トップページへ YSP-4100 YHT-S350 YHT-S400
「YHT-S350」でゲームをやったら面白いに違いない！！そう確信したPhile-web編集部きってのゲーム好き小野が「YHT-S350」のサラウンドを人気PlayStation 3ソフトで体験した。
（執筆・Phile-web編集部 小野）
 |
||
| 人気PS3ソフトをYHT-S350で遊び倒してみた。使用するソフトを真剣なまなざしで選定する記者 |
「おっ！興味ある！？じゃあそれで1本記事書いてよ！」
「え！？」
「決まりだね！よろしく！」
こうして、期せずして製品レポートを担当することになった記者。溜まりに溜まった仕事を後回しにできる大義名分を得たということで、同製品を遊び倒してみることにした。
さて、遊び倒すとは言っても堀江氏が既に試したことをなぞっても記事としては成立しない。そこで、記者は本機および兄弟機「YHT-S400」からサラウンドモードに新たに加わった「GAME」モードの実力を試すべく、PlayStation 3で様々なソフトを遊んでみた。
まずは機材のセッティングから始めたのだが、まず驚いたのが、あっけないほど作業が簡単だった点だ。付属のスピーカーケーブルでセンターユニットとスピーカーを繋ぎ、テレビとPlayStation 3にはHDMIケーブルで接続する。これだけで作業は全て完了だ。
 |
||||
| 付属のスピーカーケーブルをスピーカーに接続。市販のスピーカーケーブルも使用できるので、簡単にステップアップが図れそう | センターユニットはひとりで十分に運べる重さ |
|||
 |
 |
|||
| テレビ、PS3をセンターユニットにそれぞれHDMIケーブルで接続 | 主要テレビメーカーのテレビとHDMIリンクにも対応している。写真は東芝レグザの「レグザリンク」メニュー |
実は、バーチャルな7.1chサラウンド再生が可能なフロントサラウンド技術「AIR SURROUND XTREME（エアサラウンド・エクストリーム）」を搭載しているということで、例えばAVアンプでの音場補正のような設定が必要なのかと勘違いしていたのだが、そうした作業も一切必要ない。やることと言えばリモコンの「サラウンド」ボタンを押してモードを「GAME」にするくらいのものだ。
 |
||
| サラウンドモードはリモコンのボタンで変更できる |
セッティングは、梱包を解くところから始めても15分もかからずに終了してしまった。このシンプルさは、本機のメインターゲットになるであろうエントリー層にとって非常に大きな魅力と言えるのではないだろうか。
プレイしたソフトは「ワールドサッカー ウイニングイレブン 2010」（コナミ）、「グランツーリスモ 5 プロローグ Spec III」「KILLZONE 2」「AFRIKA」「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」（以上4本 ソニー・コンピュータエンタテインメント）の5タイトル。
まずは、サッカー少年（※万年補欠）だったこともあり「ウイニングイレブン」からプレイ。さっそくオープニングムービーでサラウンド感の良さを味わう記者だったが、楽しさはまだまだこんなものでは終わらなかった。
 |
 |
|||
| 「ウイニングイレブン2010」はスタジアムの歓声に包まれて気持ちよくプレイできる |
ゴールを決めて舞い上がる記者。サラウンド効果も相まって、ピッチを駆け抜けた青春時代の記憶が蘇っていく |
同ゲームで記者がサラウンドの効果を最も実感できたのが、観客のざわめきだ。「AIR SURROUND XTREME」によって、歓声が前面からだけでなく、実際のスタジアムのように回り込んで聴こえるのだ。選手のひとりとなって一人称視点で試合に参加する「BECOME A LEGEND」モードなどで味わうこの歓声は相当に気持ちいい。
音の回り込みという点では「KILLZONE 2」でも効果は絶大だ。弾丸が飛び交う戦場の喧噪を、より一層リアルに感じることができる。
続いては「グランツーリスモ 5 プロローグ Spec III」にトライ。こちらでの「YHT-S350」効果はエンジン音に最も大きく感じられたように思う。ギアチェンジのたびに少しずつ低くなりながらエンジンの回転数が上がっていくあの音だ。
 |
 |
|||
| 「KILLZONE2」をサラウンドでプレイすると、戦場の緊張感が一気に増す |
「グランツーリスモ 5 プロローグ Spec III」ではテレビのスピーカーから聞こえてくるエンジン音が、より明瞭になり、より臨場感を味わうことができた |
テレビのスピーカーから素で音を出したときには、薄型テレビであることと19V型という小ささもあってどうしても音に迫力が出きっていない感を受けてしまったのだが、「YHT-S350」を使用することでより一層明瞭になり、迫力が増したのだ。
また小型のテレビのスピーカーだけでは、どうしても聴き取りにくくなってしまう音が改善される、という点について言えば、「AFRIKA」がよい例となった。ボリュームを抑えて遊んでいると、鳥のさえずりやプレーヤーの足音など、どうしても聴き取りにくくなる音が出てしまうものだが、それらもかなりしっかりと認識できる。「カシャッ」というカメラのシャッター音も、低音量でもキッチリ認識できるようになる
 |
 |
|||
| アフリカ大陸の壮大な自然と野生動物の営みをバーチャル体験できる「AFRIKA」 | 細かい環境音も収録されており、YHT-S350を使ってプレイして初めてこんな音が入っていたのか！と気づくことも多々あった |
そして最後に、トレジャーハンターである主人公を操るアクションアドベンチャー「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」をプレイ。ゲームが始まってすぐに訪れる、事故で谷底に落ちそうになっている列車から脱出するシーンなどはテレビのスピーカーからの音でも手に汗握るものではあるが、重低音がしっかり出ることによって臨場感が大きくスケールアップする。まるで自分が「ダイ・ハード」などでのブルース・ウィリスにでもなったような気分だ。
 |
 |
|||
| 立て続けにピンチに襲われ、トレジャーハンターの世界に没頭していく記者 | 映画並の壮大なスケールの映像を楽しめる「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」はやはりサラウンド効果が抜群だ |
 |
||
| 今回の取材でゲームをサラウンドでプレイする面白さを改めて感じることができた。ゲーム好きならば是非とも一度体験してみてほしい |
「YHT-S350」を通して様々なゲームで遊んでみて感じたのは、「ゲームにとって“音”がいかに重要か」ということだ。もちろんテレビのスピーカーでそのまま遊んでも十分に面白いのだが、音に厚みが出ると楽しさが1ランクも2ランクも上がったように感じ、感情移入度もより一層高まる。
特に、昨今の作品には7.1chを収録したものもあるなど、音に配慮しているケースも多い。制作者の意図した世界を100％味わうためには、例えば今回「YHT-S350」を接続したように、何かしらのプラスアルファも必要なのかもしれないとも思わされる。
また、ゲームそのものからは少し離れるが、「PlayStation Store」ではミュージックビデオクリップのオンライン配信も行っている。「YHT-S350」のサラウンドモードにも「MUSIC」があることだし、ゲームから派生してこうしたサービスを利用してみるのも面白そうだ。
