【連載】ガジェットTIPS
録画した4K番組、ネットワーク視聴できる? できない?
BS/110度CSの4K放送を受信できる、いわゆる4Kチューナー内蔵のテレビやビデオレコーダーが続々発売されています。水平3,840×垂直2,160ピクセルの約800万画素という情報量は2K/フルHDの4倍に相当しますから、録再機器にも高い処理能力が求められます。
その録画した4K番組ですが、2019年8月現在オリジナルの情報量のままネットワーク経由で再生することはできません。話は単純、ネットワーク経由での動画再生を実現させる共通規格「DLNA」および「DTCP-IP」が4Kコンテンツをサポートしていないためです。
DLNAが4Kコンテンツをサポートしていなければ、Wi-Fi/イーサネット経由では録画済コンテンツを扱えません。同様にDTCP-IPも4K対応しないかぎり、著作権保護された4KコンテンツをWi-Fi/イーサネット越しに再生することはできません。
業界内で共通規格を策定する団体としてのDLNAは、2017年に活動を停止しています。すでに策定された規格の認定業務は後継団体によって行われますが、規格がアップデートされる予定はありません。
つまり、録画した4K番組をNAS(LANハードディスク)へムーブするといった使いかたは現状できないということになります。スマートフォン/タブレットのようにネットワーク経由でなければ4K解像度での視聴が不都合なデバイスもあるため、1日も早い共通規格の登場が待たれるところです。
その録画した4K番組ですが、2019年8月現在オリジナルの情報量のままネットワーク経由で再生することはできません。話は単純、ネットワーク経由での動画再生を実現させる共通規格「DLNA」および「DTCP-IP」が4Kコンテンツをサポートしていないためです。
DLNAが4Kコンテンツをサポートしていなければ、Wi-Fi/イーサネット経由では録画済コンテンツを扱えません。同様にDTCP-IPも4K対応しないかぎり、著作権保護された4KコンテンツをWi-Fi/イーサネット越しに再生することはできません。
業界内で共通規格を策定する団体としてのDLNAは、2017年に活動を停止しています。すでに策定された規格の認定業務は後継団体によって行われますが、規格がアップデートされる予定はありません。
つまり、録画した4K番組をNAS(LANハードディスク)へムーブするといった使いかたは現状できないということになります。スマートフォン/タブレットのようにネットワーク経由でなければ4K解像度での視聴が不都合なデバイスもあるため、1日も早い共通規格の登場が待たれるところです。