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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集2
F.P.ツィンマーマン、ヘルムヒェン クラシック 無 FLAC FLAC(マルチチャンネル)96kHz/24bit
レーベル:BIS 配信サイト:e-onkyo music
■山之内 正レビュー
ツィンマーマンとヘルムヒェンのベートーヴェン第2弾は「春」を含む3作品を収録。ベルリンで収録した第1弾とは異なり、今回はデュッセルドルフの小規模なホールで録音しているが、プロデューサー兼バランスエンジニアは前回と同様、Take5のハンス・キプファーがつとめている。クリス・マーネ作の平行弦ピアノが生む混濁のない響きがヴァイオリンの表情を際立たせるとともに、ピアノの役割の大きさを聴き手に強く印象付ける。ハイレゾで再生するとヴァイオリンの音像がリアルな3次元イメージで浮かび上がる。
(FLAC 96/24にて試聴)
総合点
9.5点
低域の伸び9.4点
高域の伸び9.5点
セパレーション9.4点
ディテール9.4点
透明感9.5点
空気感9.5点
質感9.5点
静寂感9.4点
残響
奥行き
音像
アタック