「5分で完成」って本当?実際に試してみた
テレビCMでよく見る新感覚マットレス、“コアラ“製なら在宅ワーク向けデスク&チェアも快適?
最近では珍しくなくなってきた “在宅ワーク”。記者の職場でも昨年から在宅ワークが取り入れられており、いまや家で仕事をするようになって久しい。
出勤=仕事だった人間にとって、通勤不要の在宅ワークは時間に余裕が生まれてありがたい。その一方で、家の中に仕事環境が整っていないことを実感する。1日中PCに向かう日々には、長時間作業でも快適なワークスペースが欲しいもの。とはいえ、なんとなくでは選べないと優柔不断にしていたら、1年近くも経ってしまった…。
そんな折、快適マットレスで話題の寝具メーカー、Koala Sleep Japanがメールが届いた。なぜコアラ? と思ってメールを開くと、「在宅勤務にぴったりな “コアラワークデスク” は、5分で組み立てられる手軽さが特徴です。ミニチュアBOXをお届けしますので、ぜひ体験してみてください!」と書かれている。ベッドメーカーのデスク?なんで?と思いつつ、とりあえず受け取ってみることにした。
程なくして送られてきたミニチュアBOX。受け取ると、中にはボール紙でできたミニチュアサイズのデスク組み立てキットと砂時計、オーストラリアからの贈り物(クッキーと紅茶)が入っていた。早速紅茶を入れて、クッキーをお皿に並べ、組み立てをはじめてみる。
1枚のボール紙からパーツをポチポチと取り外し、同梱された説明書通りに組んでいく。実物と同様、天板といくつかの脚部、ほか数点のパーツでできており、5分もかからず簡単に完成した。
とはいえ、あくまでボール紙の組み立て。各パーツをはめ込んでいくだけで組み上がることは分かったが、こうなると実物を試してみたい。
そこでKoala Sleep Japanにお願いして、コアラワークデスク(実物)をお借りし、夏の工作気分で組み上げてみた。
■実物も5分でできる? 使い勝手は?
デスクと合わせて、ワークチェアも一緒に送ってくれた。こちらは椅子部分と脚部、キャスター、支柱の4つのパーツが同梱され、これらをはめ込んでいけば完成する。こちらも「組み立ては約5分」と謳われていて、デスクよりもさらに簡単な印象。30代女性(筋力少)一人でも容易に組み立てることができた。
そして肝心のワークデスク。パーツを取り出し、説明書にある通り順番に組み立てていく。組み立て自体は、ミニチュアで試したおかげで迷うことなく作業できたこともあり、30代女性(筋力少)一人でもさほど苦労することなくできた。
ただ、一つずつのパーツはしっかりした質量があるので、ミニチュアとは違ってやっぱりちょっと大変。また天板や左右の脚部など、はめ込み箇所が二つあるパーツは、それぞれがほとんど隙間のないぴったりサイズなので、どちらか一方が少しでもズレているとすんなりはめられない。隙間があると机がガタついてしまうので当然の仕様だが、この点は一人で組み立てするのに若干苦戦してしまい、5分は超過していた。
とはいえ、工具を使ったり、ねじ止めなどすることなく、ただ木のパーツをはめ込んでいくだけなので、それでも7〜8分程度で完成した。簡単なことに変わりはない。DIYに慣れている人ならもっと余裕だろう。それに、簡易的な組み立て仕様なのに、がたつきも一切なく安定していて、頑丈さを感じる。
左右のヘッドホンをかけるフック、デスク上のスマホ/タブレットを縦置きできる簡易スタンド部、ケーブル穴など、PC作業時の机上をスッキリ保つことができる仕様も嬉しいポイント。
そして、木材の質感が良くとても心地よい。素材には高品質なバーチベニヤ合板が用いられ、エッジ部はどこも滑らかに処理されていて、スムースな触り心地。さらさらとして気持ちいいので、ついついデスクを触ってしまう。
抗菌・UV加工済みなので腐食や変色に強いというのも有り難い。またナチュラルなカラーなので、そのままでも、自宅のインテリアに合わせて色をつけてみても良いかもしれない。