さらに、音楽という観点で言えばPlayStation 3はCD再生も可能で、しかも音楽CDのアップサンプリング出力機能も備えている。最近は若年層を中心にMP3データをパソコンの付属品スピーカーでしか再生しないような音楽の聴き方が増えているが、PlayStation 3と「YHT-S350」を通して、棚に眠っているCDを改めて聴き直してみるなどといった使い方もできるだろう（なお、「YHT-S350」は別売でiPodドックやBluetoothオーディオレシーバーも用意している）。
とにかく「YHT-S350」の手軽さはかなりの魅力だ。「オーディオビジュアルの世界に興味がないわけではないけど、なんとなく手が出しづらいなぁ」などと思っているようなエントリー層にうってつけの製品だろう。
･･･と、そんなことを思いながら取材を続けていたのだが、ゲームに熱中しすぎて気付けば撮影を担当した同僚に置き去りにされていた記者であった。
 |
||
| レポート執筆という任務を全うするため、ひとり夢中で取材を続けたのであった |
| 取材で使用したPlayStation 3ソフト | |||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
| PlayStation 3 | ||
|
| YSP-4100の記事へ |
(c) 1996 JFA Official Licensed Product of UEFA CHAMPIONS LEAGUE TM. Official Licensed Product of UEFA EUROPA LEAGUE TM All names, logos and trophies of UEFA are the property, registered trademarks and/or logos of UEFA and are used herein with the permission of UEFA. No reproduction is allowed without the prior written approval of UEFA. “adidas”, the 3-Bars logo, the 3-Stripe trade mark and TUNiT are registered trade marks of the adidas Group, used with permission. adiPURE is a trade mark of the adidas Group, used with permission. the use of real player names and likenesses is authorised by FIFPro and its member associations. Officially licensed by Asociacion del Futbol Argentino (c) Football Federation Australia Limited 2009 Officially licensed by Czech National Football Association Officially licensed by CFF (c) 2009, DFB Licence granted by m4e AG, Grunwald (c) The Football Association Ltd 2009. The FA Crest and FA England Crest are official trade marks of The Football Association Limited and are the subject of extensive trade mark registrations worldwide. copyright FFF Officially licensed by FIGC and AIC (c) 2001 Korea Football Association All copyrights and trademarks are KNVB respectively Team Holland property and are used under license. Licensed by OLIVEDESPORTOS (Official Agent of the FPF) Producto oficial licenciado RFEF (c) 2002 Ligue de Football Professionnel (R) Officially licensed by Eredivisie CV (c) & TM 2009 Liverpool Football Club & Athletic Grounds Ltd Official Licensed Product of A.C. Milan Manchester United crest and imagery (c) MU Ltd (c) Real Madrid (09) Official product manufactured and distributed by Konami Digital Entertainment under licence granted by Soccer s.a.s. di Brand Management S.r.l. (c) Adagp, Paris 2009../Macary - Zublena & Regembal - Costantini, Architects Wembley, Wembley Stadium and the Arch device are official trade marks of Wembley National Stadium Limited and are subject to extensive trade mark registrations. All other copyrights or trademarks are the property of their respective owners and are used under license. (c) 2009 Konami Digital Entertainment
(c) 2008 Sony Computer Entertainment Inc.
Manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game in some cases include trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. All rights reserved.
Any depiction or recreation of real world locations, entities, businesses, or organizations is not intended to be or imply any sponsorship or endorsement of this game by such party or parties.
Produced under license of Ferrari Spa. FERRARI, the PRANCING HORSE device, all associated logos and distinctive designs are trademarks of Ferrari Spa. The body designs of the Ferrari cars are protected as Ferrari property under design, trademark and trade dress regulations.
※ PlayStation 3は株式会社ソニー･コンピュータエンタテインメントの商品です。また、PlayStationおよびPS3は同社の登録商標です。
