平成レトロブーム到来?!スケルトン筐体に注目
【完全ワイヤレス特集 PART.3】デザイン重視で推奨モデルは?
深まる秋。通勤・通学はもちろん、夜長のお供に。完全ワイヤレスイヤホン300機種以上を実際にテストしてきた専門誌が、10個のテーマで推薦商品をナビゲート! あなたにぴったりのアイテムをこの特集で探してみてください!
イヤホンは身につけるものだから、見た目にもこだわりたいもの。昨今の平成レトロブームに乗って「スケルトンデザイン」はいかがでしょうか。清涼感と都会的な印象があるだけでなく、無色であれば組み合わせるファッションの自由度も高まります。一方、オーディオの観点では透明であることは、裏を返せば設計を隠せないことにも繋がりますので、本物志向のアイテムが多いです。
Beats by Dr. Dreや水月雨のように無色透明のものもあれば、JBLやNothing、AVIOTのように透明でもカラー展開があるものも。あなた好みの透け感を楽しみましょう。
■AVIOT「TE-D01gs」¥OPEN(直販サイト価格¥6,820/税込)
手のひらサイズの小型筐体、全5色展開も魅力的なアビオットの入門機。スケルトンなのはケースで、デスクの上に置くだけでかわいらしさをプラスできます。機能面も充実しており、イヤホン単体で10時間の再生、IPX7という水に沈めることができるほどの高い防水性能を備えています。
■BEATS BY DR.DRE「Beats Studio Buds+」¥24,800(税込)
最大1.6倍向上したアクティブノイズキャンセリング効果など、バージョンアップしたBeatsの定番モデル。「トランスペアレント」のカラーはややスモーキーなスケルトンデザインで、ケースからイヤホン、イヤピまですべて統一されています。iOSとAndroidに関わらずワンタッチペアリングができます。
■JBL「TUNE FLEX」¥OPEN(直販サイト価格¥13,200/税込)
イヤーチップの交換で、ノイキャンを効かせる「密閉型」にも、ながら聴きに最適な「オープン型」にもなる2ウェイスタイルが魅力。透明部分の素材にポリカーボネートを採用し、紫外線対策も万全に施したことで黄ばみや劣化の心配が少ないのもうれしい点です。
■NOTHING「Ear(2)」¥22,800(税込)
「美しい基板レイアウトは音質にも繋がる」。そんな言葉通りに美しいイヤホンの内部設計がそのままデザインなっている英国・Nothing社の「Ear(2)」。ノイキャンや低遅延モード、10分で8時間の再生ができる急速充電機能など、ハイスペックなのも魅力です。
■水月雨「Space Travel」¥OPEN(直販サイト価格¥5,670/税込)
優れた音響技術とサブカルチャーのデザインを見事に融合させて人気を集めている水月雨の新作。ファンタジーをテーマにしたデザインで、蓋なしケースの側面をスライドするようにイヤホンを取り出す独創のデザインです。音は水月雨らしいバランス重視の傾向で、低域をそっとプラスしてくれます。
※この記事は2023年8月に刊行された「プレミアムヘッドホンガイド」VOL.30の内容をもとに加筆・修正をおこなったものです