パナソニックが3Dテレビ時代の幕開けと共に提案する「3Dリンク」は、テレビやレコーダーにより3Dを「見る」「残す」に止まらず、デジタルカメラやビデオカメラにより3Dを「撮る」に至るまでをシームレスに楽しむことができる実に画期的な提案。幅広い製品群を手掛けるパナソニックだからこそ実現できた「3Dリンク」の魅力をVGP審査員がお伝えします。

 

3D対応のテレビやレコーダー・プレーヤーが出揃い、今や「3D」はブームを通り越し、AV機器のスタンダード機能になりつつあります。わずかな期間で一気に広がった「3D」の世界ですが、振り返ればその火付け役はパナソニックでした。パナソニックが他社に先駆け発売した家庭用フルハイビジョン3Dテレビは、家庭で高品位な3D映像を鑑賞できるという点で、白黒テレビがカラー化した時のように“半世紀に一度の転機”と言える程のインパクトを与え、それを実際に手の届く価格で実現したことは、社会的にもセンセーショナルな出来事でした。

 

しかしパナソニックの「3D」に対する功績は、単に優秀な3Dテレビやレコーダーといった“モノ”を発売し、ブームの火付け役となったことだけに止まりません。コンテンツ不足が懸念された「3D」の世界に、3D映像の撮影を可能にしたデジタルビデオカメラやデジタルカメラをいち早く投入し、3Dを「見る」「残す」ことに加え、「撮る」ことまでを実現。ユーザーが「3D」の世界をシームレスに楽しめる環境を、“コト”として提案した点が非常に画期的なのです。これは幅広いカテゴリーの製品を一貫して自社で手掛けるパナソニックだからこそ実現できた提案であり、機器をシームレスにつなぐことで使い勝手を高める「ビエラリンク」に早くから取り組み、力を入れ続けてきた同社だからこそ成し得たことだと言えるでしょう。

 

パナソニックが提案するこの「3Dリンク」は、「ビエラリンク」と同様、誰もが簡単に楽しむことができる点も見逃せないポイントです。機器の連携に難しい操作や設定の必要がなく、対応機器同士をケーブルでつなぐだけ、あるいはSDメモリーカードを入れるだけで、誰もが簡単に「3D」にまつわる「見る」「残す」「撮る」を満喫できるのです。

 

これまでにない圧倒的な臨場感を持った「3D」だからこそ、一度体感すれば「臨場感溢れる3D映画を自宅で思う存分楽しみたい」「大切な思い出を3Dで残したい」といった様々な欲求が生まれます。この欲求の多くに応えてくれるのは現状ではパナソニックの「3Dリンク」だけ。次の一手に期待せずにはいられません。

(VGP審査員/鴻池賢三)

 

見出し

3Dビエラは2D映像を擬似3D化できる「3D変換」機能を搭載※しているので、ブルーレイ3Dで発売されていないBDやDVDの映画作品、テレビ放送はもちろん、デジタルカメラなどで撮影した写真や動画の3D変換にも対応しているので、これまでに撮り貯めた大切な思い出も3Dで楽しむことができます。(※VT2シリーズ、65/58/54/50v型を除く)


他の追随を許さない「美しい3D」 は3Dリンクの要に相応しい

3Dビエラ VT2 Series/RT2B Series
3Dビエラの魅力は、単に3D映像を映し出すだけに止まらず、「美しい3D」を実現している点にあります。現在、多くの3Dテレビに採用されている「フレームシーケンシャル方式」では、方式上発生が避けられないクロストーク(2重像)や、フリッカー(画面のチラつき)の低減が課題とされていました。しかし3Dビエラはこれに対し高速応答表示特性に優れたプラズマパネルを採用。さらに短残光を実現した新「高密度蛍光体」や、残光時間を短くした新発光制御を盛り込んだ「フル・ブラックパネル」を開発することで、フリッカーやクロストークを見事に抑え、「美しい3D」を実現しました。これはプラズマ、液晶の両パネルを手掛け、それぞれのパネル特性を知り抜いたパナソニックだからこそ実現できたこと。3DビエラはVT2とRT2Bの2シリーズがラインナップされていますが、いずれも「フル・ブラックパネル」を採用しています。パナソニックが提案する「3Dリンク」で最も重要な役割を担うに相応しい、他の追随を許さない「美しい3D」。それが3Dビエラです。 (VGP審査員/大橋伸太郎)

 

山之内 正氏による「VT2シリーズ」徹底レビュー

 

3Dデジタルカメラ/デジタルムービーで撮影した3D静止画や動画も「3Dリンク」対応ディーガなら、SDカードをカードスロットに差し込み、簡単な操作を行うだけでHDDへの取り込みからBDへのダビングまでが可能。大切な思い出を臨場感溢れる3Dアルバムとして手軽に残すことができます。


3D放送から3D静止画までBDへのダビングが驚くほど簡単

3D対応ブルーレイディーガ BWT Series
3D対応ブルーレイディーガは、プレミアム仕様のBWT3100を筆頭に現在3機種がラインナップされています。ハリウッド映画を始め、大作のリリースが相次ぎ予定されているブルーレイ3Dの再生はもちろんですが、本シリーズの魅力はそれだけに止まりません。例えば、BSデジタルやスカパー!HDで放送されている最先端の3D放送を録画し、BDにダビングして自分だけの3D番組コレクションを作ることも可能です。さらに「3Dリンク」対応の本シリーズなら、3D静止画の撮影ができるデジタル一眼「GH2」や、3D動画撮影に対応したビデオカメラ「TM750/650」で記録した3Dコンテンツを、SDメモリーカード経由でHDDへの取り込み、BDディスクへダビングすることも驚くほど簡単。3Dだからこそ残したい放送や、3Dで記録した大切な思い出など、今後ますます増えてゆく3Dコンテンツを誰もが手軽に「残す」ことができるのが、3D対応ブルーレイディーガの大きな魅力なのです。 (VGP審査員/折原一也)

 

貝山知弘氏による「DMR-BWT3100」徹底レビュー

 

 

3D静止画/動画が撮れるのはパナソニック「3Dリンク」だけ!

3D対応ムービー HDC-TM750/TM650

3D対応ルミックス LUMIX DMC-GH2


パナソニックの3Dリンクは、「見る」「残す」に加えて、大切な思い出を3Dで「撮る」ことも簡単です。3D静止画はデジタル一眼・GH2に専用の3Dレンズ(H-FT012/別売)を装着するだけ、3D動画だって、ビデオカメラ・TM750/TM650に3Dコンバージョンレンズ(VW-CLT1/別売)を装着するだけで簡単に撮影することが可能。また、撮影した3DコンテンツはSDメモリーカードを介し、3Dビエラで鑑賞したり、3D対応ブルーレイディーガでBDにダビングしたりと思いのまま。「撮る」にまで対応した3Dリンクなら、3Dの楽しさを余すことなく味わえます。

 

貝山知弘氏による「HDC-TM750」徹底レビュー

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