3D写真撮影に加えて3D動画撮影も行える、3D対応デジタルカメラの第2世代がデジカメの人気ブランド・フジフイルムから登場した。FinePix Real 3D W3がそれで、人気を博したW1の後継機だ。今回の大きな特徴は、3Dのハイビジョン動画のオート撮影に対応したこと。コンパクトなデジカメで撮影した3D動画を、大画面テレビで再生すると、大迫力の美しい3D映像が楽しめてしまうのだ。
●3Dデジタル映像システム FUJIFILM FinePix REAL 3D W3 ¥OPEN 【SPEC】●有効画素数:1000万画素 ●撮像素子:1/2.3CCD×2 ●記録メディア:内蔵メモリー、SD/SDHCメモリーカード ●レンズ:フジノン光学式3倍ズームレンズ ●電源:充電式バッテリー ●最高感度:ISO1600 ●液晶モニター:3.5型ワイドカラー液晶(3D/2D両用)●外形寸法:124.0W×65.9H×27.8D(最薄部21.0)mm ●質量:約250g(付属バッテリー、メモリーカード含む) |
3D撮影の仕組みはCCDとレンズを2機ずつ搭載する、いわゆる2眼方式。一度の撮影で映像を2枚撮影し、その映像のズレ(視差)を利用して瞬時に3D映像に合成してくれる。今のところ3Dハイビジョン動画が撮れるのはW3だけだ。
なんとこのデジカメ、撮影した3D写真や3D映像を、本体に搭載している新型3.5型ワイド液晶モニターで、専用メガネなしで観ることができる。また、様々な効果をつけながら3Dでスライドショーを楽しむこともできる。
もちろん、デジカメの大きなポイントである通常の2D撮影機能も充実していて、人気の顔キレイナビ(2D撮影のみの機能)も引き続き搭載している。
2Dと3Dの撮影は、本体のボタンでワンタッチで切り替えることができるので、機械が少し苦手という女性やお子様も含め、誰もがカンタンに3Dを味わうことができる。
さらにうれしいことに、撮影した3Dを楽しむソリューションの数々が充実している。大画面3Dテレビには、HDMIケーブル1本で接続するだけ。また高速赤外線通信機能を搭載しているので、シャープ製の3Dテレビにはワイヤレスで3D静止画を転送できる。同梱の3D対応画像ビューワーソフトで写真や3D動画の編集もラクラク。撮影した3D写真を裸眼で観られる3D写真にプリントしてくれるサービスも提供している。もちろんメガネなしで鑑賞できるので、プレゼントにも最適だ。
これからの3Dは、自分で撮ったオリジナルコンテンツを自在なスタイルで楽しむ時代。3Dをもっと楽しみたいすべての人にお奨めしたい逸品だ
。
FINEPIX REAL 3D W3の魅力
【3D動画も3D写真もオートで撮影!】
2D ⇔3Dのワンタッチボタンを本体に配備。オート機能で簡単に3Dハイビジョン動画と3D写真を撮影できる。
【撮ったその場で、メガネなしで3Dをチェック】
搭載するプレミアムクリア液晶は、レンチキュラー方式を採用、高精細・高コントラストの3D映像を表示する。撮影中のスルー画や、撮影した3D動画・3D静止画を、3Dメガネなしで見ることができる。
【もちろん普通のデジタルカメラとしても使える】
顔キレイナビや13種類のシーンポジションに加え、2つのレンズでワイド/ズームなど条件の異なる画像を同時に撮影するアドバンスド2Dモードなどを搭載する
【広がる3Dの世界】
●3D大画面テレビでの再生に対応
HDMIケーブル1本で、3Dテレビに接続可能。大画面で3D画像や3Dムービーを楽しむことができる。動画音声録音はステレオ方式を採用しており、音声面での迫力も実現した。
●3Dプリントサービス
フジフイルムモール(オンライン)や写真店などで、FUJIFILM 3Dプリントを提供中。
●My FinePix Studio
同梱のビュアーソフトは、3D写真や動画の編集、YouTubeなどへのアップロードも簡単に行える。
富士フイルムの製品情報ページ http://fujifilm.jp/3d/ 3Dプリントについての情報ページ:http://fujifilmmall.jp/photogoods/contents2/3dprint/ |