また、幅95×奥行き47.5cmと、一人暮らしの部屋にもちょうどよいサイズ感。高さは70cmなので、身長の高い方だと少し低く感じるかもしれないが、簡単に組み立てでき、また解体して収納することも容易にできるので、簡易デスクには十分だ。ちなみに解体はパーツを外していくだけなので、組み立てる時よりももっと簡単。それこそ5分、それ以内にはバラバラにできた。
一緒に使用したワークチェアもオススメ。脚部はホワイト、動かせるロール脚で、質の良さが見てとれる。座面は淡いグレーのファブリックが触り心地よく、上質な生地感で、暑い夏でもベタベタしない。これなら寒い冬もひんやりせず、一年中快適に使えそう。
座り心地はほどよく硬め。沈み込みすぎると腰に悪いし、腰痛が出やすい記者にはありがたい。とはいえ硬すぎても長時間の使用ではお尻が痛くなってくるが、硬すぎるわけではなく、仕事用として考えられた良い塩梅という感じ。ベッドマットレスを手がけるコアラが作っただけあって、用途に適した快適性は、さすがの仕上がりだ。
ワークチェアは高さ調整もできるので、誰でも使い勝手が良さそうだ。デスクとの組み合わせでは、156cmの記者にとってちょうど良いサイズ感で、むしろ長く机に向かっていたくなる心地よさを感じられた。
昨今ではゲーム市場が盛んなこともあり、仕事環境にもゲーム向け家具を使う人が増えている。もちろん、もともと仕事向けに展開されたオフィス家具も多数存在する。当たり前ながらそれらも快適なのだが、若干かっこいい仕上がりが多い印象もあり、インテリアによってはちょっと浮いた存在になることも。
コアラワークデスクは、PC作業を想定した使い勝手を持ちながらも、どこかあたたかい印象の家具らしさも併せ持っている。簡単に収納できる利点もあるので、どんな家でも合わせやすく、使いやすい製品だと思う。
価格はワークデスクが25,000円(税込)、ワークチェアが17,500円(税込)とお手頃だ。120日(約3ヶ月)のお試し期間、5年間の製品保証が付帯するなど、ネット購入でも安心なところもありがたい。「とりあえずダイニングテーブルで仕事を続けている」という人がいれば、今夏いよいよ導入してみるのもオススメだ。
出勤=仕事だった人間にとって、通勤不要の在宅ワークは時間に余裕が生まれてありがたい。その一方で、家の中に仕事環境が整っていないことを実感する。1日中PCに向かう日々には、長時間作業でも快適なワークスペースが欲しいもの。とはいえ、なんとなくでは選べないと優柔不断にしていたら、1年近くも経ってしまった…。
そんな折、快適マットレスで話題の寝具メーカー、Koala Sleep Japanがメールが届いた。なぜコアラ? と思ってメールを開くと、「在宅勤務にぴったりな “コアラワークデスク” は、5分で組み立てられる手軽さが特徴です。ミニチュアBOXをお届けしますので、ぜひ体験してみてください!」と書かれている。ベッドメーカーのデスク?なんで?と思いつつ、とりあえず受け取ってみることにした。
程なくして送られてきたミニチュアBOX。受け取ると、中にはボール紙でできたミニチュアサイズのデスク組み立てキットと砂時計、オーストラリアからの贈り物(クッキーと紅茶)が入っていた。早速紅茶を入れて、クッキーをお皿に並べ、組み立てをはじめてみる。
1枚のボール紙からパーツをポチポチと取り外し、同梱された説明書通りに組んでいく。実物と同様、天板といくつかの脚部、ほか数点のパーツでできており、5分もかからず簡単に完成した。
とはいえ、あくまでボール紙の組み立て。各パーツをはめ込んでいくだけで組み上がることは分かったが、こうなると実物を試してみたい。
そこでKoala Sleep Japanにお願いして、コアラワークデスク(実物)をお借りし、夏の工作気分で組み上げてみた。
■実物も5分でできる? 使い勝手は?
