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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
Meteora
Linkin Park ロック 無 FLAC96kHz/24bit 48kHz/24bit
レーベル:Warner Records 配信サイト:e-onkyo music
■高橋 敦レビュー
2003年発売、Linkin Parkを代表する一枚というか現代の「ラウドロック」の基準、スタンダードを確立した作品のひとつと言ってもよいであろう作品。この作品以降の「ラウドな音作り」は近年においては日本のポップス、女性シンガーのサウンドなどにも普通に用いられており、その源流を体感してみるのも面白いかも?ということで改めて取り上げてみた。ギターはもう「Linkin Parkのチューニング」で話がほぼ通じる、全体を半音下げ+6弦をさらに一音ドロップというチューニング。最低音となる6弦開放の音程はCでBlack Sabbathが多用するチューニングとも重なるが、しかしその低さの使い方は両者で全く異なる。死体袋を引きずるような重みを感じさせるサバスに対して、こちらは重さと速さを同時に備える、スピード感のあるローになっている。このキレが「現代のラウドロック的なロー」というわけだ。
(FLAC 96/24にて試聴)
総合点
9.2点
低域の伸び9.2点
高域の伸び9.2点
セパレーション9.3点
ディテール9.2点
透明感9.2点
空気感9.1点
質感9.2点
静寂感9.3点
残響
奥行き
音像
アタック