HOME > レビュー > デジタルオーディオ > 優秀録音ハイレゾ音源レビュー
レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番、第14番、第15番
指揮:アンドリス・ネルソンス、ボストン交響楽団 クラシック 無 FLAC96kHz/24bit
レーベル:Deutsche Grammophon (DG) 配信サイト:e-onkyo music
■山之内 正レビュー
ネルソンスとボストン響のショスタコーヴィチ第5弾。今回は最初期と後期の交響曲3曲に加えて室内交響曲も収録しており、CDでは2枚組の構成だ。このコンビによるショスタコーヴィチは新録音を発売するごとに話題に上り、人気も着実に上昇。2018年から2020年にかけて録音された今回の作品群にもその勢いが感じられ、切れの良い解釈と躍動感のある演奏を味わうことができる。第14番はオポライスとツィムバリュクの独唱が秀逸。打楽器と弦楽器の低音はインパクトの強さだけでなく、オープンで動きのある響きをとらえている。
(FLAC 96/24にて試聴)
総合点
9.4点
低域の伸び9.5点
高域の伸び9.3点
セパレーション9.3点
ディテール9.4点
透明感9.3点
空気感9.4点
質感9.3点
静寂感9.3点
残響
奥行き
音像
アタック