[PR]「RW-WPS01/11」を試す
iPhoneの容量不足を解消! ワイヤレスで4K/ハイレゾ再生、ラディウスのmicroSDリーダーが便利
4K動画やハイレゾ音楽、高解像度な静止画…。スマホが扱うデータの量は増える一方だ。iPhoneのストレージが足りなくなったら、要らないものを消していくのが普通だが、それでも子供の成長記録など、どうしても残しておきたいものが蓄積していく。
そんなとき、データをiPhoneからほかの場所へ移動させる必要が出てくるわけだが、それにはどんな方法があるだろうか。
くわしい方なら、クラウドを使う、Lightning接続のストレージにデータを移動するなど、いくつか方法を思いつくだろう。だが今回紹介する、ラディウスの「ワイヤレスmicroSDカードリーダー」を使うという選択肢は、あまり知られていなそうだ。
製品の型番は「RW-WPS01」。なおオーディオ売り場では、同一仕様品が「RW-WPS11」という別の型番で展開される。価格は2万円前後と、決して安くはない。だが、クラウドやLightningストレージにはないメリットがたくさんあり、ハマる人にはピタッとハマる。「これしかない!」と思える特徴を持った製品なのだ。
このRW-WPS01の魅力は、ずばり「高速ワイヤレスで、大容量データを好きなときに、パケットを消費することなく使用できる」ことだ。かんたんに使い方を説明すると、iPhoneとRW-WPS01本体をWi-Fiで接続。すると、RW-WPS01に挿入したmicroSDカード内のデータをiPhoneで閲覧することができる。Wi-Fiで接続しているので高速データ転送ができ、4K/60p動画もハイレゾ音源も、スムーズに再生できる。
■クラウドやLightningストレージとの違いとは?
この製品の特徴をくわしく紹介していく前に、まずは他の方法を使った場合の課題を見ていこう。
クラウドストレージはバックアップが自動で行われたりして便利だが、アップロードされた動画を見ようとしたら、まずダウンロードしなければならない場合が多い。それが4Kなど重いデータだったら、高速な通信環境が必要になるのはもちろん、あらかじめそのデータ分のストレージを空けておかなければならない。バックアップ用途には便利だが、「すぐ再生する」用途には向かない。
なおクラウドストレージによっては、アップした動画をストリーミング視聴できるものもあるが、長さや容量に制限がある。たとえばAmazon Driveの場合は20分未満で、なおかつ2GB未満の動画データしかストリーミング再生できない。もしストリーミング視聴ができたとしても、4K動画をそのままのクオリティで視聴することなどは、もちろんできない。画質がかなり劣化し、さらにパケットも消費することになる。
一方のLightningストレージ。1万円以下で買えるものが多く、コストパフォーマンスが高い。クラウドとは違ってダウンロードする必要もない。いつでも好きな時に再生できるので、まずはお試しに買ってみても損はない。
だが欠点をあえて挙げると、Lightning端子がふさがってしまうことがある。ワイヤレス充電できないiPhoneの場合、Lightning端子がふさがれてしまうのは結構痛い。また、Lightning接続のイヤホンやアンプで音楽を楽しんでいる方は、音楽再生と併用できないことになる。使用するたびに着けたり外したりするのも面倒だ。
■"ワイヤレスmicroSDカードリーダー"「RW-WPS01」の使い方
ラディウスの"ワイヤレスmicroSDカードリーダー"「RW-WPS01」は前述の通り、Wi-Fiを使ってデータの転送を行う機器だ。「持ち運べるNAS」といってイメージがつかめる方は、大まかな使い勝手が想像できるはずだ。
まず本体を持ってみる。非常に小さいうえに、「これ中身入ってる?」と心配になるほど軽い。サイズは約62W×62H×11.5Dmmで、ざっくり言うと幅と厚さはiPhoneと同等、高さはiPhoneの半分くらいと小さい。そして質量は約47g。これもざっくり説明するとiPhoneの約4分の1程度だ。ポータビリティは申し分ない、というより、満点だ。
しかも専用に作られたという収納ポーチも同梱する。フタの部分にマグネットが仕込まれており、パチッとフタが閉じる。凝ってた仕様で使いやすい。
