思い出に浸る喜びを快適に味わえる
デジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」をDGP審査委員・会田肇が体感!
デジタル時代ならではの写真保存のスタイルとして、今にわかに注目を集める「デジタルフォト・アルバム」。その魅力に溢れた世界を、DGP(デジタルカメラグランプリ)審査委員の会田肇氏がバッファローの「おもいでばこ」でじっくりと体感。特別レポートとしてお届けします!
■驚くほどスムーズ!スマホ連携も充実した「デジタルフォト・アルバム」
撮影した写真や動画のデータを簡単な操作で取り込み保存、テレビなどで楽しめる「デジタルフォト・アルバム」が、最近にわかに盛り上がっている。なぜ今この分野が注目されているのか。それはデジタルカメラに加えて、スマートフォンが急速に普及したことで、ひと昔前に比べて写真を撮る機会は増える一方、その撮影データを整理する最適な手段が見つからなかったからだろう。
もちろん、従来もPCなどへの保存はできたが、それは手間もかかるし、なにより最近はPCなしで過ごす家庭も少なくない。だからこそ、より手軽に撮影した写真や動画のデータを保存する方法として、「デジタルフォト・アルバム」が注目されるようになったわけだ。最近ではカメラメーカー大手からも新製品が登場しており、ますますその認知度は高まりつつある。
■デジタルフォト・アルバムの草分け、バッファロー「おもいでばこ」
さて、そんな「デジタルフォト・アルバム」だが、その草分けともいえる存在がバッファローの「おもいでばこ」だ。初代モデルが発売されたのは2011年。着実に代を重ね、最新モデルとなる「PD-1000シリーズ」は、第4世代機としてフルモデルチェンジを果たしている。今回、その「PD-1000シリーズ」を使う機会を得たのでインプレッションをお届けしたい。
まず初めに感心したのが、迷わずに使えるシンプルな操作感。撮影データの入ったSDカードを、「おもいでばこ」のSDスロットに差し込みボタンを押すだけ。これだけで撮影データを時系列ごとに自動で取り込んでくれる。しかもテーマを決めて別フォルダでの展開にも対応している。さらに「おもいでばこ」は取り込んだデータの表示もスムーズそのもので、スクロールしても画像表示に時間がかかることもない。この使い勝手のよさには正直驚かされた。
少し話が逸れるが、私はつい先日“全国都道府県すべての訪問を完了”というメモリアルな“偉業”を達成した。せっかくなので記念アルバムを作ろうと試みたところ、必要な写真が思うように見つからない。日頃よりPCに写真や動画のデータをまめに保存してきたつもりだったが、よくよく調べてみるとフォルダの日付を間違えて設定していたことがわかった。
それもひとつやふたつではなく、特に年が明けた直後にそのミスは多かった。なんとかアルバム用のデータを揃えたものの、データを探すのにかなりの手間を要したことはいうまでもない。これは「おもいでばこ」を使う直前の話で、もし「おもいでばこ」をすでに使っていたとしたら、今回の手間はまったくなかったわけだ。
■スマホ連携の充実や大容量の内蔵HDDが嬉しい!
そして、さらに使い続けていくと、「おもいでばこ」には他にもたくさんの魅力があることに気付く。そのひとつがスマートフォンとの連携だ。
スマートフォンで撮影した写真をWi-Fi経由で簡単に「おもいでばこ」に転送することもできるし、逆にスマートフォンで「おもいでばこ」のデータを見ることもできるので、テレビのない部屋で写真や動画を楽しむことも簡単。しかもスマートフォンを使って写真にコメントを入れたり、撮影日を変更したり、アルバムごとの表紙を設定することだってできてしまうのだから便利この上ない。
また、「おもいでばこ」は取り込んだデータを内蔵HDDに保存していくが、その容量も大容量で、1TBモデルに加え、2TBモデルも用意されているので安心だ。しかも外付けHDDを付けてバックアップを取れるのも嬉しいポイント。
じき還暦を迎える私ぐらいの年齢になると、家族で過ごした思い出のデータ量も膨大。「おもいでばこ」はそれにもしっかりと対応してくれるのだ。
今まさに子供の成長を見守っている人も、それが既に過去の思い出となってしまった人も、ぜひ「おもいでばこ」を試してほしい。「デジタルフォト・アルバム」ならではの思い出に浸る喜びを、圧倒的な快適性でストレスなく味わうことができるだろう。
(会田 肇)
本記事は「デジタルカメラグランプリ2016」小冊子からの転載です。「デジタルカメラグランプリ」の詳細はこちら
