STYLE 07
【完全ワイヤレスイヤホン大特集】通勤・通学に使えるノイキャンのお薦めは?
2021年の春、選ぶべき完全ワイヤレスイヤホンは?完全ワイヤレスイヤホン200機種以上を実際にテストしてきた専門誌が、10個のテーマで推薦商品をナビゲート!春の新生活にぴったりのアイテムを、ぜひこの特集から探してみてください!
電車や飛行機などの移動中、静けさのなかで大好きな音楽に集中できるのは何よりの贅沢。ノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホンは、複数のマイクが内蔵されていますので、テレワークやオンラインでのおうち飲み会などにも活用できます。
周囲の騒音を打ち消す、ノイズキャンセリング性能を高めるためには、耳にどれだけフィットするか「パッシブ」での遮音性と、ノイズ解析および信号処理の技術力が求められる「アクティブ」の精度、どちらも必要とされます。まだまだアイテム数が限られており、またその効果もまちまち。選ぶことが難しいジャンルでもあります。
そのなかで編集部は、万人に推薦できるApple「AirPods Pro」を当然の第一候補としたうえで、「よりコスパが高い」「より音質がいい」「よりノイズキャンセリング性能が好ましい」など、Appleにはない魅力を持ちあわせているアイテム、という視点で絞り込んで、合計8機種をチョイスしました。
まず、打倒AirPods Proの最右翼はボーズでしょう。このジャンルの先駆者らしい独自技術が満載で、VGPアワードで「ライフスタイル大賞」を獲得した総合力の高さも光ります。JBLとRHAは音質面で、コスパではJabra、装着性ではGalaxy、ノイズキャンセリングの聴き味ではAVIOTやパナソニックも見逃せません。
■Apple「AirPods Pro」¥30,580(税込)
ノイキャンの精度も高い完成度を誇る本機ですが、外部音を取り込むモ ードの効果も凄い! イヤホンをしていても、自然に周囲の音を聴くことができるから、長時間のオンライン会議もストレスがありません。メッシュの大きなマイクポートで風切り音にも強く、クリアな通話を実現します。
■AVIOT「TE-D01m」¥13,750(税込)
日本人のための完全ワイヤレスイヤホンを追求し続けるトップランナー、AVIOT(アビオット)が手掛けたノイキャン搭載モデル。音楽の美味しい部分に影響を与えないように、低域の騒音にフォーカスして軽減させる、独自の「マイルドANC」を採用しているのがユニークです。
■ボーズ 「QuietComfort Earbuds」¥33,000(税込)
このジャンルの先駆者といえばボーズ。本機のためにデジタルチップを新開発。密閉度を高めるイヤーチップ「StayHear Maxチップ」とのセットで圧巻のノイズキャンセリング効果を実現します。特許取得ポート構造によるディープサウンドもここにしかないスペシャリティ。
■Galaxy「Galaxy Buds Live」¥OPEN(実勢価格¥20,680/税込)
アクティブノイズキャンセリング技術と、イヤーチップのいらないオープンイヤー構造を掛け合わせた、革新的なアイテムです。左右のイヤホンにはマイクを3基搭載。小さなボディながら12mmの大口径ドライバーやベースダクトを採用、自然で解放感のあるサウンドを生み出します。
■Jabra「Elite 75t」¥OPEN(実売想定価格¥21,780/税込)
既存の完全ワイヤレスを、途中からノイキャン対応させる「前代未聞のアップデート」で話題を集める人気作。女性の小耳でも装着できるほどコンパクトで、優れた通話性能と音楽再生クオリティを備えた万能タイプ。カラーも3色から選べます。これは超お買い得です!
■JBL「Club Pro+ TWS」¥OPEN(直販サイト価格¥25,080/税込)
ハイブリッド方式による本気のノイキャンを搭載。名前は重低音モデルのようにも見えるが、実際はプロフェッショナルモニターを意識した、高解像度かつ熱気あふれるサウンドが楽しめる逸品。音声通話をクリアにする高性能3マイクも搭載しています。
■RHA「TrueControl ANC」¥OPEN(実売想定価格¥34,900/税込)
ブランド初となるノイキャン完全ワイヤレス。やや大柄ながら、耳にフィットしやすい形状で、ピタリとハマると凄まじい遮音性を発揮します。サウンドは高解像度でパワーとキレのあるHiFi系。ワイヤレス充電に対応するほかアプリも充実。精悍なブラックカラーも素敵。
■パナソニック「RZ-S50W」¥OPEN(実売想定価格¥23,100/税込)
デジタル方式とアナログ方式を適材適所で組み合わせた、オリジナルのノイズキャンセリング技術によって、業界最高クラスの消音性能を獲得した、パナソニックの意欲作。左右同時伝送方式による接続安定性も特長です。複数回のアップデートによって、外音取り込みやアプリなども発売時より大きく進化しています。
※この記事は2021年2月に刊行された「プレミアムヘッドホンガイド」の内容をもとに加筆・修正をおこなったものです