インテリアコーディネーターが教える!超大画面・4K Mini LED液晶レグザの“オシャレな置き方”を大公開
TVS REGZAの超大画面・4K Mini LED液晶レグザである “Z990Rシリーズ” / “Z770Nシリーズ” などは、110V型/100V型/85V型の画面サイズを揃えており、圧倒的な大画面による迫力ある映像を高画質・高音質で楽しめることが醍醐味のモデルだが、リビングにオシャレに設置しようとすると、とても難しそうというユーザーの声がある。
そこでレグザ公式YouTubeチャンネル「レグザチャンネル」では、インテリアコーディネーターが超大画面・4K Mini LED液晶レグザのオシャレな設置方法を紹介してくれる動画が公開された。
今回の動画もライフスタイルショップ「IDEAL TOKYO」(東京都港区南青山)にて撮影。動画に出演する、レグザブランド統括マネージャーの本村裕史氏、人気声優の小岩井ことりさん、そしてオーディオ・ビジュアル機器の評論家の折原一也氏に、超大画面・4K Mini LED液晶レグザのオシャレな設置方法を紹介してくれるのが、インテリアコーディネーターの町田 瑞穂 ドロテアさん(一級建築士/青山スタイル統括デザイナー)だ。


町田さんは、近年ではオフィスやホテルなどのインテリアも手掛けており、住宅関連では主に都内のマンションにお住いの個人のお客様のインテリアを担当し、高級マンションのインテリアコーディネートなども手掛けているとのこと。

「超大画面テレビは搬入も大変だが、テレビを買ったら置けばいいというものでもなくて、リビング全体のインテリアコーディネートを含めて、『110Z990R』をどう収めるのかということ考えないといけないんですよ」と本村氏が超大画面モデルだからこその悩みを明かす。小岩井さんも「確かにそうですよね!それは以前の動画で視聴者からコメントでも質問がありましたもんね!」と視聴者からの反応を紹介。
また本村氏は、「大きなテレビは壁掛けできればラクなんですが、テレビを置くラックをどうしようといった悩みもあり、設置の際はラックの耐荷重なども問題になってくるんですよ」とコメント。それに対し町田さんは、「そうですね、またそれに合わせるソファや家具、照明なども合わせてトータルで考えるのがインテリアコーディネートですね。今回、いくつかの事例を基にご紹介していきます」と答えてくれた。

1つ目の事例は、マンションの内装を基にしたものをご紹介。男性の方がお住まいのマンションの内装だったとしており、「ゆったりと過ごしたい」という希望と、「大型テレビを入れて映画鑑賞もしたい、またゲームもしたい」というリクエストがあったお部屋だということで、大型テレビが置いてある部分は、壁面いっぱいに一体化させた造作家具をコーディネートしたようだ。

「大型テレビを入れていただくときはお部屋のバランスが大事でして、壁面の長さがとても重要です。テレビが大型なので、ゆったりとした空間を作ると調和が取れた、美しいリビング空間になります。テレビを置いた際の壁面の空きスペースが、テレビの倍くらいあると十分なゆとりを取ることができます」と町田さんがアドバイス。
また壁面の造作家具には疑似暖炉を入れ込み、その上の部分は収納スペースになっているという。すると折原氏が「大型テレビを置いた後ろの壁色が黒くなっていることも、インテリア的にいいことなんでしょうか?」と尋ねると、「良い質問ですね!テレビを置いた時、テレビと天井との間に距離ができて、壁色が出てきてしまうため、できるだけテレビと壁を一体にしたいのと、テレビのベゼルが目立たずインテリアに馴染むようにするため、テレビを置く背面には濃い色の壁を採り入れています」と説明してくれた。

これにより、テレビの映像が際立って見えるようになるため、結果的にテレビの画面に集中できるという、映像視聴面においてもメリットがあるようだ。壁面家具と天井の間に少し空間が空いているのだが、そこに天井に光が当たるように間接照明を入れているのもポイントだ。
2つめの事例は、女性の方がお住まいになるリビング空間をご紹介。ダンスなどもする方だったため、できるだけ大きな画面でダンスレッスンもしたいということから、大型テレビを設置したいという要望があったようだ。

