【特別企画】ナビゲーターが魅力を紹介
注目作品から珍しい海外盤まで網羅するクラシック新譜情報ラジオ『ニューディスク・ナビ』とは?
毎月大量に発売されている音楽ソフト。クラシックに限っただけでも膨大な作品がリリースされており、そのすべての情報をチェックするのは現実的には不可能だ。そんなクラシック界話題の新譜について、大ヒット中の国内盤から珍しい海外盤まで、週に20枚以上紹介しているラジオ番組が、音楽専門衛星デジタルラジオ「MUSIC BIRD」で放映中の『ニューディスク・ナビ』。「ネット時代の今だからこそ聴きたい新譜がある」という同番組の魅力を、ナビゲーターの山崎浩太郎氏自らが紹介してくれた。
<スタッフより>
話題盤続々のクラシック・ディスク界、最新の動きをたっぷりとご紹介
毎週の平日の(月〜金)夜6時から午前0時までお送りしているのが『ニューディスク・ナビ』。クラシック界話題の新譜を、大ヒット中の国内盤から珍しい海外盤まで、週に20枚以上のたくさんのディスクを、たっぷりとお送りしている番組です(再放送:翌週 火〜土 0:00〜6:00)
◆ナビゲーター:山崎浩太郎より
ソフトが売れない、もうネットの時代だ、などと言われております。
けれども毎月毎月の新譜に接していると、選曲や演奏家が面白い、聴く前からワクワクするようなディスクや、あまり期待せずに聴きはじめたらとても面白かった、なんてディスクが途切れることなくいつも出ていて、けっしてディスクそのもの、そしてその中身の音楽がつまらなくなったわけではない、と実感します。
むしろ前世紀のように、メジャーのレコード会社が大量に生産して大宣伝をかけ、みんなしてそれを聴く、という状況の方が、異常だったのかも知れない。
音楽って、もっと個人的な部分も大きいんじゃないか。
いまは、家庭内手工業みたいな小さなレーベルが素敵なディスクをつくる、そんな時代になってきている。
「歴史的名盤」を教養として知ることも大切だけれど、それ以外に個人的な体験としての「大切なディスク」があっていい。コンサートと違ってディスクのいいところは、その「大切な体験」を、これ聴いてみてよ、と友達に聴いてもらったり、既にこの世にない人の文章から教えてもらったり、会うことのない未来の人に伝えてあげたりして、共有できるかも知れないこと。
毎回、たくさんのディスクを紹介していますから、その出来はさまざまです。それらを選別したり、名盤かどうか判定したりするのは、私の仕事ではありません。
それぞれに意義があるし、それぞれに価値がある。リスナーの方がそれぞれに、個人的な体験としての「大切なディスク」に知り合う、そのきっかけになればと願っています。
まだまだ活発なディスク界最新の動きを、これからもどんどんご紹介していきます。
◆三宅由佳莉やドゥダメル、さらにケンプなど、注目盤が毎日登場
どのようなディスクを取りあげているか、10月の第1週を例にご紹介してみましょう。
9月30日(月)は、日本で活躍するアーティストたちの新譜から、日本指揮界期待の俊英、21世紀のヤマカズこと山田和樹が仙台フィルを指揮した「ザ・ヴァリエーションズ」や、美しい歌声で話題の海上自衛隊東京音楽隊の三宅由佳莉3等海曹が歌う「祈り〜未来への歌声」など。
10月1日(火)は、生誕100年のブリテンのピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲を、ハワード・シェリー(ピアノ)ほか母国イギリスの実力派による演奏で。さらに、巨匠への道を着実に歩んでいる指揮者ヤノフスキのブルックナー:ミサ曲第3番、など。
10月2日(水)は、往年の名匠たちの音質を向上させた再発売盤や、珍しいライヴ録音などを集めて。
10月3日(木)は、話題のオペラ録音から、俊英指揮者ヤニック・ネゼ=セガンがスター歌手たちと共演したモーツァルトの名作「コジ・ファン・トゥッテ」など。
10月4日(金)は、めきめきと評判をあげているハンガリーのヴァイオリニスト、クリストフ・バラーティによるイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集、情熱的な指揮で大人気のグスターボ・ドゥダメルがベルリン・フィルを指揮した「ツァラトゥストラはかく語りき」、など。
10月にはこのほか、名匠ヴィルヘルム・ケンプが1961年に日本で演奏したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会のライヴ録音や、残念ながら来日は中止になりましたが、クラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団によるブルックナー:交響曲第1番なども登場。
◆新番組スタート!「ボワ・ノワール発 貝山知弘の音響美学」
毎月第1日曜日16:00〜22:00(再放送:翌土曜日12:00〜18:00)
出演:貝山知弘(オーディオ・ビデオ評論家、映画プロデューサー)
◆貝山知弘が豊かな人生経験と磨き抜かれた感性で音を語る
音楽はそれを聴く人によってさまざまな顔を見せるものです。
いわば聴く人の鏡のようなもの。生まれ育った土地や時代、人生経験など様々な要素が絡み合って、その人の音楽観が形成されます。
新番組「ボワ・ノワール発 貝山知弘の音響美学」は戦前から今日まで長年にわたり、音楽と音響を聴き続けてきた賢人、貝山知弘が自身の音響美学を語る番組。
ちなみに「ボワ・ノワール」とは貝山氏の自宅にある試聴室の名前。シャネルの香水にもある「ボワ・ノワール」、この言葉は“黒い森”を意味します。
