“DVD”というコトバは、もうお馴染み。DVDプレーヤーで、映画や音楽ライブなどDVDビデオソフトを[再生]して楽しむというのは、最近ごく日常的に行われていること。けれども、DVD[録画]を知るためには、それほど単純ではなくて、ちょっとした前置きが必要になってくる。
DVDディスクにはいくつかの「規格」がある
DVDのディスクには再生専用のもの(DVDビデオソフト)と、録画用のものが存在する。そして、録画用DVDディスクにはいくつか規格の種類があって、それぞれ特徴や、対応しているDVDレコーダーが違うのだ。ちょっとややこしいけれど、DVD録画を知ってもらうために、この違いをまず説明しておかなくちゃならない。
DVDディスクの規格には、こういう種類がある。「DVD-R」「DVD-RW」「DVD+RW」「DVD-RAM」。そもそも、なぜこう規格がいくつもあるのかというと、まずDVDというものが再生用として開発され、録画機能の開発がワンテンポ遅れたということ、そして、DVD録画ということがパソコン、家電という違う業界で発展していったために、規格が林立してしまった、というようなことが要因であるらしい。
DVDレコーダーには「規格」に対応した種類があり
ハードディスクなどを内蔵した「ハイブリッド型」がある
そして、機器であるDVDレコーダーにもいくつかの種類がある。まず、上に挙げたディスクの規格に対応した種類があるということ。そして、DVD録画機能だけの「DVD単体レコーダー」と、ハードディスクも搭載してこちらにも記録できる「ハイブリッドレコーダー」というものがあるということ。
だから、DVDレコーダーを使おうというときにはそれぞれの規格の特徴を知っておきたい。上のタイトルをクリックして解説ページへどうぞ。
DVDディスクの参考価格(※Phile-web調べ 2003年11月現在)
ディスク規格 |
種類 |
1枚あたりの価格 |
録画用DVD−Rディスク |
120分 |
340円~580円 |
録画用DVD−RWディスク |
120分 |
580円~680円 |
240分 |
1260円~1280円 |
録画用DVD+RWディスク |
120分 |
580円~680円 |
録画用DVD−RAMディスク |
120分 |
550円~700円 |
240分カートリッジ |
1300円~1330円 |
Blu-rayディスク |
120分 |
3100円前後 |
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