賃貸マンションだったことと予算面も配慮して、壁面いっぱいの家具というよりは、間接照明で一部天井を照らして、85V型のテレビを導入したという。そこで本村氏が「リビング全体のトーンマナーとしては白基調の壁・天井・床の状態で、ソファが黒で統一されているのですか?」と聞くと、「素晴らしい!いいところにお気付きいただきました!お客様の好みがモノトーンだったので、大型テレビとの相性も非常に良い空間になりました」と大型テレビとトーンマナーによる相性について語ってくれた。
テレビの存在感が消え、黒系のソファや家具と一体となってまとまり、さらにテレビに電源を入れると画面が際立って出てくる感じで、インテリアの一部になるコーディネートになっているという。
また、「照明もとても大事で、テレビを見ている時や消えている時で変わりますし、スタンドライトも非常によく、柔らかい雰囲気を演出できます。そして、モノトーンの場合は観葉植物などグリーンを少し入れると、イキイキとした空間になるのでお薦めです!」と、大型テレビとモノトーンによる空間の印象がさらに良くなる方法も伝授してくれた。
3つ目の事例は、リビングにソファとダイニングがセッティングされているお部屋で、テレビと家具の距離感がわかりやすい事例をピックアップ。他の事例と違って、テレビとソファの距離が近くなっており、そういった視聴距離と近距離での設置の場合は、テレビのサイズをあえて小さめにしているという。

「レグザチャンネルでずっと言い続けているんですけど、テレビのサイズを部屋の広さで決めるのではなくて、テレビとの視聴距離で決めましょうと。画面の高さが2.5倍の視聴距離がベストだと言っているんですよね」と本村氏。
こちらの事例はソファからの距離が2m弱なので55V - 65V型が良く、ソファの後ろにあるダイニングテーブルから見ることを考慮した場合は、画面の高さの6倍が限界視聴距離とされており、文字が見えるサイズを選ぶことがお薦めだとした。
テレビボードについて町田さんは、「テレビを設置する時のテレビボードのサイズですが、テレビの横幅の1.5倍のサイズを選ぶと、バランスの良い設置がしやすくなります」とコメントしてくれた。加えて、「大きめのテレビだと、ラックは低い方がリビング全体の圧迫感を抑制できますね」と本村氏もテレビボードを選ぶ際のポイントを明かしてくれた。
今回の動画では、朝日木材加工のテレビラック「FG-BX600 ホームシアターラック」(4台分/FG-BS1100B床置き台座2台を含む)を使用しており、110V型を設置できる耐荷重を備えていることもあり、とても使い勝手が良いモデルだ。

動画では、朝日木材加工株式会社 家電事業部長兼情報システム開発部長 福場篤史氏も登場。2023年に発売された100V型レグザの登場からテレビラックの売れ行きは好調だと明かす。
今回は「110Z990R」がピッタリ置ける「FG-BX600 ホームシアターラック」4台分で設置したが、「もう2つラックがあると、もっとバランスが良くなる」と町田さんがアドバイスしてくれた。福田氏も「下が大きく見えたほうが、スッキリキレイに見える」とコメントした。

撮影時は、ベースを置いていたが、専用の壁掛け金具も朝日木材加工では取り扱っており、ラックを壁に付けてセッティングすることもできるという。テレビを壁掛けにして、ラックを浮かせた状態で設置することも可能なのだ。
すると、本村氏は「これも良いんだけど、リーズナブルな大型レグザにもあるラックや、さらに『110Z990R』に合う高級なラックも作ってもらえないでしょうか?!」と難しいお願いを口にしたのだが、「リーズナブルなほうも頑張って作りますし、高級ラックも企画します!」と福場氏が意気込みを語ってくれた。超大画面・4K Mini LED液晶レグザにピッタリなラックの登場に期待が高まった。
最後に、「今回、インテリアコーディネーターの町田さんに教わったポイントを押さえておけば、レグザを買った時のビジョンがより見え、夢もいっぱい膨らむと思うので、ぜひ参考にしてください!」と小岩井さん。本動画を参考に、よりいっそうのレグザライフを楽しんでもらいたい。
(提供:TVS REGZA)