「CS:GO」のエキシビジョンマッチも
ZOWIE、ブランド初のゲーミングワイヤレスマウスを世界初公開
ベンキュージャパンは、本日12月7日に同社ゲーミングブランド・ZOWIEのメディア向け新製品発表会を、日本最大規模のesportsパーク「RED°TOKYO TOWER(レッドトーキョータワー)」にて実施。同ブランド初となるワイヤレスマウスの発売を明らかにした。
今回のワイヤレスマウスは、全世界において、日本が初披露の場になった。型番や発売時期は現時点で未定とのことだが、発表会場での同社スタッフによると「来年前半の発売を目安にしている」とのこと。マウスサイズは現状3種を用意。使用されるパーツは現在も詰めている最中としながら、最も大きいサイズで80gになっているという。
現在、同ブランドでは、速度を求めた「FKシリーズ」、左右非対称形状を取るバランス型の「ECシリーズ」、コントロール重視の「Sシリーズ」、安定性を高めた「ZAシリーズ」という4種類の有線マウスを展開中。今回その存在を明らかにしたワイヤレスマウスでは、「ECシリーズ」の筐体デザインを踏襲するという。
ワイヤレス通信に関しては、他社従来製品同様のUSBドングルのほか、マウスの充電用クレードルを兼ねた「エンハンスドワイヤレスレシーバー」を別途同梱。これを用いてワイヤレス接続を行うことで、マウスパフォーマンスの安定性向上や、他マウスとの干渉、グリッジ抑制などの効果が期待できるとのこと。
本モデルの詳細な説明については、本社開発担当のChris Lin氏がステージに登壇。ZOWIEにおけるゲーミングデバイスの在り方を語った。
同ブランドの製品デザインについては、BenQの(ハイエンド)ゲーミングブランドという立ち位置にありながらRGBライティングなど、いかにも “ゲーミング” 感溢れる派手なデザインを避け、「いかにプレイヤーのパフォーマンスを高めるか」をコンセプトとして開発を実施しているとのこと。考え方としては「実際のスポーツプレイヤーの使う、シューズやラケットと類似する」とChris氏はコメントした。
ワイヤレスマウスの開発については、兼ねてからインターネットコミュニティなどでユーザーの要望があったものの、接続安定性を追求する為に様々な実験とテストを繰り返し開発期間が長期に渡ったと説明。多くのプレイヤーのフィードバックを活かした製品になっていると強調した。
Chris氏は、さまざまなイベントにおいて、ワイヤレスマウスをあえて有線接続しているユーザーが散見されるとコメント。これは決して充電しながらの使用ではなく、快適な使用感と接続安定性を求めてのものだと推察し、このニーズに応えるべくワイヤレスマウスを開発したという。
またバッテリーなど、有線マウスに無い部品を組み込むにあたり重量調整も繰り返し行い、有線マウスを使ってきたユーザーが乗り換える際に感じる「違和感」を極力少なくする為に様々なテストを行ってきたという。
最後に新製品のワイヤレスマウスの安定感をアピールするデモンストレーションをChris氏自ら実施。携帯電話や、ワイヤレスルーターといった無線機器をマウスの前に設置し、ワイヤレス通信が干渉し易い環境下でマウスを使って円形を描画するといったものだ。他社製品のマウスを使った場合にはマウスで描画した線は荒く、途切れるような結果になったが、ZOWIEのワイヤレスマウスはスムーズで安定感のある描画を披露した。
また、同社スタッフによれば、現在のゲーミングシーンにおいて軽いマウスが流行っているとのことだが、剛性と使用する上での安定感を求めた設計を追求したという。さらに、「APEX」のようなマウスムーブの大きいゲームよりも、「VALORANT」「CS:GO」のような精密動作を求められるタイトルを念頭に開発を行ったと続けた。
発表会には、ベンキュージャパン代表執行役社長を務める菊池正志氏も登壇。パソコン業界に限らず、様々な業界が厳しい市場状況が続く中、eスポーツ、とりわけFPS分野においては継続してトップクラスのデバイスとしてZOWIEシリーズのモニターが注目を浴びているとアピール。
その一方で、製品を構成する半導体などのサプライが供給不足から、新製品の発売遅延や、製品の生産に影響が出てしまっていることについて触れ、ベンキュージャパンとしては台湾本社との連携を密に取りつつ、今後もユーザーの期待に応えたいとの意気込みを示した。
2011年にBenQブランド初のeスポーツ用モニターとして発売した「XL2410T」を皮切りにゲーミングデバイスの開発を始めた同社。11月には360Hz対応のモニター「XL2566K」を発売し、ハード面だけで無く、ゲームに適した各種設定を備えるソフト面でも高い評価を得ているという。
また、説明会後半では360Hz対応モニターXL2566Kと、ワイヤレスマウスを使用しての「Counter-Strike: Global Offensive」(CS:GO)を用いたプロゲーマーによるエキシビジョンマッチを開催。同ゲームの無料サブスプリクションオプション「Aim Botz」を用いて100体のボットを何秒で倒せるか4チームに分かれて対決を行った。
参加者として「ZETA DIVISION」から鈴木ノリアキ、れんにき、KH(Killin9Hit)、aco、Yatsuka、「Northeption」からBlackWiz、Derialy、「FENNEL」からMittiii、Curumi、KOHALといった各選手が登場。いずれの参加者もワイヤレスながら高い接続安定性について言及。エキシビジョンタイトルに触れる機会が少なかった選手からも「別タイトルで遊んでいても遜色ないエイムを披露できた」と評価する声が相次いだ。