本体を使用するのもかんたん。本体にあるのは丸い電源ボタンと超シンプルだ。ボタンを押して電源を入れると、緑色のLEDが光って動作状況がわかる。
次にiPhoneと接続する。iPhoneのWi-Fi設定画面から、RW-WPS01のSSIDを選択。するとパスワードが求められるので、入力して接続する。
もうひとつ、データ転送や閲覧を行うための独自アプリ「DATA-BOX」も必要だ。またハイレゾ音楽再生を行うためには「NePLAYER」「NePLAYER Lite」のいずれかが必要となる。DATA-BOXとNePLAYER Liteはともに無償なので、App Storeからダウンロードしておこう。
■ローカル接続だから高速! 4K/60p動画もスムーズに再生
使用するには、iPhoneとRW-WPS01をWi-Fiで接続し、DATA-BOXアプリを起動する。アプリ画面の下にある「ワイヤレス」を選ぶと、RW-WPS01に挿入したmicroSDカードの中身が見られる。そこから閲覧したい、あるいは再生したいコンテンツをタップすると、すぐ再生がはじまる。VODなどのストリーミング配信にありがちなバッファーのための時間がなく、文字通り即座に再生が行われるのは非常に快適だ。
iPhone Xで撮影できる動画の最高フォーマット、4K/60pで撮影した動画を再生してみたが、まったく途切れなく、美しい映像がヌルヌルと再生されるだけでなく、上部のスクラブバーを動かして再生位置を調整すると、瞬時に再生位置が変えられる。
クラウドからストリーミング再生する場合、ちょっとスキップしようとしてスクラブバーを動かすと、バッファリングで円形のクルクルが回転し始め、なかなか再生されない、などということも多い。このスムーズな操作感に、直接ローカルにファイルがあるメリットを実感した。
ちなみに本機のWi-Fiは2.4GHz帯だけでなく、5GHz帯も利用でき、さらに最新の規格であるIEEE802.11acにも対応している。高速通信が安定して行われるのには、こういった背景もある。
「DATA-BOX」アプリが扱えるのは動画や写真だけではない。音楽や書類など様々なアプリを閲覧できる。さらに、保存したデータやフォルダにパスワードをかけて保護したり、ZIPで圧縮することも可能。電話帳のデータのバックアップや、写真データの一括バックアップにも対応している。
特に、パスワード設定できることは嬉しいポイントだ。実際に画像にパスワードをかけてみると、サムネイルもパスワードロックされたことを示すものに変わり、どんなファイルかわからなくなる。後述するように、RW-WPS01は複数デバイスからの同時アクセスに対応しているのだが、人に見られたくないファイルはロックしておけば安心だ。
ただし、パスワードを入れてロックを外すと、2回目以降は普通にアクセスできてしまう。閲覧した後でもう一度ロックすることを忘れないようにしたい。
■ハイレゾ音源も「NePLAYER」アプリで再生できる
本機の便利さがだいぶ伝わってきたのではと思うが、魅力はまだまだある。ラディウスのハイレゾ対応音楽再生アプリ「NePLAYER」を使えば、ハイレゾ楽曲のワイヤレス再生も行えるようになったのだ。しかも、無料版の「NePLAYER Lite」でも再生できる。これは太っ腹だ。
本日時点では、まだNePLAYERとNePLAYER LiteはRW-WPS01との接続に対応していないが、開発中のアプリを使って事前検証することができた。まず、あらかじめWi-Fiでカードリーダーと接続しておく必要があるのはDATA-BOXで使うときと同じだ。
Wi-Fiでカードリーダーと接続した状態で「NePLAYER」を立ち上げると、ライブラリを切り替える画面にWi-Fiアイコンが出現する。このアイコンをタップすると、カードリーダーに装着したmicroSDカード内のデータを閲覧でき、そのまま再生できる。特に難しい操作は必要なく、あっけないほどかんたんに再生できる。
192kHz/24bitのWAV音源や5.6MHzのDSD音源など、いろいろなフォーマットのハイレゾ音源を再生してみたが、テスト時には音切れなどは一切起きず、内蔵ストレージと全く同じ感覚で再生できた。
ハイレゾ対応DAPをお持ちなら、多くの方がmicroSDカードにハイレゾ音源を入れているだろう。その音源をiPhoneで聴きたくなったとき、本機を使えば、いちいちデータ転送を行う手間が省ける。これは便利だ。
