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新しくなったEPGの魅力
1行表示、3/5/7ch表示可能!
3段階の拡大・縮小表示ができる新番組表は、画面が大きいほど便利さが実感できる。ますます新聞のテレビ欄に近付いた。 |
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次に、使いやすさの進化を「4イン1」の多機能機DMR-EH70Vで検証してみよう。
DVDレコーダーは、電源を入れてから完全に起動するまで、数十秒単位の時間がかかることが多い。電源投入後すぐに録画や再生ができるVHSの使い勝手に慣れているだけに、起動時間の長さは気になってしまう。新DIGAでは、電源投入直後、内蔵のバッファメモリーに映像・音声を保存し、HDD起動後にそれを録画するという手法を導入することで、録画開始まで1秒という快挙を成し遂げた。
さらに、リモコンの番組表ボタンを押すと自動的に電源が入り、やはり1秒ほどで番組表が表示される機能も実現した。従来は同時に表示できるチャンネルは3つだけだったが、今回から5/7チャンネル表示もできるようになり、見たい番組を探す手間がかからなくなった点もありがたい。
ところで、「4イン1」というのはDVD、HDD、VHSにSDメモリーカードを加えたもので、一見すると操作が複雑になりそうだが、実際はむしろ使いやすくなっている。選択しているメディアの表示がわかりやすくなったし、従来は独立していたS映像出力端子も共通化され、メディアの種類ごとにテレビの入力切替を操作する必要がなくなった。内蔵HDDは、VHSハイブリッドタイプとしては大容量(200GB)で使い勝手がいい。DMR-EH60/50同様、マルチジョグを載せたリモコンは完成度が高く、これまでのDIGAシリーズのなかで操作性は抜きん出ている。もちろん本機もディーガエンジンIIを積んでいるので、LPモードを含め、画質は最先端を行く。
今回の新DIGAシリーズに見られる進化は、DVDレコーダーの基本的な性能と機能に関わるものであり、市場全体に大きな影響を与えることが期待できる。
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DVDマルチの魅力
DVD-RAMはカートリッジ対応! 今年のDIGAは、使える録画ディスクの種類が一気に拡大。DVD-RW(ビデオモード)とDVD+Rの録画再生、DVD+RWの再生に新たに対応した。もちろん、DVD-RAMはカートリッジ対応である。 |
新しくなったリモコン
マルチジョグ採用で操作性が向上!
新ディーガシリーズが採用した「かんたんくるくるリモコン」。DVDレコーダーはGUIを上下左右に動かす操作を頻繁に行うが、このリモコンは中央の円を指1本で回して操作が可能。従来のように十字キー操作も可能な優れものだ。 |
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