車での道案内が可能となる。
「地図を見ることから解放する、新感覚ナビゲーション」とし、画面を見なくても接続したイヤホンなどから聞こえる音声でスムーズに移動できるとアピール。また歩きスマホの対策にもつながると説明。ドコモの調査によると、ユーザーのうち大半が歩きスマホの危険性を認識しながらも、実際に歩きスマホの経験があるケースは半数以上。その際に使っていた機能として、通話やメッセージ利用などに続いて、地図やナビの利用も多く、本機能により歩きスマホ解消に貢献していくとした。サービスは2020年3月から提供開始予定。
その他、dミールキット生活応援キャンペーンも本日からスタート。1,980円のトライアルキット注文で1,000ポイント還元や、定期便加入で2ヶ月間毎週ミールキット1個が無料提供される。
スマートフォンは、ハイエンド3機種とスタンダード2機種をラインナップ。ソニーモバイル「Xperia 5」(11月1日発売)、サムスン「Galaxy Note10+」(10月18日発売)、シャープ「AQUOS zero2」(今冬発売)の3機種は、36回分割払い利用時に加入できる「スマホおかえしプログラム」の対象で、プログラム加入の場合は最大12回分の分割支払金の支払いが不要となる。いずれも大画面かつ高い処理能力を備え、ゲームコンテンツもサクサクと楽しめるハイスペックさを特徴とするハイエンドモデルだ。
Xperia 5は幅68mmのコンパクトサイズながら、21対9シネマワイドディスプレイを採用。またトリプルレンズカメラ、ゲームエンハンサー機能なども搭載する機能満載の新モデル。
Galaxy Note10+は専用のSペンを付属したシリーズ最新機で、動画に3D落書きも可能。ドコモではオリジナル手帳アプリも用意しており、本機ではさらに機能充実を図ったという。またRAM12GB搭載で大容量コンテンツの処理も容易に行える。価格は総額121,176円、スマホおかえしプログラムの適用で80,784円で購入できる。
AQUOS zero2は約140gと軽量ながら、高速駆動に対応する有機ELディスプレイを搭載し、かつタップ抜けを限りなく抑えたことで、動きの激しい映像やリズムゲームなどにも十分対応できるとしている。またOSには最新のAndroid 10を採用した。
スタンダード機には、価格を抑えながら長時間駆動や防水・防塵など高い性能も備え、初めてのスマートフォンにも最適な使いやすいモデルとして、FMラジオ搭載で災害時にも安心して使える「Galaxy A20」(11月1日発売)と、バッテリー容量4000mAhで1週間の電池持ちも実現する、高画質IGZOディスプレイ搭載の「AQUOS sense3」(11月上旬発売)を追加。夏モデルと合わせ計6機種を取り揃えた。
さらに幅広い世代に向けた製品として、「キッズケータイ」と「らくらくホン」の新モデルを投入。キッズケータイは初の4G LTE対応となり、VoLTEによるクリアな音声通話が可能に。コンパクトな本体に3.4インチのタッチパネルディスプレイを搭載。スマホの操作範囲も設定可能なため、子供の成長に合わせて設定し直すことができる。発売は今冬を予定する。
らくらくホンでは使い心地やボタン配置はそのままに、VoLTEの通話品質を向上。また画面の明るさもアップして見やすさ向上も図っている。迷惑メール・電話対策機能なども備えるほか、待受画面で歩数がすぐわかる連動ライブ壁紙なども搭載する。本機は11月下旬発売。
また、ドコモの映像サービスやDisney DELUXEなどをテレビの大画面でも楽しめる「ドコモテレビターミナル02」も発表。本機は来春発売予定で、ひかり回線に繋ぐことで、新たにアンテナチューナー不要でBS4Kデジタル放送の受信にも対応した。HDR 10/HLG/ドルビービジョン対応で、OSにはAndroid TV 9を搭載する。
同社社長の吉澤和弘氏は今回のラインナップについて、「5G時代を見据えた、4G LTEの集大成」と説明。「3G端末を利用しているユーザーにも4G LTEへの移行を進め、幅広い世代の方に豊かな生活を送ってもらえるよう充実を図る」とコメントした。
また新たに、dアカウントログイン時のID/パスワードを使った不正ログインを未然に防ぐ「dアカウント パスワードレス認証」の導入も発表された。これまで生体認証とID/パスワードの二通りでログインできていたが、2月導入時からは生体認証のみとする。対象モデルは本日発表の「Galaxy Note10+」「Xperia 5」「AQUOS zero2」「AQUOS sense3」4機種のほか、2015年夏モデル以降のAndroid端末64機種、iOS端末25機種と生体認証対応の全93機種となる。
■FinTechサービスを拡充。d払い内で加盟店サービスも操作可能な「ミニアプリ」
同社は新製品発表と合わせ、新たな金融関連サービスを4つ発表した。スマホ決済サービス「d払い」においては、加盟店サービスを組み込みシームレスな利用を実現する新プラットフォーム「d払い ミニアプリ」を発表。本サービスでは、加盟店が自社アプリなどで提供している事前注文・決済などの各種サービスやd払いで利用できるクーポンを、d払いアプリ内で利用できる。