またLightning端子がふさがらないので、同じラディウスのLightning接続USB-DACやLightning接続イヤホンなどを使えば、外部ストレージ内のハイレゾ音源をハイレゾのまま楽しめる。
■複数のiPhoneから接続でき、活用方法は無限大
本機を使えば、4K/60pやハイレゾデータなど、非常に重いファイルも、難なく再生できることがわかった。それでは逆に、iPhoneからリーダーへ転送する場合はどうだろう。実験してみた。
1分3秒(405.8MB)の4K/60p動画を、iPhoneからリーダーに転送するのにかかった時間は、最初の処理時間を含めて1分20秒程度だった。実時間+αという程度で、あまり待たされる感覚はない。このスピードなら、1GBのファイル転送も3分程度で行えることになる。
Wi-Fi接続のメリットは他にもある。このRW-WPS01に、複数のiOSデバイスからアクセスすることができるのだ。最大5台までの接続に対応している。たとえば家族がそれぞれ違う動画やファイルを閲覧することもできるし、同じ動画をそれぞれのiPhoneで視聴する、といったことも可能。これはLightning接続ストレージにはできない芸当だ。
たとえばダンスの練習をしているとき、撮影した動画をそれぞれのiPhoneで見て、振り付けを確認。必要なら自分のiPhoneへダウンロードする…などといった活用方法が考えられる。ほかにもアイデア次第で様々な使い方ができる便利アイテムなのだ。
なお、本機のファイル共有はSMBを使っている。このためiPhone以外でも、SMBに対応したアプリやソフトであれば、本機のデータへアクセスし、閲覧や再生が行える。
本機のすごいところはほかにもある。Wi-FiでiPhoneと直接接続しているときでも、iPhoneはセルラーネットワーク(4G LTEや3G)へ同時に接続できるのだ。つまり電話も受けられるし、LINEの送受信も可能ということ。だからいつでも気兼ねなく使える。Wi-Fiストレージの中には、使用中は通話ができないものもあるが、本機はしっかりとケアしている。
バッテリーの持続時間も気になるポイントだ。ラディウスでは、連続8時間の動作が可能としている。たとえば通勤に1時間かかる方なら、往復2時間を4日間、充電せず使えることになる。充電は一般的なmicroUSB端子を使用しているので、モバイルバッテリーを持っていれば、いつでもかんたんに充電や給電が可能だ。
◇
電源を入れ、カバンや服のポケットに入れておくだけで、いつでもどこでも、パケット代などを気にせずに高画質な動画やハイレゾ音楽を楽しめる。Lightning端子をふさがないので、ほかのLightningイヤホンなどとの併用も可能。複数のiOSデバイスから同時接続できるのも便利だ。
本機をつかえば、クラウドやLightningストレージにはできないことがたくさん可能になる。iPhone用ストレージを探すときには、アイデア次第で様々なことが可能になる「RW-WPS01」もぜひ検討してみてほしい。
(PR企画 提供:ラディウス)
そんなとき、データをiPhoneからほかの場所へ移動させる必要が出てくるわけだが、それにはどんな方法があるだろうか。
くわしい方なら、クラウドを使う、Lightning接続のストレージにデータを移動するなど、いくつか方法を思いつくだろう。だが今回紹介する、ラディウスの「ワイヤレスmicroSDカードリーダー」を使うという選択肢は、あまり知られていなそうだ。
製品の型番は「RW-WPS01」。なおオーディオ売り場では、同一仕様品が「RW-WPS11」という別の型番で展開される。価格は2万円前後と、決して安くはない。だが、クラウドやLightningストレージにはないメリットがたくさんあり、ハマる人にはピタッとハマる。「これしかない!」と思える特徴を持った製品なのだ。
このRW-WPS01の魅力は、ずばり「高速ワイヤレスで、大容量データを好きなときに、パケットを消費することなく使用できる」ことだ。かんたんに使い方を説明すると、iPhoneとRW-WPS01本体をWi-Fiで接続。すると、RW-WPS01に挿入したmicroSDカード内のデータをiPhoneで閲覧することができる。Wi-Fiで接続しているので高速データ転送ができ、4K/60p動画もハイレゾ音源も、スムーズに再生できる。
■クラウドやLightningストレージとの違いとは?
