【連載】ガジェットTIPS
ホームルーターを導入するなら注意したい、2つのポイント
4G/5G回線を自宅でWi-Fiによりシェアする「ホームルーター」が人気です。5G回線のエリアは発展途上の段階ですが、4G回線でもそこそこの速度を出せるうえ工事や配線が不要、コンセントにつなぎ窓際近くに設置するだけで快適な宅内ワイヤレス環境を構築できます。
しかし、ホームルーターは万能ではありません。自宅が5Gエリア内であれば、実効ベースで200、300Mbpsを超える高速インターネットアクセスが可能になるものの、導入前に理解しておきたいウイークポイントが2つ存在します。
そのひとつが「PING値の高さ」。PING値とは、データの送受信にかかる時間を数値化したもので、回線のレスポンスや応答速度を表します。この値が低いほうが応答速度/レスポンスに優れることを意味しますが、光ファイバー回線と比較すると4G/5G回線を使うホームルーターは多少高めです。FPSオンラインゲームのように低遅延が求められるコンテンツを利用する場合には、不利になることを覚悟したほうがいいでしょう。
登録した住所以外での利用が原則できないという点にも理解が必要です。2022年2月現在、大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)系列のホームルーターはすべて登録住所での利用が求められるため、自宅以外では使えません(住所変更手続きすれば可)。移動先で使うと契約違反としてペナルティが課されることもあるなど、モバイルルーターのように持ち運びはできないので注意しましょう。
しかし、ホームルーターは万能ではありません。自宅が5Gエリア内であれば、実効ベースで200、300Mbpsを超える高速インターネットアクセスが可能になるものの、導入前に理解しておきたいウイークポイントが2つ存在します。
そのひとつが「PING値の高さ」。PING値とは、データの送受信にかかる時間を数値化したもので、回線のレスポンスや応答速度を表します。この値が低いほうが応答速度/レスポンスに優れることを意味しますが、光ファイバー回線と比較すると4G/5G回線を使うホームルーターは多少高めです。FPSオンラインゲームのように低遅延が求められるコンテンツを利用する場合には、不利になることを覚悟したほうがいいでしょう。
登録した住所以外での利用が原則できないという点にも理解が必要です。2022年2月現在、大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)系列のホームルーターはすべて登録住所での利用が求められるため、自宅以外では使えません(住所変更手続きすれば可)。移動先で使うと契約違反としてペナルティが課されることもあるなど、モバイルルーターのように持ち運びはできないので注意しましょう。