アップル、「WWDC 21」を6月7日から開催。今年もすべてオンライン開催

アップルは、毎年開催されている世界開発者会議（WWDC）を、今年も6月7日から11日に開催すると発表した。昨年に引き続き、すべてオンライン形式で開催する。すべての開発者が無料で参加できる。

毎年、iOSなど同社OSのメジャーアップデートが公開されるWWDC。今年も「iOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOSの今後について他に類を見ない展望を共有」すると告知している。また、イメージイラストのキャラクターがメガネを掛けていることにも注目したい。以前から噂されているARグラス関連で、何らかの発表がある可能性も出てきた。

今年のWWDC 21では、基調講演とState of the Unionでの発表、オンラインセッション、1対1ラボでの技術ガイダンスが予定されている。ほかにも、開発者がアップルのエンジニアやデザイナーと対話し、最新のフレームワークやテクノロジーを学べる新たな方法も用意される。

同社では、WWDC 21を通じて「革新的なアプリケーションやゲームを開発するために必要な新しいテクノロジー、ツール、フレームワークについて学ぶ機会を提供する」としており、同社が開発したプログラム言語「Swift」のコーディング技術を披露するコンテスト「Swift Student Challenge」も実施される。