貝山氏のこれまでの豊かな人生経験と磨き抜かれた感性で選んだ音楽を語り紹介していきます。また、公開前の新作映画の情報にもご期待ください。
◇ ◇ ◇
MUSIC BIRDでは、加入すると月額聴取料金が最大2ヶ月分無料になるほか、アンケート回答でもれなくQUOカード2,000円分をプレゼントするなどのキャンペーンも現在実施中。メールで資料請求を受け付けている。
<スタッフより>
話題盤続々のクラシック・ディスク界、最新の動きをたっぷりとご紹介
毎週の平日の(月〜金)夜6時から午前0時までお送りしているのが『ニューディスク・ナビ』。クラシック界話題の新譜を、大ヒット中の国内盤から珍しい海外盤まで、週に20枚以上のたくさんのディスクを、たっぷりとお送りしている番組です(再放送:翌週 火〜土 0:00〜6:00)
◆ナビゲーター:山崎浩太郎より
ソフトが売れない、もうネットの時代だ、などと言われております。
けれども毎月毎月の新譜に接していると、選曲や演奏家が面白い、聴く前からワクワクするようなディスクや、あまり期待せずに聴きはじめたらとても面白かった、なんてディスクが途切れることなくいつも出ていて、けっしてディスクそのもの、そしてその中身の音楽がつまらなくなったわけではない、と実感します。
むしろ前世紀のように、メジャーのレコード会社が大量に生産して大宣伝をかけ、みんなしてそれを聴く、という状況の方が、異常だったのかも知れない。
音楽って、もっと個人的な部分も大きいんじゃないか。
いまは、家庭内手工業みたいな小さなレーベルが素敵なディスクをつくる、そんな時代になってきている。
「歴史的名盤」を教養として知ることも大切だけれど、それ以外に個人的な体験としての「大切なディスク」があっていい。コンサートと違ってディスクのいいところは、その「大切な体験」を、これ聴いてみてよ、と友達に聴いてもらったり、既にこの世にない人の文章から教えてもらったり、会うことのない未来の人に伝えてあげたりして、共有できるかも知れないこと。
毎回、たくさんのディスクを紹介していますから、その出来はさまざまです。それらを選別したり、名盤かどうか判定したりするのは、私の仕事ではありません。
それぞれに意義があるし、それぞれに価値がある。リスナーの方がそれぞれに、個人的な体験としての「大切なディスク」に知り合う、そのきっかけになればと願っています。
まだまだ活発なディスク界最新の動きを、これからもどんどんご紹介していきます。
◆三宅由佳莉やドゥダメル、さらにケンプなど、注目盤が毎日登場
どのようなディスクを取りあげているか、10月の第1週を例にご紹介してみましょう。
9月30日(月)は、日本で活躍するアーティストたちの新譜から、日本指揮界期待の俊英、21世紀のヤマカズこと山田和樹が仙台フィルを指揮した「ザ・ヴァリエーションズ」や、美しい歌声で話題の海上自衛隊東京音楽隊の三宅由佳莉3等海曹が歌う「祈り〜未来への歌声」など。
10月1日(火)は、生誕100年のブリテンのピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲を、ハワード・シェリー(ピアノ)ほか母国イギリスの実力派による演奏で。さらに、巨匠への道を着実に歩んでいる指揮者ヤノフスキのブルックナー:ミサ曲第3番、など。
10月2日(水)は、往年の名匠たちの音質を向上させた再発売盤や、珍しいライヴ録音などを集めて。
10月3日(木)は、話題のオペラ録音から、俊英指揮者ヤニック・ネゼ=セガンがスター歌手たちと共演したモーツァルトの名作「コジ・ファン・トゥッテ」など。
10月4日(金)は、めきめきと評判をあげているハンガリーのヴァイオリニスト、クリストフ・バラーティによるイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集、情熱的な指揮で大人気のグスターボ・ドゥダメルがベルリン・フィルを指揮した「ツァラトゥストラはかく語りき」、など。
10月にはこのほか、名匠ヴィルヘルム・ケンプが1961年に日本で演奏したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会のライヴ録音や、残念ながら来日は中止になりましたが、クラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団によるブルックナー:交響曲第1番なども登場。
◆新番組スタート!「ボワ・ノワール発 貝山知弘の音響美学」
毎月第1日曜日16:00〜22:00(再放送:翌土曜日12:00〜18:00)
出演:貝山知弘(オーディオ・ビデオ評論家、映画プロデューサー)
◆貝山知弘が豊かな人生経験と磨き抜かれた感性で音を語る
音楽はそれを聴く人によってさまざまな顔を見せるものです。
いわば聴く人の鏡のようなもの。生まれ育った土地や時代、人生経験など様々な要素が絡み合って、その人の音楽観が形成されます。
新番組「ボワ・ノワール発 貝山知弘の音響美学」は戦前から今日まで長年にわたり、音楽と音響を聴き続けてきた賢人、貝山知弘が自身の音響美学を語る番組。
ちなみに「ボワ・ノワール」とは貝山氏の自宅にある試聴室の名前。シャネルの香水にもある「ボワ・ノワール」、この言葉は“黒い森”を意味します。
貝山氏のこれまでの豊かな人生経験と磨き抜かれた感性で選んだ音楽を語り紹介していきます。また、公開前の新作映画の情報にもご期待ください。
MUSIC BIRDでは、加入すると月額聴取料金が最大2ヶ月分無料になるほか、アンケート回答でもれなくQUOカード2,000円分をプレゼントするなどのキャンペーンも現在実施中。メールで資料請求を受け付けている。