これにより、加盟店ごとのアプリをダウンロードせずに、また一部店舗を除いて加盟店に対する会員登録なども行わずに、一つのアプリ内で操作が完了できる点が特徴。ユーザーにとって利便性が高まるだけでなく、加盟店に対しても販売促進を図ることができるとアピールされた。
提供開始時にはまず「Japan Taxi」に対応。タクシーの配車予約から事前決済まで行える。以降は、12月10日からドコモ・バイクシェアに対応、年度内には吉野家やローソンのサービスも対応していくとのこと。クーポン利用については、サービス開始後にまずローソンやスギ薬局、かっぱ寿司など9つの加盟店のクーポンが利用可能。こちらも今後順次店舗数を拡大していく。
吉澤氏は「金融商品の中でも、決済サービスは重要だと考えている」と強調。d払いは同社の予想よりも早いスピードで拡大、成長しているとのこと。一方でキャッシュレス化に踏み込めないユーザーに対して、セキュリティー強化や補償制度の充実、プライバシーポリシーの再編など、利用に対する不安解消にも努めていると説明した。
利用者拡大の施策として、ドラッグストアやコンビニで10%還元となるキャンペーンを11月、12月と引き続き実施する。また、加盟店向けにも「ドコモのキャッシュレス推進ボーナス」として、2019年10月から2020年6月まで、月々決済金額の10%を進呈するサービスを提供する。すでに加盟店となっている店舗も対象となるが、主に「キャッシュレス決済の導入にハードルを感じている小規模店舗を応援する施策」とし、新たな利用店舗拡大を図っていく。
d払いは2018年4月にスタート。プラットフォームビジネス推進部ウォレットビジネス推進室長の田原務氏は、「決済だけでなく、将来的には販促であったり、CRMに利用できるような仕組みの提供を考えている。今はその仕組みの構築に向け、ユーザーと加盟店をしっかり増やしていくフェーズにある」と説明。吉澤氏も「まだキャッシュレスが浸透していないのも事実。ドコモでは安心で安全な環境づくりに取り組むことで、ユーザーの不安を解消し、利便性を高めることで普及拡大に貢献する」と語った。
キャッシュレス決済の促進を図る一方で、サービスの拡大やSNSの発展などによるインターネット上でのトラブルが増加していることを受け、新たに「ネットトラブルあんしんサポート」の提供を月額500円(税抜)で12月から開始する。インターネット上のトラブル予防から総合的にサポートするもので、消費生活アドバイザーや法律専門家など専門スタッフに相談もでき、キャッシュレス決済の不正利用の補償(付帯保険)も行う。補償について他の決済サービスも対象で、決済事業者の補償範囲を超えて最大100万円まで補償される。
AIを活用してオススメの保険・サービスを提案する「AIほけん」では、簡単な質問に答えることで最大6つの保険サービスを提案するというもの。東京海上日動火災保険(株)との協業によるもので、ドコモ回線未契約でも、dアカウントの取得を行うことで利用できる。支払いは電話料金合算やクレジット払いが可能。
東京海上日動の広瀬伸一氏は、「ドコモの持つスマートフォンと最新テクノロジーと、我々の持つ保険のノウハウや、約5万店の保険代理店の活用といった、デジタルとリアルの融合により、日本の隅々にまで安心を届けられる新たなサービスである」と説明。分かりやすいUIを用いて、保険への理解も深められるとしており、「多様化、高度化するライフスタイルやニーズに対応し、より暮らしやすい生活へとサポートしていきたい」と語った。
また、2018年5月から提供しているAIエージェントサービス「my daiz」にも新機能を追加。my daizでは、位置情報をもとに近隣の情報を取得できる「おでかけ」機能の利用が多く、これをさらに進化させるべくナビゲーションを強化。移動中に見える建物や横断歩道などの目印に沿ってきめ細かく音声で案内するナビゲーション機能で、ゼンリングループの持つ全国約3,800万件の建物情報と連携して、徒歩もしくは車での道案内が可能となる。
「地図を見ることから解放する、新感覚ナビゲーション」とし、画面を見なくても接続したイヤホンなどから聞こえる音声でスムーズに移動できるとアピール。また歩きスマホの対策にもつながると説明。ドコモの調査によると、ユーザーのうち大半が歩きスマホの危険性を認識しながらも、実際に歩きスマホの経験があるケースは半数以上。その際に使っていた機能として、通話やメッセージ利用などに続いて、地図やナビの利用も多く、本機能により歩きスマホ解消に貢献していくとした。サービスは2020年3月から提供開始予定。
その他、dミールキット生活応援キャンペーンも本日からスタート。1,980円のトライアルキット注文で1,000ポイント還元や、定期便加入で2ヶ月間毎週ミールキット1個が無料提供される。