【連載】ガジェットTIPS
寒い日、スマホの電源が突然オフに。これって故障?
もうすぐ冬。冬といえば、スマートフォンが突然シャットダウンする現象に悩まされる季節です。温暖な地域でも冷え込みが厳しい夜や早朝には起こりうる現象で、購入したばかりのスマートフォンでもありえる話ですから、他人事と片付けずに対策したほうがいいですよ。
その対策とは、「スマートフォンをできるだけ冷やさない」、「バッテリー残量を多めに維持する」、「冷やした場合には高い負荷をかけない」の3つ。電圧低下を避けるための寒冷地対策がしっかりとられたスマートフォンも少なからず存在しますが、なぜこれらの対策が必要なのか、一般論をかんたんに説明してみましょう。
できるだけ冷やさないことの理由は、バッテリーの電圧を低下させないため。リチウムイオン電池は低温下では早く電圧が低下し、所定の電圧をわずかでも下回れば保護回路の働きで自動シャットダウンされてしまうのです。
そこで必要になるのが、バッテリー残量を多めに維持すること。残量に余裕があれば、低温によりバッテリーの電圧が下がっても即シャットダウンとはなりにくくなります。残量20%よりは50%、50%よりは80%のほうが自動シャットダウンまでのバッファがある、と理解してもいいでしょう。
もうひとつ、冷やしてしまったスマートフォンで高負荷な処理を行うことも避けましょう。写真の連射やビデオ撮影など負荷の高い処理を行うと、一時的に電圧が低下して自動シャットダウンされることがあるためです。バッテリー残量が70、80%を超えるときでもありうる話ですから、なにか高負荷な処理を行う前には手のひらで温めておくようにしましょう。
その対策とは、「スマートフォンをできるだけ冷やさない」、「バッテリー残量を多めに維持する」、「冷やした場合には高い負荷をかけない」の3つ。電圧低下を避けるための寒冷地対策がしっかりとられたスマートフォンも少なからず存在しますが、なぜこれらの対策が必要なのか、一般論をかんたんに説明してみましょう。
できるだけ冷やさないことの理由は、バッテリーの電圧を低下させないため。リチウムイオン電池は低温下では早く電圧が低下し、所定の電圧をわずかでも下回れば保護回路の働きで自動シャットダウンされてしまうのです。
そこで必要になるのが、バッテリー残量を多めに維持すること。残量に余裕があれば、低温によりバッテリーの電圧が下がっても即シャットダウンとはなりにくくなります。残量20%よりは50%、50%よりは80%のほうが自動シャットダウンまでのバッファがある、と理解してもいいでしょう。
もうひとつ、冷やしてしまったスマートフォンで高負荷な処理を行うことも避けましょう。写真の連射やビデオ撮影など負荷の高い処理を行うと、一時的に電圧が低下して自動シャットダウンされることがあるためです。バッテリー残量が70、80%を超えるときでもありうる話ですから、なにか高負荷な処理を行う前には手のひらで温めておくようにしましょう。