＜Q＞
はじめまして新潟の野口と申します、DVDレコーダーの購入について考えておりますがよろしくお願い致します。

まず、8ミリビデオテープ・VHSテープで録画してあるものを途中をカットしたり録画内容の順番を替えたりしながらしながらDVD-RWに編集するにはどの機種が良いでしょうか？

次に、DVD-RWで録画したものをDVD-Rで10枚ほど複製を作りたいのですが、そのダビングにはどの機種が良いのでしょうか？

また、編集・ダビングの際に画質が落ちないようにするには何か良い手段があるのでしょうか？
上記3点の質問ですが、それを満たすもので出来るだけ安価なものをと思っております、それではよろしくお願い致します。

＜A＞
DVD-RW機ということでしたら、やはりパイオニアの「DVR-55」「DVR-77H」「DVR-99H」の3機種の中から選択するのが良いと思います。

まずアナログソースの取り込みと編集ですが、これはDVR-55でも可能です。必要なコンテンツをDVD-RWに取り込み、その後プレイリストを使って編集するのが良いと思います。ただし、二つ目のDVD-RWからDVD-Rへの複製は、ハードディスクを通さなければなりません。DVD-RWで録画したものをいったんハードディスクにダビングし、その後DVD-Rにダビングするというかたちになります。また画質劣化を最小限にふせぐのであれば、VHS等の素材を一旦HDDへすべて録画した後、編集をして、DVD-Rへ高速ダビングするという方法もあります。ハードディスクは多ければ多いほど便利なのでDVR-99Hがオススメですが、なるべく安価なものをということでしたら、DVR-77Hでも十分だと思います。77Hと99Hの違いはハードディスク容量だけなので、機能的には何の遜色もありません。　

編集・ダビングの際の画質劣化の件ですが、いったんハードディスクに記録してしまえば、あとはデジタルデータのやり取りになるので、理論上劣化はありません。ただしアナログソースをレコーダーに取り込む段階での画質対策は有効です。送り出しの機器を高画質なものにしたり、接続する際のケーブル選択に気をつけたり、端子の接点をきれいにするなどの方法で、ずいぶん画質が変わってくるはずです。