今回のワイヤレスマウスは、全世界において、日本が初披露の場になった。型番や発売時期は現時点で未定とのことだが、発表会場での同社スタッフによると「来年前半の発売を目安にしている」とのこと。マウスサイズは現状3種を用意。使用されるパーツは現在も詰めている最中としながら、最も大きいサイズで80gになっているという。
現在、同ブランドでは、速度を求めた「FKシリーズ」、左右非対称形状を取るバランス型の「ECシリーズ」、コントロール重視の「Sシリーズ」、安定性を高めた「ZAシリーズ」という4種類の有線マウスを展開中。今回その存在を明らかにしたワイヤレスマウスでは、「ECシリーズ」の筐体デザインを踏襲するという。
ワイヤレス通信に関しては、他社従来製品同様のUSBドングルのほか、マウスの充電用クレードルを兼ねた「エンハンスドワイヤレスレシーバー」を別途同梱。これを用いてワイヤレス接続を行うことで、マウスパフォーマンスの安定性向上や、他マウスとの干渉、グリッジ抑制などの効果が期待できるとのこと。
本モデルの詳細な説明については、本社開発担当のChris Lin氏がステージに登壇。ZOWIEにおけるゲーミングデバイスの在り方を語った。
同ブランドの製品デザインについては、BenQの(ハイエンド)ゲーミングブランドという立ち位置にありながらRGBライティングなど、いかにも “ゲーミング” 感溢れる派手なデザインを避け、「いかにプレイヤーのパフォーマンスを高めるか」をコンセプトとして開発を実施しているとのこと。考え方としては「実際のスポーツプレイヤーの使う、シューズやラケットと類似する」とChris氏はコメントした。
ワイヤレスマウスの開発については、兼ねてからインターネットコミュニティなどでユーザーの要望があったものの、接続安定性を追求する為に様々な実験とテストを繰り返し開発期間が長期に渡ったと説明。多くのプレイヤーのフィードバックを活かした製品になっていると強調した。
Chris氏は、さまざまなイベントにおいて、ワイヤレスマウスをあえて有線接続しているユーザーが散見されるとコメント。これは決して充電しながらの使用ではなく、快適な使用感と接続安定性を求めてのものだと推察し、このニーズに応えるべくワイヤレスマウスを開発したという。
またバッテリーなど、有線マウスに無い部品を組み込むにあたり重量調整も繰り返し行い、有線マウスを使ってきたユーザーが乗り換える際に感じる「違和感」を極力少なくする為に様々なテストを行ってきたという。
最後に新製品のワイヤレスマウスの安定感をアピールするデモンストレーションをChris氏自ら実施。携帯電話や、ワイヤレスルーターといった無線機器をマウスの前に設置し、ワイヤレス通信が干渉し易い環境下でマウスを使って円形を描画するといったものだ。他社製品のマウスを使った場合にはマウスで描画した線は荒く、途切れるような結果になったが、ZOWIEのワイヤレスマウスはスムーズで安定感のある描画を披露した。
また、同社スタッフによれば、現在のゲーミングシーンにおいて軽いマウスが流行っているとのことだが、剛性と使用する上での安定感を求めた設計を追求したという。さらに、「APEX」のようなマウスムーブの大きいゲームよりも、「VALORANT」「CS:GO」のような精密動作を求められるタイトルを念頭に開発を行ったと続けた。
発表会には、ベンキュージャパン代表執行役社長を務める菊池正志氏も登壇。パソコン業界に限らず、様々な業界が厳しい市場状況が続く中、eスポーツ、とりわけFPS分野においては継続してトップクラスのデバイスとしてZOWIEシリーズのモニターが注目を浴びているとアピール。
その一方で、製品を構成する半導体などのサプライが供給不足から、新製品の発売遅延や、製品の生産に影響が出てしまっていることについて触れ、ベンキュージャパンとしては台湾本社との連携を密に取りつつ、今後もユーザーの期待に応えたいとの意気込みを示した。
2011年にBenQブランド初のeスポーツ用モニターとして発売した「XL2410T」を皮切りにゲーミングデバイスの開発を始めた同社。11月には360Hz対応のモニター「XL2566K」を発売し、ハード面だけで無く、ゲームに適した各種設定を備えるソフト面でも高い評価を得ているという。
また、説明会後半では360Hz対応モニターXL2566Kと、ワイヤレスマウスを使用しての「Counter-Strike: Global Offensive」(CS:GO)を用いたプロゲーマーによるエキシビジョンマッチを開催。同ゲームの無料サブスプリクションオプション「Aim Botz」を用いて100体のボットを何秒で倒せるか4チームに分かれて対決を行った。
参加者として「ZETA DIVISION」から鈴木ノリアキ、れんにき、KH(Killin9Hit)、aco、Yatsuka、「Northeption」からBlackWiz、Derialy、「FENNEL」からMittiii、Curumi、KOHALといった各選手が登場。いずれの参加者もワイヤレスながら高い接続安定性について言及。エキシビジョンタイトルに触れる機会が少なかった選手からも「別タイトルで遊んでいても遜色ないエイムを披露できた」と評価する声が相次いだ。