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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
バッハ＆ヘンデル：アリア集
サビーヌ・ドゥヴィエル、指揮：ラファエル・ピション、ピグマリオン クラシック 無 FLAC96kHz/24bit
レーベル：Warner Classics 配信サイト：e-onkyo music
■山之内 正レビュー
ドゥヴィエルの声は繊細で澄み切った音色に特長があり、バロック作品との相性の良さは疑う余地がない。最近は近代の作品も含めてレパートリーを広げているが、バッハとヘンデルの音楽では水を得た魚のように生気みなぎる歌唱を聴かせる。《ジュリオ・チェーザレ》の陰影に富んだアリアから、バッハのカンタータ第51番の明るい高音の輝きまで、音色の幅の広さは驚くばかり。ピション率いるピグマリオンの躍動的な演奏からも耳が離せない。
（FLAC 96/24にて試聴）
総合点
9.3点
低域の伸び9.2点
高域の伸び9.3点
セパレーション9.1点
ディテール9.2点
透明感9.4点
空気感9.4点
質感9.3点
静寂感9.3点
残響
奥行き
音像
アタック
