【連載】ガジェットTIPS
モバイルバッテリーを選ぶ際、PSE以外にチェックしたいマークとは?
ラクに持ち運べる「モバイルバッテリー」を利用する人が増えています。カバンに1つ忍ばせておけば、日々使うスマートフォンのバッテリー切れを気にせずにすみますし、出張先でコンセントを探す手間もなくなります。もちろん、ワイヤレスイヤホンやデジタルオーディオプレイヤーの充電にも使えますから、デジタルガジェットの必需品といえるでしょう。
そのモバイルバッテリー、事故とまったく無縁ではありません。大まかにいうと、モバイルバッテリーはエネルギーを蓄えるリチウムイオン電池部分(セル)と充放電を管理する回路で構成されていますが、セルに不純物が混入していた、セルが破損した、回路に不良がありショートした、などさまざまな原因で発火や爆発が起こりえます。
では、安全重視でモバイルバッテリーを選ぶときは、どこをチェックすべきでしょう? 知名度の高いメーカーが設計/製造した製品を選ぶという方法もありますが、もっと客観的に選ぶ方法はないものでしょうか?
ひとつは「PSEマーク」です。2019年2月以降、モバイルバッテリーは電気用品安全法(PSE法)の規制対象となり、PSEマークの表示がない製品の輸入販売は禁止されています。PSEマークの認証を得るためには、電気用品安全法が定める基準適合検査を自主的に実施し、その基準を満たさなければならないため、安全を示すマークであることは確かです。
もうひとつは「MCPC」です。モバイルコンピューティング推進コンソーシアムが所定の試験に合格した製品に対し与えるMCPCマークは、PSEの基準適合検査にくわえメーカーが任意の試験を実施し基準をクリアしたことを意味します。2019年3月現在、認証取得製品数は17社50製品と多いとはいえないものの、安全性を強く意識したメーカーの製品であることは確かでしょう。
そのモバイルバッテリー、事故とまったく無縁ではありません。大まかにいうと、モバイルバッテリーはエネルギーを蓄えるリチウムイオン電池部分(セル)と充放電を管理する回路で構成されていますが、セルに不純物が混入していた、セルが破損した、回路に不良がありショートした、などさまざまな原因で発火や爆発が起こりえます。
では、安全重視でモバイルバッテリーを選ぶときは、どこをチェックすべきでしょう? 知名度の高いメーカーが設計/製造した製品を選ぶという方法もありますが、もっと客観的に選ぶ方法はないものでしょうか?
ひとつは「PSEマーク」です。2019年2月以降、モバイルバッテリーは電気用品安全法(PSE法)の規制対象となり、PSEマークの表示がない製品の輸入販売は禁止されています。PSEマークの認証を得るためには、電気用品安全法が定める基準適合検査を自主的に実施し、その基準を満たさなければならないため、安全を示すマークであることは確かです。
もうひとつは「MCPC」です。モバイルコンピューティング推進コンソーシアムが所定の試験に合格した製品に対し与えるMCPCマークは、PSEの基準適合検査にくわえメーカーが任意の試験を実施し基準をクリアしたことを意味します。2019年3月現在、認証取得製品数は17社50製品と多いとはいえないものの、安全性を強く意識したメーカーの製品であることは確かでしょう。