この製品の特徴をくわしく紹介していく前に、まずは他の方法を使った場合の課題を見ていこう。
クラウドストレージはバックアップが自動で行われたりして便利だが、アップロードされた動画を見ようとしたら、まずダウンロードしなければならない場合が多い。それが4Kなど重いデータだったら、高速な通信環境が必要になるのはもちろん、あらかじめそのデータ分のストレージを空けておかなければならない。バックアップ用途には便利だが、「すぐ再生する」用途には向かない。
なおクラウドストレージによっては、アップした動画をストリーミング視聴できるものもあるが、長さや容量に制限がある。たとえばAmazon Driveの場合は20分未満で、なおかつ2GB未満の動画データしかストリーミング再生できない。もしストリーミング視聴ができたとしても、4K動画をそのままのクオリティで視聴することなどは、もちろんできない。画質がかなり劣化し、さらにパケットも消費することになる。
一方のLightningストレージ。1万円以下で買えるものが多く、コストパフォーマンスが高い。クラウドとは違ってダウンロードする必要もない。いつでも好きな時に再生できるので、まずはお試しに買ってみても損はない。
だが欠点をあえて挙げると、Lightning端子がふさがってしまうことがある。ワイヤレス充電できないiPhoneの場合、Lightning端子がふさがれてしまうのは結構痛い。また、Lightning接続のイヤホンやアンプで音楽を楽しんでいる方は、音楽再生と併用できないことになる。使用するたびに着けたり外したりするのも面倒だ。
■"ワイヤレスmicroSDカードリーダー"「RW-WPS01」の使い方
ラディウスの"ワイヤレスmicroSDカードリーダー"「RW-WPS01」は前述の通り、Wi-Fiを使ってデータの転送を行う機器だ。「持ち運べるNAS」といってイメージがつかめる方は、大まかな使い勝手が想像できるはずだ。
まず本体を持ってみる。非常に小さいうえに、「これ中身入ってる?」と心配になるほど軽い。サイズは約62W×62H×11.5Dmmで、ざっくり言うと幅と厚さはiPhoneと同等、高さはiPhoneの半分くらいと小さい。そして質量は約47g。これもざっくり説明するとiPhoneの約4分の1程度だ。ポータビリティは申し分ない、というより、満点だ。
しかも専用に作られたという収納ポーチも同梱する。フタの部分にマグネットが仕込まれており、パチッとフタが閉じる。凝ってた仕様で使いやすい。
本体を使用するのもかんたん。本体にあるのは丸い電源ボタンと超シンプルだ。ボタンを押して電源を入れると、緑色のLEDが光って動作状況がわかる。
次にiPhoneと接続する。iPhoneのWi-Fi設定画面から、RW-WPS01のSSIDを選択。するとパスワードが求められるので、入力して接続する。
もうひとつ、データ転送や閲覧を行うための独自アプリ「DATA-BOX」も必要だ。またハイレゾ音楽再生を行うためには「NePLAYER」「NePLAYER Lite」のいずれかが必要となる。DATA-BOXとNePLAYER Liteはともに無償なので、App Storeからダウンロードしておこう。
■ローカル接続だから高速! 4K/60p動画もスムーズに再生
使用するには、iPhoneとRW-WPS01をWi-Fiで接続し、DATA-BOXアプリを起動する。アプリ画面の下にある「ワイヤレス」を選ぶと、RW-WPS01に挿入したmicroSDカードの中身が見られる。そこから閲覧したい、あるいは再生したいコンテンツをタップすると、すぐ再生がはじまる。VODなどのストリーミング配信にありがちなバッファーのための時間がなく、文字通り即座に再生が行われるのは非常に快適だ。
iPhone Xで撮影できる動画の最高フォーマット、4K/60pで撮影した動画を再生してみたが、まったく途切れなく、美しい映像がヌルヌルと再生されるだけでなく、上部のスクラブバーを動かして再生位置を調整すると、瞬時に再生位置が変えられる。
クラウドからストリーミング再生する場合、ちょっとスキップしようとしてスクラブバーを動かすと、バッファリングで円形のクルクルが回転し始め、なかなか再生されない、などということも多い。このスムーズな操作感に、直接ローカルにファイルがあるメリットを実感した。
ちなみに本機のWi-Fiは2.4GHz帯だけでなく、5GHz帯も利用でき、さらに最新の規格であるIEEE802.11acにも対応している。高速通信が安定して行われるのには、こういった背景もある。
「DATA-BOX」アプリが扱えるのは動画や写真だけではない。音楽や書類など様々なアプリを閲覧できる。さらに、保存したデータやフォルダにパスワードをかけて保護したり、ZIPで圧縮することも可能。電話帳のデータのバックアップや、写真データの一括バックアップにも対応している。