デスクと合わせて、ワークチェアも一緒に送ってくれた。こちらは椅子部分と脚部、キャスター、支柱の4つのパーツが同梱され、これらをはめ込んでいけば完成する。こちらも「組み立ては約5分」と謳われていて、デスクよりもさらに簡単な印象。30代女性(筋力少)一人でも容易に組み立てることができた。
そして肝心のワークデスク。パーツを取り出し、説明書にある通り順番に組み立てていく。組み立て自体は、ミニチュアで試したおかげで迷うことなく作業できたこともあり、30代女性(筋力少)一人でもさほど苦労することなくできた。
ただ、一つずつのパーツはしっかりした質量があるので、ミニチュアとは違ってやっぱりちょっと大変。また天板や左右の脚部など、はめ込み箇所が二つあるパーツは、それぞれがほとんど隙間のないぴったりサイズなので、どちらか一方が少しでもズレているとすんなりはめられない。隙間があると机がガタついてしまうので当然の仕様だが、この点は一人で組み立てするのに若干苦戦してしまい、5分は超過していた。
とはいえ、工具を使ったり、ねじ止めなどすることなく、ただ木のパーツをはめ込んでいくだけなので、それでも7〜8分程度で完成した。簡単なことに変わりはない。DIYに慣れている人ならもっと余裕だろう。それに、簡易的な組み立て仕様なのに、がたつきも一切なく安定していて、頑丈さを感じる。
左右のヘッドホンをかけるフック、デスク上のスマホ/タブレットを縦置きできる簡易スタンド部、ケーブル穴など、PC作業時の机上をスッキリ保つことができる仕様も嬉しいポイント。
そして、木材の質感が良くとても心地よい。素材には高品質なバーチベニヤ合板が用いられ、エッジ部はどこも滑らかに処理されていて、スムースな触り心地。さらさらとして気持ちいいので、ついついデスクを触ってしまう。
抗菌・UV加工済みなので腐食や変色に強いというのも有り難い。またナチュラルなカラーなので、そのままでも、自宅のインテリアに合わせて色をつけてみても良いかもしれない。
また、幅95×奥行き47.5cmと、一人暮らしの部屋にもちょうどよいサイズ感。高さは70cmなので、身長の高い方だと少し低く感じるかもしれないが、簡単に組み立てでき、また解体して収納することも容易にできるので、簡易デスクには十分だ。ちなみに解体はパーツを外していくだけなので、組み立てる時よりももっと簡単。それこそ5分、それ以内にはバラバラにできた。
一緒に使用したワークチェアもオススメ。脚部はホワイト、動かせるロール脚で、質の良さが見てとれる。座面は淡いグレーのファブリックが触り心地よく、上質な生地感で、暑い夏でもベタベタしない。これなら寒い冬もひんやりせず、一年中快適に使えそう。
座り心地はほどよく硬め。沈み込みすぎると腰に悪いし、腰痛が出やすい記者にはありがたい。とはいえ硬すぎても長時間の使用ではお尻が痛くなってくるが、硬すぎるわけではなく、仕事用として考えられた良い塩梅という感じ。ベッドマットレスを手がけるコアラが作っただけあって、用途に適した快適性は、さすがの仕上がりだ。
ワークチェアは高さ調整もできるので、誰でも使い勝手が良さそうだ。デスクとの組み合わせでは、156cmの記者にとってちょうど良いサイズ感で、むしろ長く机に向かっていたくなる心地よさを感じられた。
昨今ではゲーム市場が盛んなこともあり、仕事環境にもゲーム向け家具を使う人が増えている。もちろん、もともと仕事向けに展開されたオフィス家具も多数存在する。当たり前ながらそれらも快適なのだが、若干かっこいい仕上がりが多い印象もあり、インテリアによってはちょっと浮いた存在になることも。
コアラワークデスクは、PC作業を想定した使い勝手を持ちながらも、どこかあたたかい印象の家具らしさも併せ持っている。簡単に収納できる利点もあるので、どんな家でも合わせやすく、使いやすい製品だと思う。
価格はワークデスクが25,000円(税込)、ワークチェアが17,500円(税込)とお手頃だ。120日(約3ヶ月)のお試し期間、5年間の製品保証が付帯するなど、ネット購入でも安心なところもありがたい。「とりあえずダイニングテーブルで仕事を続けている」という人がいれば、今夏いよいよ導入してみるのもオススメだ。