PART3.「良質な低音を生み出すため各社が工夫を凝らす」
パワフル重低音を楽しめるイヤホンは? ポイントは「内部構造」にアリ!【完全ワイヤレス特集】
芸術の秋。毎日の生活はもちろん、旅行や夜長のお供に。完全ワイヤレスイヤホンの注目作をピックアップしました。あなたにぴったりのアイテムをこの特集で探してみてください!
カラダを揺さぶるような重低音を感じたいなら、ドライバーの大きさや音響構造にも注目してみてください。重低音の表現にこだわりのあるイヤホンは、空気の量をより多く届けてくれる大口径のドライバー(一般的なイヤホンは6mm前後)、磁力を強化したマグネット、エアフローを最適化した音響構造などを持っていることがほとんどだからです。
このジャンルの覇者といえるのがAUDIO-TECHNICA。深く沈みつつキレのある低音が持ち味です。そのほかヒップホップカルチャーと接点を持つBEATS BY DR.DREやSOUL、現代的なサウンドとデザインで注目度を高めるKINERAやPHILIPSもお薦めのアイテムです。
BEATS BY DR.DRE「Beats Fit Pro」¥28,800(税込)
どんな耳にもフィットしやすいように、数千人の耳型データから導き出した、イヤホン本体と一体化したウイングチップを採用。Apple H1チップ採用でiPhoneとの相性も抜群です。小型ながらドライバー口径は9.5mm、環境適応型のスマートなアクティブノイズキャンセリングも搭載しています。
PHILIPS「TAT4556」直販サイト価格¥9,790(税込)
大口径12mmドライバー搭載、やや大柄なフィルムながら人間工学に基づく設計で、意外と装着性にも優れたイヤホン。音もまた意外で、ワントーンカラーのおしゃれで爽やかな見た目とは裏腹に、低音ズンズン、迫力のサウンドが持ち味です。ノイキャンやIPX4防滴仕様など、お値段以上の高機能!
AUDIO-TECHNICA「ATH-CKS50TW」直販サイト価格¥18,480(税込)
スピーディーでタイトな低域と煌びやかな中高域。そんな質の高いスリリングな重低音をコンパクトな完全ワイヤレスに落とし込むために新設計した薄型&大口径の9mmドライバーを搭載。独自設計のアコースティックダクトなど創意工夫が満載。ちなみにノイキャンも搭載、アプリも充実!
KINERA「Yh802」¥16,990(税込)
スティック型で装着性がよく、それでいて低域の量感もたっぷり。プレートに鮮やかなハンドペインティングが施されたデザインも含めて、とっても個性的な新鋭KINERAの完全ワイヤレス。ハイブリッド振動板を搭載した、カスタムメイドの10mmドライバーを搭載。ノイキャンも付いてます。
SOUL「S-LIVE30」直販サイト価格¥3,980(税込)
エントリークラスの重低音モデルといえば、SOUL。4,000円未満という驚きの価格と小さなボディからは想像できない、ズンズン系の重低音が楽しめます。10mm口径のドライバー搭載で、60msの低遅延モードも。YouTubeなどの動画視聴にもお薦めできるアイテムです。
※この記事は「プレミアムヘッドホンガイドVOL.28」に掲載された、完全ワイヤレスイヤホン特集に一部、加筆・修正を加えた内容になります。