月額790円
Netflix最安「広告つきベーシックプラン」開始。非対応デバイス多数のため要注意
Netflixは、月額料金を抑えた新プラン「広告つきベーシック」を、本日11月4日午前1時から提供開始した。
その名の通り、視聴中に広告が表示されるなどの制約があるかわりに、月額790円(税込、以下同)と、Netflixでも最安料金で利用できるプラン。値上げラッシュの昨今、少しでも出費を抑えられるところが魅力的ではあるが、視聴環境にも制約があるため、あらかじめ確認しておきたい。
■スマホやストリーミングデバイスなど…あなたの視聴環境は対応してる?
まずは広告つきベーシックプランの内容をおさらいしておこう。Netflixではコンテンツ画質や機能に応じて異なるプランを用意しており、これまでは「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」の3プランを展開してきた。新たに追加された「広告つきベーシック」は月額790円と、ベーシック(月額990円)より200円安い料金設定となっている。
そのかわり、映画やドラマを視聴していると1時間あたり平均して約4分の広告が表示される。また、一部の映画やドラマはライセンスの関係上視聴できず、作品をダウンロードしてのオフライン再生にも対応していない。ただし画質については、通常のベーシックプランと同じHD画質で視聴可能。ちなみに広告は早送り/巻き戻しはできないものの、一時停止は可能だ。
契約や視聴方法など、基本的な使い方は他のプランと特に変わりはない。ただしデバイスの対応状況が他プランとは異なっているため、いざプランを切り替えてみたら、今までのように視聴できなくなってしまう可能性がある。
特に気をつけたいのがストリーミングデバイス。たとえばGoogleの“Chromecast”シリーズでは、9月に発売された最新モデル「Chromecast with Google TV」のみが対応している。それ以前に発売された「Chromecast」「Chromecast Ultra」などでは再生できないため、Chromecastユーザーでプラン変更を考えている方はデバイスのチェックを忘れずに行っておきたい。
また、アップルの「Apple TV」は世代を問わず、現在のところ非対応。一方でAmazonの“Fire TV”シリーズはアップデートすれば使えるようになる。
「PlayStation」はPS5、PS4が対応しているものの、PS3は非対応。Macは問題ないが、Windows PCの場合、ウェブブラウザからのみ視聴可能で、PC用アプリは非対応とややこしいので、こちらも要注意だ。
iPhone/iPad/iPod touchはiOS 15以降、Androidスマホ/タブレットはバージョン7以降での対応なので、古い機種を使っている方は念のためチェックしておきたい。
そしてAndroid TVなどを搭載したスマートテレビ製品や、Netflix対応BDプレーヤーなどその他のデバイスは、製品数が膨大なこともあってか、再起動やアップデートしても再生できない原因は「調査中」としており、協力してくれる場合はカスタマーサービスまで連絡して欲しいとのこと。
チリも積もれば……となるべく安いプランを変更しても、そのために視聴デバイスを新調するとなったら元も子もない。広告つきベーシックプランを検討している方は、視聴環境が問題なさそうかどうかも確認しておこう。
その名の通り、視聴中に広告が表示されるなどの制約があるかわりに、月額790円(税込、以下同)と、Netflixでも最安料金で利用できるプラン。値上げラッシュの昨今、少しでも出費を抑えられるところが魅力的ではあるが、視聴環境にも制約があるため、あらかじめ確認しておきたい。
■スマホやストリーミングデバイスなど…あなたの視聴環境は対応してる?
まずは広告つきベーシックプランの内容をおさらいしておこう。Netflixではコンテンツ画質や機能に応じて異なるプランを用意しており、これまでは「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」の3プランを展開してきた。新たに追加された「広告つきベーシック」は月額790円と、ベーシック(月額990円)より200円安い料金設定となっている。
そのかわり、映画やドラマを視聴していると1時間あたり平均して約4分の広告が表示される。また、一部の映画やドラマはライセンスの関係上視聴できず、作品をダウンロードしてのオフライン再生にも対応していない。ただし画質については、通常のベーシックプランと同じHD画質で視聴可能。ちなみに広告は早送り/巻き戻しはできないものの、一時停止は可能だ。
契約や視聴方法など、基本的な使い方は他のプランと特に変わりはない。ただしデバイスの対応状況が他プランとは異なっているため、いざプランを切り替えてみたら、今までのように視聴できなくなってしまう可能性がある。
特に気をつけたいのがストリーミングデバイス。たとえばGoogleの“Chromecast”シリーズでは、9月に発売された最新モデル「Chromecast with Google TV」のみが対応している。それ以前に発売された「Chromecast」「Chromecast Ultra」などでは再生できないため、Chromecastユーザーでプラン変更を考えている方はデバイスのチェックを忘れずに行っておきたい。
また、アップルの「Apple TV」は世代を問わず、現在のところ非対応。一方でAmazonの“Fire TV”シリーズはアップデートすれば使えるようになる。
「PlayStation」はPS5、PS4が対応しているものの、PS3は非対応。Macは問題ないが、Windows PCの場合、ウェブブラウザからのみ視聴可能で、PC用アプリは非対応とややこしいので、こちらも要注意だ。
iPhone/iPad/iPod touchはiOS 15以降、Androidスマホ/タブレットはバージョン7以降での対応なので、古い機種を使っている方は念のためチェックしておきたい。
そしてAndroid TVなどを搭載したスマートテレビ製品や、Netflix対応BDプレーヤーなどその他のデバイスは、製品数が膨大なこともあってか、再起動やアップデートしても再生できない原因は「調査中」としており、協力してくれる場合はカスタマーサービスまで連絡して欲しいとのこと。
チリも積もれば……となるべく安いプランを変更しても、そのために視聴デバイスを新調するとなったら元も子もない。広告つきベーシックプランを検討している方は、視聴環境が問題なさそうかどうかも確認しておこう。