■驚くほどスムーズ!スマホ連携も充実した「デジタルフォト・アルバム」
撮影した写真や動画のデータを簡単な操作で取り込み保存、テレビなどで楽しめる「デジタルフォト・アルバム」が、最近にわかに盛り上がっている。なぜ今この分野が注目されているのか。それはデジタルカメラに加えて、スマートフォンが急速に普及したことで、ひと昔前に比べて写真を撮る機会は増える一方、その撮影データを整理する最適な手段が見つからなかったからだろう。
もちろん、従来もPCなどへの保存はできたが、それは手間もかかるし、なにより最近はPCなしで過ごす家庭も少なくない。だからこそ、より手軽に撮影した写真や動画のデータを保存する方法として、「デジタルフォト・アルバム」が注目されるようになったわけだ。最近ではカメラメーカー大手からも新製品が登場しており、ますますその認知度は高まりつつある。
■デジタルフォト・アルバムの草分け、バッファロー「おもいでばこ」
さて、そんな「デジタルフォト・アルバム」だが、その草分けともいえる存在がバッファローの「おもいでばこ」だ。初代モデルが発売されたのは2011年。着実に代を重ね、最新モデルとなる「PD-1000シリーズ」は、第4世代機としてフルモデルチェンジを果たしている。今回、その「PD-1000シリーズ」を使う機会を得たのでインプレッションをお届けしたい。
まず初めに感心したのが、迷わずに使えるシンプルな操作感。撮影データの入ったSDカードを、「おもいでばこ」のSDスロットに差し込みボタンを押すだけ。これだけで撮影データを時系列ごとに自動で取り込んでくれる。しかもテーマを決めて別フォルダでの展開にも対応している。さらに「おもいでばこ」は取り込んだデータの表示もスムーズそのもので、スクロールしても画像表示に時間がかかることもない。この使い勝手のよさには正直驚かされた。
少し話が逸れるが、私はつい先日“全国都道府県すべての訪問を完了”というメモリアルな“偉業”を達成した。せっかくなので記念アルバムを作ろうと試みたところ、必要な写真が思うように見つからない。日頃よりPCに写真や動画のデータをまめに保存してきたつもりだったが、よくよく調べてみるとフォルダの日付を間違えて設定していたことがわかった。
それもひとつやふたつではなく、特に年が明けた直後にそのミスは多かった。なんとかアルバム用のデータを揃えたものの、データを探すのにかなりの手間を要したことはいうまでもない。これは「おもいでばこ」を使う直前の話で、もし「おもいでばこ」をすでに使っていたとしたら、今回の手間はまったくなかったわけだ。
■スマホ連携の充実や大容量の内蔵HDDが嬉しい!
そして、さらに使い続けていくと、「おもいでばこ」には他にもたくさんの魅力があることに気付く。そのひとつがスマートフォンとの連携だ。
スマートフォンで撮影した写真をWi-Fi経由で簡単に「おもいでばこ」に転送することもできるし、逆にスマートフォンで「おもいでばこ」のデータを見ることもできるので、テレビのない部屋で写真や動画を楽しむことも簡単。しかもスマートフォンを使って写真にコメントを入れたり、撮影日を変更したり、アルバムごとの表紙を設定することだってできてしまうのだから便利この上ない。
●会田氏はココに注目! 取り込んだ写真にスマートフォンでコメントを残せる! |
スマートフォンとの連携に優れた「おもいでばこ」なら、専用アプリをインストールしたスマートフォンから、取り込んだ写真や動画にコメントを残すことも簡単。専用アプリは、スマートフォンでの操作に画面が最適化されており、手元で写真管理、鑑賞がしやすく快適です。 |
また、「おもいでばこ」は取り込んだデータを内蔵HDDに保存していくが、その容量も大容量で、1TBモデルに加え、2TBモデルも用意されているので安心だ。しかも外付けHDDを付けてバックアップを取れるのも嬉しいポイント。
じき還暦を迎える私ぐらいの年齢になると、家族で過ごした思い出のデータ量も膨大。「おもいでばこ」はそれにもしっかりと対応してくれるのだ。
今まさに子供の成長を見守っている人も、それが既に過去の思い出となってしまった人も、ぜひ「おもいでばこ」を試してほしい。「デジタルフォト・アルバム」ならではの思い出に浸る喜びを、圧倒的な快適性でストレスなく味わうことができるだろう。
(会田 肇)
本記事は「デジタルカメラグランプリ2016」小冊子からの転載です。「デジタルカメラグランプリ」の詳細はこちら