特に、パスワード設定できることは嬉しいポイントだ。実際に画像にパスワードをかけてみると、サムネイルもパスワードロックされたことを示すものに変わり、どんなファイルかわからなくなる。後述するように、RW-WPS01は複数デバイスからの同時アクセスに対応しているのだが、人に見られたくないファイルはロックしておけば安心だ。
ただし、パスワードを入れてロックを外すと、2回目以降は普通にアクセスできてしまう。閲覧した後でもう一度ロックすることを忘れないようにしたい。
■ハイレゾ音源も「NePLAYER」アプリで再生できる
本機の便利さがだいぶ伝わってきたのではと思うが、魅力はまだまだある。ラディウスのハイレゾ対応音楽再生アプリ「NePLAYER」を使えば、ハイレゾ楽曲のワイヤレス再生も行えるようになったのだ。しかも、無料版の「NePLAYER Lite」でも再生できる。これは太っ腹だ。
本日時点では、まだNePLAYERとNePLAYER LiteはRW-WPS01との接続に対応していないが、開発中のアプリを使って事前検証することができた。まず、あらかじめWi-Fiでカードリーダーと接続しておく必要があるのはDATA-BOXで使うときと同じだ。
Wi-Fiでカードリーダーと接続した状態で「NePLAYER」を立ち上げると、ライブラリを切り替える画面にWi-Fiアイコンが出現する。このアイコンをタップすると、カードリーダーに装着したmicroSDカード内のデータを閲覧でき、そのまま再生できる。特に難しい操作は必要なく、あっけないほどかんたんに再生できる。
192kHz/24bitのWAV音源や5.6MHzのDSD音源など、いろいろなフォーマットのハイレゾ音源を再生してみたが、テスト時には音切れなどは一切起きず、内蔵ストレージと全く同じ感覚で再生できた。
ハイレゾ対応DAPをお持ちなら、多くの方がmicroSDカードにハイレゾ音源を入れているだろう。その音源をiPhoneで聴きたくなったとき、本機を使えば、いちいちデータ転送を行う手間が省ける。これは便利だ。
またLightning端子がふさがらないので、同じラディウスのLightning接続USB-DACやLightning接続イヤホンなどを使えば、外部ストレージ内のハイレゾ音源をハイレゾのまま楽しめる。
■複数のiPhoneから接続でき、活用方法は無限大
本機を使えば、4K/60pやハイレゾデータなど、非常に重いファイルも、難なく再生できることがわかった。それでは逆に、iPhoneからリーダーへ転送する場合はどうだろう。実験してみた。
1分3秒(405.8MB)の4K/60p動画を、iPhoneからリーダーに転送するのにかかった時間は、最初の処理時間を含めて1分20秒程度だった。実時間+αという程度で、あまり待たされる感覚はない。このスピードなら、1GBのファイル転送も3分程度で行えることになる。
Wi-Fi接続のメリットは他にもある。このRW-WPS01に、複数のiOSデバイスからアクセスすることができるのだ。最大5台までの接続に対応している。たとえば家族がそれぞれ違う動画やファイルを閲覧することもできるし、同じ動画をそれぞれのiPhoneで視聴する、といったことも可能。これはLightning接続ストレージにはできない芸当だ。
たとえばダンスの練習をしているとき、撮影した動画をそれぞれのiPhoneで見て、振り付けを確認。必要なら自分のiPhoneへダウンロードする…などといった活用方法が考えられる。ほかにもアイデア次第で様々な使い方ができる便利アイテムなのだ。
なお、本機のファイル共有はSMBを使っている。このためiPhone以外でも、SMBに対応したアプリやソフトであれば、本機のデータへアクセスし、閲覧や再生が行える。
本機のすごいところはほかにもある。Wi-FiでiPhoneと直接接続しているときでも、iPhoneはセルラーネットワーク(4G LTEや3G)へ同時に接続できるのだ。つまり電話も受けられるし、LINEの送受信も可能ということ。だからいつでも気兼ねなく使える。Wi-Fiストレージの中には、使用中は通話ができないものもあるが、本機はしっかりとケアしている。
バッテリーの持続時間も気になるポイントだ。ラディウスでは、連続8時間の動作が可能としている。たとえば通勤に1時間かかる方なら、往復2時間を4日間、充電せず使えることになる。充電は一般的なmicroUSB端子を使用しているので、モバイルバッテリーを持っていれば、いつでもかんたんに充電や給電が可能だ。
電源を入れ、カバンや服のポケットに入れておくだけで、いつでもどこでも、パケット代などを気にせずに高画質な動画やハイレゾ音楽を楽しめる。Lightning端子をふさがないので、ほかのLightningイヤホンなどとの併用も可能。複数のiOSデバイスから同時接続できるのも便利だ。
本機をつかえば、クラウドやLightningストレージにはできないことがたくさん可能になる。iPhone用ストレージを探すときには、アイデア次第で様々なことが可能になる「RW-WPS01」もぜひ検討してみてほしい。
(PR企画 提供:ラディウス)