優秀録音ハイレゾ音源レビュー

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モーツァルト:レクイエム

カール・ベーム(指揮)/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 クラシック FLAC WAV
96kHz/32bit
レーベル:Deutsche Grammophon 配信サイト:e-onkyo music

ピリオド奏法を取り入れた近年の演奏とはテンポもアーティキュレーションも大きく異なるが、ダイナミクスの深さや合唱のスケール感など、現代の聴き手にも説得力を持って迫ってくる部分も多い。CDで聴き慣れた音に比べて合唱のセパレーションが高く、音の重なり具合や和音の進行を精密に聴き取ることができる。音場空間がCDよりもひと回り以上大きく感じるが、そのおかげで見通しの良さが生まれ、フォルテの響きが伸びやだ。

(192kHz/24bit FLACで試聴)

総合点 9.3
低域の伸び9.2点 高域の伸び9.1点 セパレーション9.3点 ディテール9.4点 透明感9.4点 空気感9.2点 質感9.3点 静寂感9.1点 残響 奥行き 音像 アタック