限られたスペースでこそ効果を発揮する!
リビングが理想の音響空間に変貌するマンション・オーディオの必需品 − 「シルヴァン」愛用ユーザーを訪ねる
■23年間愛用している機器の中に「シルヴァン」が仲間入りを果たす |
今まで訪問した「シルヴァン」のユーザー(※ページ下部「関連リンク」参照)は、専用のオーディオルームをお持ちの方ばかりだったが、読者の圧倒的多数はリビングでオーディオを楽しんでいる方のはず。
そんな方々に「シルヴァン」を導入する資格はないのだろうか?いやいや、そんなことはありません。むしろ限られたスペースでこそ「シルヴァン」の効果はさらに生きてくるはず。それを実践しているのが、今回ご紹介する“シルヴァン・ユーザー”の山本文昭さんである。
「本当にウチみたいなオーディオルームでいいのですか?」
山本邸の玄関を開けた瞬間に、我々取材班がご本人に言われた第一声である。
しかしオーディオシステムの写真をご覧頂ければそれが謙遜なのは一目瞭然である。大のクラシックファンである山本さんのリスニングルームに置いてあるのは23年間愛用されているタンノイ「GRFメモリー」、アキュフェーズのプリアンプ「C-280L」とパワーアンプ「P-800」。
全て同時に購入されて、愛用し続けている。CDプレーヤー「DP-85」は最近仲間入りしたそうだ。機器を頻繁に買い替えるのではなく、あくまでも音楽を楽しむためのシステムなのである。
■スピーカーの前方左右に設置ハの字の「王道」セッティング |
そんな歴史ある山本邸オーディオシステムに昨年突然仲間入りしたのが日東紡音響エンジニアリングの「シルヴァン」である。秋葉原にあるオーディオ専門店「テレオン」の試聴室で聴かせてもらい、そのあまりの音質効果に驚き、その場で自宅試聴をお願いしたそうだ。
それから程なくしてその山本邸に日東紡音響エンジニアリングの山下氏が試聴用の「シルヴァン」を携えて訪問。部屋の広さは約10畳。タンノイのまわりには「シルヴァン」を距離を置いてセットする程の余裕は無い。そこで中央のラックとスピーカーの間にセットしてみた。これでも効果は抜群。
しかし視覚的な違和感もある。試行錯誤の結果、現在のようにスピーカーの前方左右にハの字に置く「王道」セッティングになった。
■音が鳴っているというより音楽が鳴っていることに感動 |
この瞬間「23年間愛聴してきたタンノイの音域が一挙に広がりました。S/Nが良くなったのか空間が広がりました。音が鳴っているというより音楽が鳴っている!これには感動しました」
「ピアノの音が良くなり、ステージの奥行き感も出て、ピアノがステージのどこに置いてあるか手に取る様に分かります。とにかく音場感の素晴らしさは驚きです」と山本さんは続ける。
大きさの心配もあった。最初は「シルヴァン」が目立ってしまうのではないかと不安だったが、「シルヴァン」とタンノイの色のマッチングも良く、威圧感のないデザインも功を奏して自然に収まった。
■ピアノ教師の奥様も大絶賛!生で聴くピアノの音になった |
それから、実は山本家は家族でクラッシックを聴かれている音楽ファン一家である。それに奥様はピアノの先生!楽器の音を知り尽くした方である。早速ご意見を聞いてみた。
「とにかく鈍く引っ込んだ音でした。長い間オーディオの音とはそんなものだと思っていたのです」
いきなりオーディオマニアには耳の痛い一言である。ではシルヴァンを設置したらどう変化したか?
「すぐに感じたのは立体感が出てきた事ですね。音の通りも素晴らしく良くなりました。ピアノのパッセージの粒立ちが良く、音が軽やかになり前に出てくる。実際に生で聴くピアノの音はこういう音ですね」
「オーケストラ等の大編成を聴くと位置関係がはっきり分かります」と続ける。
どうやら今回の「シルヴァン」導入には奥様の理解と後押しもあった様だ。我が身を振り返ると何とも羨ましい限りである。では最後に山本さんにまとめて頂こう。
「音楽を長時間聴いても全く疲れなくなりました。全てが自然です。我が家の様にマンションの一室でオーディオをされている方、専用のオーディオルームをお持ちで無い方こそシルヴァンは必需品だと思います」
【製品に関する問い合わせ先】
日東紡音響エンジニアリング(株)
〒130-0021 東京都墨田区緑1-21-10
営業推進部 担当:山下 、佐古、田中氏
TEL/03-3634-7567
E-mail:ags@noe.co.jp
※試聴ルーム「サウンド・ラボラトリー」(千葉市稲毛区)での試聴も募集中(予約制)