【連載】ガジェットTIPS
PS5で「8K」「4K/120fps」を楽しむには“HDMIのバージョン”に注意!
9月18日から予約受付が開始された「PlayStation 5(PS5)」。販売店には申し込みが殺到、首尾よく予約し発売日の11月12日に受け取れる人はかなりラッキーかも。PS4向けタイトルのほぼすべてが動作可能と高い後方互換性を持ちますが、ハードウェア性能が大幅に向上するため、この機に周辺機器を見直したほうがいいでしょう。
大きく変わる仕様のなかで影響も大きいのは描画性能。PS5は4K/3,840×2,160ピクセルにくわえ、8K/7,680×4,320ピクセルに対応と解像度がアップ。さらにフレームレート(FPS、動画1秒間あたりの静止画枚数)は最大120fpsにまで増加します。高フレームレートの映像は「VR酔い」の防止に効果的とされ、VR/ARコンテンツでは特に重要です。
このPS5の高い描画性能を生かせるディスプレイは、上述した解像度/フレームレートをサポートすることはもちろん、PS5と接続するためのケーブルに注目する必要があります。4K/8K解像度と120fps以上のフレームレートをサポートしたディスプレイであっても、接続インターフェイスが条件を満たしていなければ、期待した描画性能は得られません。
4Kディスプレイでいえば、120fps以上のフレームレートに対応した製品を最新HDMI規格「HDMI 2.1」に対応したケーブルで接続することがベストです。4K/120fps以上の性能を備えた製品であっても、PS5との間をHDMI 2.1対応ケーブルで接続しないことには、PS5が持つ描画性能をフルに発揮できません。
8Kの描画には8Kディスプレイが必要ですが、2020年10月現在HDMI 2.1対応のPC/ゲーム向け8KディスプレイはDisplayPortでの接続が前提です(PS5はDisplayPort非搭載)。今後、AV用途の8KテレビでHDMI 2.1対応が進むため、解像度にこだわるのならば8Kテレビが妥当な選択肢となることでしょう。
■HDMI規格別の対応解像度/フレームレート
大きく変わる仕様のなかで影響も大きいのは描画性能。PS5は4K/3,840×2,160ピクセルにくわえ、8K/7,680×4,320ピクセルに対応と解像度がアップ。さらにフレームレート(FPS、動画1秒間あたりの静止画枚数)は最大120fpsにまで増加します。高フレームレートの映像は「VR酔い」の防止に効果的とされ、VR/ARコンテンツでは特に重要です。
このPS5の高い描画性能を生かせるディスプレイは、上述した解像度/フレームレートをサポートすることはもちろん、PS5と接続するためのケーブルに注目する必要があります。4K/8K解像度と120fps以上のフレームレートをサポートしたディスプレイであっても、接続インターフェイスが条件を満たしていなければ、期待した描画性能は得られません。
4Kディスプレイでいえば、120fps以上のフレームレートに対応した製品を最新HDMI規格「HDMI 2.1」に対応したケーブルで接続することがベストです。4K/120fps以上の性能を備えた製品であっても、PS5との間をHDMI 2.1対応ケーブルで接続しないことには、PS5が持つ描画性能をフルに発揮できません。
8Kの描画には8Kディスプレイが必要ですが、2020年10月現在HDMI 2.1対応のPC/ゲーム向け8KディスプレイはDisplayPortでの接続が前提です(PS5はDisplayPort非搭載)。今後、AV用途の8KテレビでHDMI 2.1対応が進むため、解像度にこだわるのならば8Kテレビが妥当な選択肢となることでしょう。
■HDMI規格別の対応解像度/フレームレート
1.3〜1.4a | 2.0/2.0a | 2.1 | ||
2K | 60Hz | ◯ | ◯ | ◯ |
120Hz | ◯ | ◯ | ◯ | |
4K | 60Hz | × | ◯ | ◯ |
120Hz | × | × | ◯ | |
8K | 60Hz | × | × | ◯ |
120Hz | × | × | ◯(圧縮) |