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Apple Musicでの配信アーティストより

ヒゲダン、Ado、久石譲…今、空間オーディオで聴ける邦楽系アーティストをまとめてみた

公開日 2021/12/31 07:00 ファイルウェブ編集部
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Apple Musicが空間オーディオ作品の配信をスタートして、およそ半年。以前からAmazon Music HDなど一部サービスでは配信されていたものの、この時を境に、「空間オーディオ」の認知度・需要が一気に高まったように思う。

ただ、ローンチ当初、邦楽系アーティストの空間オーディオ楽曲は皆無と言える状況だった。そのためスルーしていたり、ちょっと試してみたものの「洋楽系のアーティストや古典ロック・ジャズ・クラシックは普段聴かないからよく分からない」と、聴かずじまいになっている方も多いのではないだろうか。

しかし、実はこの半年で邦楽系の楽曲もかなり増えてきている。そこで今回は、2021年末時点での「Apple Musicで空間オーディオ作品を配信している邦楽系アーティスト」をまとめて紹介しよう。

ヒゲダンやAdo、久石譲など空間オーディオ対応の邦楽アーティストをまとめてみた

ヒゲダン、Ado、久石譲…多くのアーティストが配信開始!

邦楽系アーティストの中だと、Official髭男dismが8月リリースのニューアルバム「Editorial」で、いち早く空間オーディオ作品の配信を開始。過去作品も“空間オーディオ対応で続々と発表されていく予定”だとしており、現時点では1stアルバム「エスカパレード」が対応している。ちなみにヒゲダンは、近年のライブBlu-rayにも空間オーディオ(ドルビーアトモス)音声を採用するなど、日本でも特に空間オーディオに力を入れているアーティストと言えるだろう。

また、2021年トップクラスのヒットシンガー・Adoも、早くから空間オーディオに対応したアーティストのひとり。代表曲の「うっせぇわ」をはじめ、最新シングルの「阿修羅ちゃん」も対応していたりと、今後も続々と空間オーディオ作品をリリースしてくれそうだ。

ロック系だと、GLAYの新作「FREEDOM ONLY」も空間オーディオ版を配信中。そのほかにも映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の主題歌としても人気を博した[Alexandros]「閃光」や、SEKAI NO OWARIの新譜「Diary」など、人気バンドも続々と配信スタートしている。

また、最近では作曲家・ピアニストの久石譲も空間オーディオ作品の配信をスタート。“日本の夏”を象徴するようなピアノ曲「Summer」などは、空間オーディオで聴いてみると臨場感が段違いで、さながらコンサートホールにいるかのよう。

臨場感という意味では、UVERworldのライブアルバム「KING’S PARADE 男祭り FINAL at Tokyo Dome 2019.12.20 Complete Edition」もおすすめしたい。楽曲はもちろんのこと、“あえて”MCパートを聴いてみてほしい。自分の周りで拍手が鳴り響くさまは、まさにライブ会場の空気感だ。

ほかにも浦上想起「White Christmas」やmeiyo「なにやってもうまくいかない」では、空間オーディオであることを最大限に活かしたサウンドが楽しめる印象。邦楽ではないものの、K-POPアーティスト・BTSの「Butter」や、人気オープンワールドゲーム『原神』のサウンドトラックなども空間オーディオ版が配信されている。

全てを網羅したとは言い難いが、上で紹介したものを含む、空間オーディオ作品を配信している邦楽系アーティストは以下の通りだ。

・Ado
・[Alexandros]
・GLAY
・meiyo
・Novelbright
・Official髭男dism
・SEKAI NO OWARI
・UVERworld
・Vaundy
・ずっと真夜中でいいのに
・浦上想起
・神はサイコロを振らない
・久石譲

「空間オーディオを楽しむには、専用のイヤホンが必要なのでは」と思う方もいるかもしれないが、Apple Musicの場合、同社製イヤホン/ヘッドホンを使えば“ベストな体験が得られる”としているものの、基本的に普通のイヤホン・ヘッドホンでも楽しむことができる。

さらにApple Musicは無料体験期間も用意。つまりお手持ちのスマホとイヤホンだけで、十分に空間オーディオを体験することができるのだ。なお、Androidスマホ・タブレットを使用している場合は、機器がドルビーアトモスに対応している必要があるため注意していただきたい。

空間オーディオは、今の音楽界隈でも特に注目度の高いトピックのひとつであり、今後ますます広がっていくことが予想される。身近なアーティストの楽曲が増えてきているこの機会に試してみてはいかがだろうか。

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