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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
ハイドン:交響曲集 Vol. 12
指揮:飯森範親、日本センチュリー交響楽団 クラシック 無 FLAC DSD(2.8MHz) DSD(11.2MHz)192kHz/24bit 96kHz/24bit
レーベル:EXTON 配信サイト:e-onkyo music
■山之内 正レビュー
シリーズ第12弾となる今回は1780年前後に書かれた第83番、第79番、第75番の3曲に楽劇《薬剤師》序曲を加えた構成。エステルハージ家の楽長時代に書いた作品群は楽器も増えて音響的な厚みがあり、第75番では後から追加したトランペットとティンパニの効果でスケールの大きなサウンドも楽しめる。この曲では第2楽章のチェロや第3楽章のヴァイオリンの独奏も聴きどころ。アルバム全体を通して透明感と切れの良さが両立し、今回も録音のクオリティは非常に高い。2021年大阪ザ・シンフォニーホールでライヴ録音。
総合点
9.5点
低域の伸び9.4点
高域の伸び9.4点
セパレーション9.4点
ディテール9.5点
透明感9.4点
空気感9.4点
質感9.5点
静寂感9.4点
残響
奥行き
音像
アタック