「Siriは賢くない」は誤解？こんな問いかけで便利に使いこなせます

iPhoneの音声アシスタントSiriはいまや、何ができるというか「逆にできないことって何？」と聞きたくなるくらいの万能ぶり。それに登場当初はこちらが聞き方や言い回しを丁寧に整えないと話が通じにくい印象もありましたが、今はそんなこともなく、砕けた聞き方もちゃんと解釈して答えてくれるようになりました。

そこで改めてSiriへのお願いの例をいろいろピックアップ。ざっと目を通していただければ、「こんなことまでしてくれるんだ」「こんな砕けた言い方でもわかってくれるんだ」「言い回しがいろいろ変わっていてもだいじょうぶなんだ」と、Siriさんの対応力を実感できるはずです。これまでSiriにとっつきにくさを感じて使っていなかった方も、これからはぜひもっと気軽にSiriに話しかけてみてください。

●アラーム：以下のいずれの言い回しでも同じく16時30分にアラームをセットしてくれます。
「16時30分になったら教えて」
「16時30分にアラーム」
「アラーム16時30分」
「アラーム、10分」（16時20分に）
→Siri「アラームを16時30分に設定しました」

●タイマー：以下のいずれの言い回しでも同じく15分のタイマーをセットしてくれます。
「15分経ったら教えて」
「15分のタイマー」
「タイマー、15分」
→Siri「15分のタイマーを開始します」

●スケジュール確認：すぐに表示してくれるので、聞き方を工夫すればカレンダーアプリより手早く確認できます。
「6月26日って予定あるっけ？」→Siri「日曜日の予定が3件あります」
「7月の最後の週末の予定」→Siri「予定が見つかりました」
「次のデートの予定っていつだっけ？」→→Siri「“デート”という予定は今後3カ月の間に1件も見つかりませんでした」

●天気：「明日の天気は？」等だけでなく様々な質問に対して天気情報で答えてくれます。
「雨降るかな？」→Siri「今日は雨が降らないようです」
「明日って傘持ってった方がいい？」→Siri「明日雨は降らないようです」
「明日って洗濯物干せる？」→Siri「明日はあまり晴れないでしょう。一時曇りとなる見込みです」

●割り勘：割り切れない金額の場合は割り切れるように数円足してから計算してくれますし、それらの数字は画面にも表示されるのでちゃんと確認できます。
「9680円を3人で割り勘」→Siri「1人あたり3227円です」

●諸々の換算：もちろん為替レート等も反映してくれます。
「980円っていま何ドル？」→Siri「答えは7米ドル22セントです」（※記事執筆時のレート）
「クパティーノはいま何時？」→Siri「アメリカ、カリフォルニア、クパティーノは0:53です。」
「15日後って何日？」→Siri「2022年7月8日金曜日です」

●相談：Siriも万能ではありません。
「明日はいいことあるかな？」→Siri「明日の予定が4件あります？」
「もう疲れたよ」→Siri「人間にも機械にも、時には充電が必要です。少し休んでください」
「これからもずっと一人なのかなあ」→Siri「すいません、よくわかりません」